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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第4章 第1回イベント:武術大会
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お前、魔法使いになるのか?

ステータスの計算間違えてました。すみません。今回からのステータスが正確な数値です。

 


「報酬かも〜ん」



 顔のマサキ化だけはならないといいな。


 ━━━━━━━━━━━━━━━

『ダイヤモンド:ジュエルゴーレム』を討伐しました。

『ダイヤモンド』×30入手しました。

『オリハルコンのインゴット』×20入手しました。

『アダマントのインゴット』×10入手しました。

『ルビー』×20入手しました。

『サファイア』×20入手しました。

『エメラルド』×20入手しました。


 レベルが5上がりました。 50SP入手しました。


『剣王』スキルレベルが4上がりました。

『刀術』スキルレベルが15上がりました。

『自然魔法』スキルレベルが23上がりました。

『不死鳥化』を習得しました。


『刀術』スキルは『刀王』スキルに進化しました。


 称号『三王の覇気』を獲得しました。

 称号『不死鳥』を獲得しました。


『二王凱旋』は『三王の覇気』に統合されます。

 ━━━━━━━━━━━━━━━



「はぁ......?」


 今の俺はポカーンとしてる。なんか、色々と凄いことになってる。何?『不死鳥化』って。俺、死ななくなったの?



「どうだ? ルナもビックリしただろ?」


「あ、あぁ。スキルと称号に度肝を抜かれてる」


「称号? また何か取ったのか?」


「うん。字面的に一二を争うレベルのヤバい称号だと思う」



 なんだよ『不死鳥』って。死なない上に鳥になるのかな? 落ち着いたら詳細確認をしないと。



「それって教え「ダメです」よねぇ!」


「マサキ、思わないか?......武術大会で当たった時に知りたい、ってさ」


「......なるほど、それもありだな」



 ちょろい。


 武術大会で当たったら有無を言わさずスキルを叩き込むからな。死に物狂いで勝ちを取りにいく。



「ふふっ、ルナ君が悪い子になってるね!」


「ですね! あれはマサキ君、やばいんじゃないですかね......」


「しょうがないわよ。マサキが戦闘狂なのが悪いもの」



 女性陣が何か言ってら。俺は知らんぞ。


 でもマサキ、ルヴィさんに戦闘狂扱いされてるのか......おもしろ。




「じゃあ、街に戻ろうぜ? ガーディ君にボス戦の話をしないとだろう?」


「そうだな! 皆、行こうか! それとお疲れ様!」


「忘れてたな。皆お疲れ〜」


「「「お疲れ様〜」」」



 ガーディ君、どっちの広場に送られたんだろう? イニティ? ロークス?


















『『『ゴゴゴゴゴゴ!』』』




「道中にもめんどくさいモンスターはいるんだな。マサキ頑張れ」


「はぁ!? んな事言ってねぇでお前も手伝え! 魔法かなんかあるだろ!」



 俺達は今、王都ロークスへの帰り道で3体のゴーレムと戦っている。



「魔法より刀を使いたいお年頃なんだ、許してくれ」


「......その刀で斬れてたら俺も文句は言わねぇんだよな」



 そう、俺の刀はゴーレムに弾かれている。


 やっぱりゴーレムはアホほど硬いということを再認識した。それと、ここまでステラを使わずに来たからどうせなら最後まで使いたくないんだよな。


 ............はい、出し惜しみです、ごめんなさい。



「ソル〜! 一体消し飛ばして〜」


「は〜い」



 ドッゴォン!



『ゴゴゴ......』


「「「「「 うっわぁ......」」」」」



 ゴーレムに綺麗な風穴が空いている。一体どんな威力をしてるんだろうか......



「ってかどうしてソルも驚いてんだ?」


「いや、新しい魔法を試してみたらね? 想像以上に効果が発揮するのを忘れてたの!」


「そ、そっすか」



 ソル、新しい魔法を作ってたんだ。お兄さん、知らなかったよ。......あっ『ハイヒール』も知らなかったな。俺、知らない事多すぎだろ。



「ルナ君にもかけてあげるね!『パワーアップ』!」


「おぉ?......おぉ! ありがとう!」



 ソルに魔法をかけられるとSTRの値が......これ、何倍だ? 多分1.2倍かな?



「マサ吉! 一体はそっちでやれよ!」


「マサ吉じゃない! それともうやってる! お前がもう片方を持ってくれ!」


「すまぁぁん!」



 話してる場合じゃなかった。早くカバーしに行かないと。



「っほい!」



 キン!



