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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第2章 アップデートと仲間
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幻獣戦の称号確認

短めです!




 宿屋の俺の部屋にて――




「称号確認ターイム!!」


「「いぇ〜い!」」



 さ!テンション上げてくぞ! 生放送の緊張が襲ってくる前にかき消すのだ!!



「ではでは早速......オープンじゃい!」


 ━━━━━━━━━━━━━━━


『アルトム森林の殲滅者』

 ・『アルトム森林』に出現するモンスターに与えるダメージが1.5倍。


『アルトム森林』から出ずに、1日(ゲーム内時間)で2000体のモンスターを討伐で獲得。



『運営の予想を覆す者』

 ・効果なし。


 運営陣の予想を覆したプレイヤーに贈られます。



『幻獣と出会いし者』

 ・幻獣に対して与えるダメージが1.1倍。


 幻獣と戦闘することで獲得。



『幻獣に勝利した者』

 ・モンスターに与えるダメージが1.1倍。

 ・幻獣に対して与えるダメージが1.1倍。

 ・幻獣から受けるダメージが10%減る。

 ・『幻獣と出会いし者』を統合する。


 幻獣に戦闘で勝利することで獲得。



『幻獣を従えし者』

 ・テイムしたモンスターの全ステータスが2倍。

 ・モンスターに与えるダメージが1.1倍。

 ・モンスターから受けるダメージが10%減る。

 ・幻獣に対して与えるダメージが1.1倍。

 ・幻獣から受けるダメージが10%減る。

 ・『幻獣に勝利した者』を統合する。


 幻獣をテイムする事で獲得。

 ━━━━━━━━━━━━━━━



「ほう。俺にまだゴブリンを狩れと? そろそろゆっくりしたいんだがな」



 どれだけ与えるダメージを増やす気なんだ!

『与えるダメージが〇倍』とか何個あると思ってんだ! あと『幻獣を従えし者』はやり過ぎだろ!ステータス2倍はあかん!


 ん? 2倍? ちょっと待てよ。称号の効果ってどのタイミングから発動するんだ? 入手した時から? それとも確認した時から?




 俺は、恐る恐るリルのステータスを見てみた。




「あかん」




 リルの超高いステータスが更に倍になってた。





 ステータスに関して思考放棄――





 うん。休もう。心を休めよう。


 だって、俺は働きすぎだと思う。

 適度に休憩をしないと壊れちゃうぞ。


 このゲームを始めてから


 草原で狩りをして、

 草原で狩りをして、

 草原で狩りをして、

 ボス倒して、

 森林で狩りをして、

 森林で狩りをして、

 幻獣を倒した。


 狩り、しすぎじゃない? 一旦休憩しよ? ね? フェルさんの弟子になるんだからゆっくりできると信じてるぞ。




 そこで2人が声をかけてくれた。



「ルナ君、とりあえず生放送出るまではゆっくりしよ?」


「父様、いっぱい遊びましょう!」


「おぉ、天使たちよ......」



 最高です。もう、この子達がいれば俺は何だってできる気がする。



「そうだな。ゆっくりしよう。街を適当に散歩したり、遊んだり、とにかく休もう」



 リアルでは明日だが、ユアスト内だと1週間以上ある。生放送に備えて英気を養おう。



「じゃあ、今日から1週間近く休みだな。オバチャンの食品店に行って調味料を買って料理したり、飴を作ったりしよう。とにかく、戦闘から一旦離れよう」



 それだけでも十分心の疲れは取れるだろう。



「うん! そうしよう! 料理スキルのレベルも上がるし、一石二鳥だね! そうだ、リルちゃんも料理覚える?」



 おう......そんなソルに悲しいお知らせだ。




「ソル、リルは......と言うか、テイムされたモンスターは生産系スキルを取れないんだ」




 テイムされたモンスターが取れるのは、戦闘系と魔法、その他だけだ。生産系だけ取れないのだ。

 





「そうなのね......一緒に料理とか、夢見てたのに............」





 めちゃくちゃ落ち込んどる!? どんだけ楽しみにしてたんだ!?



「か、代わりと言っては何だが、俺が一緒に料理しよう。それではダメか?」


「いいの? 本当に?」



 その上目遣いはあかんて。それに弱いのよ、俺。

 あと、尻尾めっちゃ振ってて可愛い。



「もちろん。これでも1年は毎日料理してる......下手だがな。でも、ここじゃ料理スキルがあるし、美味しく出来るぞ」


「やったぁ! ルナ君と料理なんて、それなんて妄想?死ぬの? 私、死んじゃうの?」


「死なないよ。というか死なせないぞ。俺とリルがいるからな。今なら語り人全員が徒党を組んで殺しに来ても、返り討ちにできる自信はある」


「ルナ君......えへへ」



 いかん、ソルがトリップしてしまった。


 それとプレイヤー相手は多分、リル無双で終わるだろうな。レベル30とかそこらのプレイヤーじゃ、ワンパンだぞワンパン。5桁STRのリルパンチで一撃ポリゴン間違いなしだ!





「そうだ、リル。『闘術』覚えようぜ。今は武器がないし、俺も武器の耐久値が1割を切ったら拳でいく予定だからな」


「はい! 父様!」



 ギルドで『闘術』スキルのことを聞こう。




「じゃ、今日の残りの時間はどうする?」


「お喋りしましょう! 父様」


「ならそうするか。おーい、帰ってこいソル」



 ......ダメだ、揺すっても全然帰ってこないぞ。


 う〜ん。どうしよ。マジで戻って来ねぇ。



「おい、ソル! 帰ってこないと耳をモフるぞ!」



 脅してみよう。...脅しになってるのか知らんが。



「えへへへ〜」


「ダメだな。モフり決定だ。リルもモフると良い。ソルの耳は最高だぞ」


「そうなのですか? なら、私もモフります」



 ふははははは! きっとリルも立派なモフラーになるだろう。






 それからソルが帰ってきたのは1時間が経った後のことだった......もうその日はお喋りとモフモフで終わりましたとさ。



 ━━━━━━━━━━━━━━━


 名前:リル

 性別:メス

 レベル:150

 種族:幻獣狼人族 / 幻獣狼



 HP:8,200→16,400

 MP:3,000→6,000

 STR:7,231→14,462

 INT: 4,300→8,600

 VIT: 2,400→4,800

 DEX: 5,120→10,240

 AGI: 5,120→10,240

 LUC:760→1,520

 CRT:40→50(限界値)


 取得スキル


 その他


『変身』Lv0

 ━━━━━━━━━━━━━━━

実は2倍時が幻獣本来のステータスです。


普通のモンスターだったらテイムした時に、本来のステータス+少量の全ステータスアップがあるのですが、幻獣の場合は違います。


幻獣は本来のステータスの1/2のステータスでテイムされ、そこに種族補正が入ります。リルの場合は狼なので、STRですね。


そこで称号効果で2倍になります。


すると元の幻獣の、敵として出てきた時のステータスになり、その上、種族補正で上がったステータス分も2倍になり、めちゃめちゃ強キャラになるのです。


以上、リルのステータスやテイムの裏設定でした。


あぁ...設定語りたい病が出てきそうです。語彙力があまり無いので伝えきれませんが.....ちくせう。

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