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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第0章 物語の始まり
3/492

キャラクリエイト その1

チュートリアル後からは最後の方にステータス載せる感じになります。


2020 11 26 感想にて意見を取り入れまして修正しました。足りなければバンバン追加していこうと思います。


2020 12 3 サブタイトル変更に伴い3話・4話の題名を変えます。

 


「ゲームスタート!」



「『Your story ―君が紡ぐ物語―』へようこそ! これからあなたのキャラクター作成とこの世界の概要を少し、説明しますね!」



 明るい女の子の声が聞こえた。

 なるほどふむふむ、キャラクリとチュートリアルってとこかな?



「ではまず、あなたの外見を決めましょう!」


「分かった。よろしく頼む」


「ふふっ、よろしくお願いしますね? では『種族』についての説明から始めます。『種族』は『人間』『獣人』『エルフ』『ドワーフ』の基本4種族がこの世界には存在します。ですが、プレイヤーの皆様がなれるのは『人間』と『獣人』のみなのです」



 えっまじ? こういうのってエルフもドワーフも選べるもんじゃないのか? まぁ、後々分かると信じて進めるか。



「分かりました。『人間』でお願いします。でも、『獣人』も見てみてもいいですか?」


「分かりました。では1度、獣人の外見を出しますね。その他の細かい外見はこちらのパネルから選んでください! あ、あと、『獣人』は獣人の中の更に細かい種族によって様々な補正が掛かります。ですが、その代わりに魔法の威力とMPの量が『人間』の半分になります」



 マジか! 見た目と補正を取って魔法を捨てるか、見た目と補正を捨てて魔法を取るか。結構重要な事だな。まぁ、俺は元々『人間』を選ぶ予定だから問題ないが。


 俺は種族の『犬獣人』を押した。

 すると目の前に出てきたパネルには犬耳の生えたマネキンのような何かが映っている。



「おぉ。とりあえず自分の体をスキャンするか」



 パネルの右下にある『スキャン』ボタンを押してみた。

 すると、『現実でのあなたの体を再現します。よろしいですか?』というのと『はい』『いいえ』が出てきた。


 もちろん『はい』を押した。そして数秒がたったらパネルには現実での自分と全く同じ体に犬耳が生えた俺が映っていた。



「おぉ、文字通り獣人だな。ってあら? 尻尾無くない?ちょっと、天の声さーん!」


「はーい! どうされました?」


「獣人なのに尻尾が無いと思うんですが、尻尾は設定出来ないのですか?」


「出来ますよ! 髪の毛のパラメータの横に尻尾表示のボタンがあると思います! 腰や背中を確認出来るように初期設定では非表示になってたんですよ」



 それって最後まで尻尾の設定に気づかないプレイヤーもいるんじゃないか?



「それ、最初はオンにして『こんな感じ』というイメージを与えてからから非表示にして体の確認した方が良くないですか?」


「それは......確かにそうですね。ご意見ありがとうございます。次のプレイヤーからは初期設定で尻尾の表示をオンにしたいと思います」


「えぇ、それがいいと思います」



 プレイヤーの意見を爆速で取り入れるのは凄いな。まぁ、結構致命的な問題だと思うしいいか。ベータテスターは気づかなかったのだろうか。



「一旦人間に戻すか」



  そう言って俺は種族を人間にした。


 そしてパラメーターを弄って髪色を銀に、瞳の色を金にした。うん。かっこいいね。ちゅーにびょーみたいだね。


 そこから髪の毛を腰より少し上くらいにまで伸ばした。

 後はリアルと同じでいいか。顔はまぁ、目と髪を変えたから分からんやろ!



「よし、人間の設定は出来たから今度は他の獣人を見るぞ」



 また種族を獣人にして、獣人の細かい設定欄をみた。そこには


 ━━━━━━━━━━━━━━━

『犬獣人』

 ・犬の特徴を取り入れた獣人です。

 ・STRに補正がかかります。

『鳥獣人』

 ・鳥の特徴を取り入れた獣人です。

 ・INTに補正が掛かります。

『蜥蜴獣人』

 ・蜥蜴の特徴をを取り入れた獣人です。

 ・VITに補正が掛かります

『狐獣人』

 ・狐の特徴を取り入れた獣人です。

 ・DEXに補正が掛かります。

『猫獣人』

 ・猫の特徴を取り入れた獣人です。

 ・AGIに補正が掛かります。

 ━━━━━━━━━━━━━━━


「おぉ、5種類あるのか。全部試すか」



 ダイジェストでいこう。



『犬獣人』

 髪の毛が長いから垂れ耳があんまり似合わない!