『ゴ?』



 片方のゴーレムに刀を刺そうとしてみたが、やっぱりダメでした。


 ............出し惜しみ、もう辞めます。



「ステラ、『魔纏』」



 刀を仕舞い、ステラを呼び出す。

 ステラは顕現で出せるので、インベントリから出す手間がないのですごく便利だ。



 ザンッ!



『ゴゴゴ!?』



「ふはっ! 斬れるねぇ!」


「はっ!? ルナさんマァジィ? ってか何だその剣。気になる!」


「マサキが先にゴーレム倒したら教えてやる......よ!」



 ザシュッ!



『ゴゴ!』



 魔纏したステラならゴーレムでもサクサク斬れる。......だが、耐久値の消耗が少し激しいな。

 一撃で3も削れてる。......流石に魔法も使お。



「早めに決めるぞ?」


「ちょっ! ちょっと待ってくれぇ!」


「ダメです」


「んなぁぁぁ! その剣、その剣を教えてくれよぉぉ!」


「なら早く倒す事だ。手札を見せびらかす程、俺はバカじゃな〜い!」


「ちくしょう! 言い返せねぇ!」



 全く......人がゴーレムにトドメを刺そうとしてる所に話しかけるなんて......



「じゃ、仕舞ってと。『イグニスアロー』『アウラ』」



 大丈夫。今回はちゃんと制御してる。込めるMPを既定の量にしておいたからな!



『ゴゴゴ!』



「おろ? こっちの方がめちゃくちゃ効率良いな」



 僕ちゃん、気づいちゃった。イグニスアローに馬鹿みたいにMPを込めるより、アウラと併用するとMPの消費効率が良い事に。



「じゃ、ぶっ刺せぇ!」



 ドロドロ......



『ゴガ......』



 残ったゴーレムの残骸がポリゴンになって散る。



「マサキ、残念!」


「ちぃぃくしょおぉぉ!」



 そんなにステラが気になるのか。......まぁ、銀色に輝いて、綺麗でカッコイイもんな。......それに魔纏してたから紫にも光ってたし。



「んじゃ、サポート行くぜぇ!」


「うわぁん! でもサンキュー!」



 めっちゃ気になってんじゃん......見せてあげないけど。



「ほれ、『イグニスアロー』『アウラ』足を溶かせ」



 今回はサポートだからな、足を狙う。



 ドロ......



『ゴゴゴゴゴゴ!』


「サンキュー育休有給!『魔剣術:炎剣』!」


「何言うとんねん」



 あっ、マサキの前で関西弁が出ちまった。...何気に初めてだよな?



 ザクッ! ザクッ!



『ゴゴ......』



 ゴーレムがポリゴンになった。



「お疲れさん」


「お疲れ、助かったよ」


「お疲れさま〜!」


「「お疲れ様です〜」」



「いや〜中々にめんどくさい戦いだったな」


「そうだな。お前が最初からゴーレムを溶かしてたらどんなに楽だったろうか......」


「そんな事ちりまちぇん。刀が好きなので」


「そういや弾かれても使ってたもんな......そんなに好きなのか?」


「めっっっちゃ好き。武器の中で1番好きだな。綺麗でカッコイイし、強いからな。扱いに慣れているという面もあって、1番好きな武器だ」



 道場で木刀やら刀やらを振りまくったからな。

 その時に刀の手入れの方法まで教えてもらった。......物騒だな。




「そ、そっすか。そういや戦ってる時に思ったんだが......」



 ま、まさか......!!!




「ルナは魔法使いになるのか?」


「はい?」




 これこそ何言うとんねん。関西弁について言われるんかと思ってたわ。......はっ!




「えっとな、魔法使いの職業に就くのかな〜って思ってな」


「は? なぜそう思う。俺はこの先も多分『剣士』で行くぞ?」


「いや、ルナも『火属性魔法』を取ったんだろ? それならパワーを求めてこれから魔法使いになるのかな? って思ったんだ」


「ん? 話がおかしい気がするんだが......何かあったのか?」



 ここまで話が飛び飛びなマサキは初めて見る。きっと何か考えながら話しているんだろうな。



「その......な。同じ火属性魔法を使うやつが周りに殆どいなくてな......仲間が欲しかったんだ」


「え? ルヴィさんがいるじゃん」


「いや、そうじゃないんだ。正確には『剣士で火属性魔法』を使うやつが殆どいないんだ。

 掲示板の皆も、雷属性とか、氷属性とかを取っててな......ほら、まだ他の属性魔法の習得の仕方ってプレゼントのやつ以外ないだろ? だから、数が少ないんだ」



 あ......もしかして『魔法士ギルド』をご存知ない感じかな?



