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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第3章 弟子と王都
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覚悟を決める準備

短なってしもうた。次回はもっと凝りたいです。

それとまた、後書きの内容を前書きに書きかけました!危ないですね。へへ

 




「プレゼント......何にしようか」



 まず、明日の予定を仮で作ってみよう。




 朝に陽菜が来て、公園でお散歩。





 ん???? これしか考えてないじゃん。



「おいおいマジか俺。頭お花畑か? ちゃんと太陽光浴びて光合成しろよ」



 光合成したらまともに考えられるだろう。



 っと言うわけでお外に出ます。



 パパっと着替えて明日行く公園の下見をしよう。

 そこでプレゼントについて考えるとしよう。



 そうして家から10数分歩いた先にある大きな公園に来た。

 この公園は噴水や花壇などがあり、かなり綺麗だ。



「ま、ここに来たの2回目なんだけど」



 引っ越して来て、周りの景観を覚えようとした時に来た以来だ。インドア派だから全然外に出ないので、公園なんて来るわけないのだ。



 とりあえず噴水前にあるベンチに座った。



「綺麗だなぁ、ここ」



 ベンチから噴水や花壇、それに公園内に植えられている色んな植物が見えて、とても綺麗だ。



 ではではプレゼントについて思考を巡らせるとしようか。



 一応、案としては3つある。




 まず1つ、気持ちだけを伝えるということ。

 物は渡さず、そのままの気持ちを伝える、という事だ。




 これはなんか......なんというか、こう、勿体ない気がするのだ。


 このイベントは間違いなく俺の中の出来事ランキングで一二を争う大きな出来事だ。

 それを物として残せないのは勿体ないと感じる。




 次は2つ目、これは俺の中で最有力候補だ。それは『アクセサリーを渡す』という事だな。もちろん、前提として気持ちは伝える。




 これはそうだな......『渡すタイミング』が重要だろう。俺のような恋愛どころか、人付き合いすら初心者の人間がタイミングを見極められるのかどうか、という所が1番の難点だな。




 最後に3つ目、『食べ物』だな。レストランやスイーツと言った物だな。大きく言うと、『消費できる物』という事。




 この案は悩みどころが多い。1つ目と2つ目の間の様な案で、真っ直ぐに渡すのが余計に難しく感じる。


 ......そう、あれだ。近所に引っ越して来た時の挨拶みたいな感じだな。『......これ、つまらないものですが......』みたいな? 所詮そこまでの関係です。という感じがする。




「うん。アクセサリーだな」


 俺の中で2番目の案が採用された。



 でも、アクセサリーはどうしよう。ユアストでは指輪を渡すのが決まっている。だからリアルで渡すのなら指輪以外がいいと思う。



 アクセサリーと言うと、なんだ?


 髪飾り、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、指輪......それぐらいしか思いつかないな。



 簡単に付けれて、可愛い物がいいだろう。



 そうすると、ネックレスかブレスレットだろう。

 でも、ブレスレットはもしかしたら邪魔になるかもしれない。



「じゃあ、ネックレスかなぁ」



 直ぐに決めよう。ここでゆっくり考えると、後から『あれがいい』『これがいい』と考えが纏まらなくなるからな。




 ネックレスと決まれば後は買うだけだ。



「よし、アクセサリーショップを探すか」



 スマホで探そう。ホログラフィックモードにすれば、3Dの地図で見れるので道が分かりやすい。



 調べてみると、徒歩8分ほどの場所にあるみたいだ。早速行くとしよう。






 アクセサリーショップにて──






「うわ〜これいいな〜」



 俺が今見ているのはとあるネックレスだ。



 このネックレスの装飾が『三日月と太陽』なのだ。

 俺達のイメージにピッタリだし、めちゃくちゃ綺麗なんだよな。


 お値段も高くない、有難いです。




「......一応、他のも見ておこう」




 他のネックレスも見てみたが、月と太陽のネックレス以上にときめく物が無かった。


 では買いますか。




「これでお願いします」


「はい。4,000円になります」


「はい。あ、プレゼント用の包装でお願いします」


「分かりました!」




 こうしてネックレスは買えた。



 これで、覚悟を決める準備は整った。後は明日、公園で伝えた後にどうするか、とか、着ていく服とかを決めようかな。




 家に帰った俺はクローゼットを見る。



「う〜ん。パーカーしかない」



 上に着る服は黒のパーカーにするとしますか。



「ズボン先生! あなた、このパーカーに似合うと信じてますよ?」



 黒のズボンです。



「うん。真っ黒。他に似合いそうな服持ってねぇや」




 ここで閃いた。




「明日、選んでもらえばいいのでは?」



 おっと? 俺は天才か? 陽菜という、俺とは違う感性を持った人に見てもらえば、より良い選択が出来るだろう。




「よし、公園の後はデパートに行こうかな」



 とりあえず、このプランで行こう。



 今日もう夜にユアストにログインせず、そのまま寝た。

かなり短いですね。


ユアストにログインせずに現実世界だけのお話って、久しぶりです...よね?少ししたらまたユアストの世界に戻りますよ。ふふふ


次回、おデートですわね。どうやって仕上げましょうか。お楽しみにしていてくださいな。



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くだらないことやユアストのあれこれ(ネタバレ有)を呟いてます!

https://twitter.com/yuzuame_narou

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