『猫獣人』

 猫目も出来たからしてみたが、なんか『コレジャナイ感』が凄い!


『鳥獣人』

 銀髪に銀の羽が似合う!だが肘から手首にかけて生えている羽が邪魔!


『狐獣人』

 めっちゃ似合う!耳の位置や長さ、尻尾の程よいもふもふ感がすごく良い!魔法のデメリット無かったら選んでた自信がある!


『蜥蜴獣人』

 これは絶望的に似合わない!なんかこう、人間のいい所と蜥蜴のいい所の取り方がシビア過ぎる!自分にはこの種族を選ぶことは出来ない!



「よし、人間にしよう」



 種族を人間に戻して、更に細かい調整を終えたらまたあの女の子の声が聞こえてきた。



「では次にステータスについて説明しますね! 少し長くなりますがお付き合いお願いします!」


「分かった。大切なことだしな。よろしく頼む」


「はい! では説明に入りますね!まずステータスというのはあなたについての情報が載っているところです!

 まず、『ステータスオープン』と念じてみてください、そうすればあなたの前に先程のパネルと似た物が出てくるはずです」



 なるほど、まぁ、とりあえず念じてみるか


『ステータスオープン』


 そしたらパネルが出てきた。


 そこには

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 名前:未設定

 種族:人間

 Lv0

 称号:無し

 所属ギルド:無し


 HP:0

 MP:0

 STR:0

 INT :0

 VIT :0

 DEX:0

 AGI :0

 LUC :0

 CRT :0


 残りSP:0

 取得スキル

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 と書かれていた。


「出ましたね! ステータスは自分が許可しないと他人からは見えないので安心して見てくださいね!

 では、名前の確認とステータスについて説明しますね! それと、お名前を教えてください!」


「名前は『ルナ』だ」


「『ルナ』様ですね! では、ステータスの説明の方に行きますね!」



 そう言った女の子の声は目の前にパネルを出してきた。

 パネルには


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 HP(生命力)これが尽きると死亡する。プレイヤーは死亡すると街の広場にリスポーン(復活)する。休憩を取ったり、アイテムを使うと回復する。


 MP(魔力)これを消費して魔法を扱う。MPが0になると目眩や倦怠感を引き起こす。(現実での影響はありません)

 1度MPが0になり、自然回復で再び最大値まで回復すると1%の確率で最大MPが1増える。休憩を取ったり、アイテムを使うと回復する。


 STR(筋力)この数値により物理攻撃力などが変わる。採掘や伐採などの力仕事に影響がある。Lv1毎に10増える


 INT(知力)この数値により魔法攻撃力などが変わる。この数値が高いほど集中できる時間が増える。(現実での集中力+INT)Lv1毎に10増える


 VIT(体力)この数値により走っていられる時間、物理、魔法による被ダメージなどが変わる。また、火山や雪山などの過酷な環境への耐性にもなる。Lv1毎に10増える


 DEX(器用)この数値により攻撃の正確性、生産の成功率、品質などが変わる。弓に関する攻撃は主にDEXを参照する。Lv1毎に10増える


 AGI(素早さ)この数値により行動の速度などが変わる。ジャンプ力にも影響がある。Lv1毎に10増える


 LUC(幸運)この数値により入手出来るアイテムが増えたり、より希少なアイテムが入手できる確率が変わる。

 Lv1毎に5増える


 CRT(会心率)この数値×0.5%の確率で会心ダメージが発生する。会心ダメージは本来の2倍のダメージです。偶数Lv時に1増える。最大50


 残りSP

 ステータスポイント

 このポイントを使ってステータスを強化します。HPからAGIまでは1SPあたり10、増えます。LUCのみ、1SPあたり5、増えます。CRTには使用することができません。

 1Lvにつき10SP獲得する。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 なるほどな、CRTにSPを振れると会心率100%とかいう常時2倍の攻撃力になるもんな。そりゃSPを使えなくするわ。それと気になってた事を質問する。



「あの、獣人に設定した場合の補正ってどれ位かかるんですか?」


「例えば『犬獣人』の場合だと、補正値は『STR×1.3倍』となります」



 なるほどね。レベルが上がれば上がるほどバカでかい補正が掛かるのか。その代わり魔法は弱いが。


 確かなことが1つ、言える事がある。





『このゲーム、凝りすぎ』


次、スキルについての説明ですね!

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