「ソル、これは流石に教えとく? 可哀想になってきた」



 俺も基本ぼっちだったからな。......陽菜以外の友達がいなかっただけだが。



「そうだね。マサキ君、魔法士ギルドに行くといいよ。そこのギルドに所属すれば他の属性魔法を覚えられるから」


「あ、一応言っとくと冒険者と一緒にできるからな。そこら辺の心配はしなくていいぞ」


「......ま、マジ? それは本当か!?」


「私もそれはすっごく気になります!」



 ルヴィさんもか。


 というか1つ気になったことがあるんだけど。




「なぁ、王都の探索はしていないのか?」



「「「してない / です」」」


「「......はぁ」」



 以前のフォレストウルフ戦の時も思ったが、自分で情報を集めなさすぎだろ。他人の又聞きだとその情報が間違ってた時に大変なことになるぞ。



「まぁ、とりあえず行ってこい。武術大会までお勉強コースだな」


「どうしてだ?」


「それは魔法士ギルドに所属すれば分かる。ちなみに、ソルは3属性の魔法を使えるぞ」


「ほ、本当か? なら「ソルに教えてもらうのはナシで」......え〜」



 当たり前だろう、ソルは俺の彼女だぞ。一緒にいたいと思うのは当然だ。

 それに教えてもらって覚えられるものではないからな、魔法は。



「ふふっ、ちゃんと読んだら覚えられるから大丈夫だよ?」


「......頑張ります。俺、読書苦手なんだよなぁ〜」


「マサキは何の属性を覚える気なんだ?」


「ん? そうだな、『氷属性』かな?」


「なんで氷を? 理由があるのか?」




「ルナは知らないのか? 次のアップデートで水分値とか空腹値が追加されるんだぞ? だから俺は飲み水確保のために氷を選ぶんだ。氷を火で溶かせば水になるし、何よりもカッコイイからな!」




 知らなかった......それと最後のが1番大きな理由だろう。



「そうだったのか。まぁ、今までが異常な感じだったしな、情報ありがとう。それと氷を選んだ理由は分かった」


「うんうん、きっとルナなら分かってくれると信じていたぞ!」





「そうか。で、マサキは魔法使いになるのか?」




 さっきマサキがした質問を俺がした。







「ならねぇよ! 俺は魔剣士だ!」







 ━━━━━━━━━━━━━━━

 名前:ルナ Lv63→68

 所持金:515,540L

 種族:人間

 職業:『剣士』

 称号:『スライムキラー』

 所属ギルド:魔法士 冒険者 (E)


 HP:720→770

 MP:1,220→1,270<500>

 STR:2,640→2,690(200SP)

 INT: 640→690

 VIT: 1,140→1,190(50SP)

 DEX: 2,140→2,190(150SP)

 AGI: 840→890(20SP)

 LUC:320→345

 CRT:45→48


 残りSP:210→260


『取得スキル』


 戦闘系


『剣王』Lv93→97

『王弓』Lv89

『武闘術』Lv1

『刀術』Lv85→100→『刀王』

『走法』Lv0

『手加減』Lv0


 魔法


『自然魔法』Lv30→53


 生産系


『神匠鍛冶』Lv100

『神匠:金細工』Lv100

『裁縫』Lv93

『調薬』Lv1

『神匠:付与』Lv100

『木工』Lv1

『料理』Lv15

『錬金術』Lv1


 その他


『テイム』Lv2

 new『不死鳥化』Lv1


<>内アクセサリーの固定増加値

 ━━━━━━━━━━━━━━━

ステータスやっちまってましたよ...どこでやらかしたんでしょうかね...


称号や新スキルに関しては近いうち(もしかしたら次回)にやる予定です。どのような効果か、楽しみにしててくださいな。



次回、決まってません!...と言うのは嘘で、また生産です。魔導書も出てきますよ〜!お楽しみに!




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作者Twitter

くだらないことやユアストのあれこれ(ネタバレ有)を呟いてます!

https://twitter.com/yuzuame_narou

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