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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第7章 神界と夏休み
202/492

ガッツリ攻略配信 2 〜最弱脱却〜

実は前回、このお話の5時間前(朝7時)に投稿する予定だったんですが、うっかりミスして深夜2時に投稿しちゃいました。


デヘ、デヘデヘデヘへへ(笑い声)


(^・ェ・^)すんませんっした。



「ようやくインフィル草原に出ましたね!ダンジョンは確か、ここから西に行ったところですよね!」


「「「「そうなんですね〜」」」」


「ダンジョン!狭そう!」


「こんなおおにんずうで来ないほうがよかったね」



確かに。3人ぐらいで良かったな。7人も必要ないわ。



「ダメですよメルちゃん。ちゃんと父様をお守りしないと、また父様が死んじゃいますよ?」


「そ......それはヤダ......」


「なら頑張りましょう!一緒に父様を守るのです!」


「うん!」


「俺の分の敵は残してくれよ?」



まずスライム狩りから始めないと!レベル1から抜け出したい。



「ラキハピさん。道中のスライムとボアはもらってもいいですか?」


「はい!こちらとしてもルナさんの戦闘が見れるのでラッキーです!」


「では」



そう言って俺は弓をとりだし、矢を番えた。



「え?ルナさん?」


「すぅ......『戦神』......」



バシュッ!!



━━━━━━━━━━━━━━━━

『インフィルスライム』を倒しました。


レベルが11上がりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━



「んなっ!?ど、どこのスライムを倒したんですか!?」


「ん〜と、ここら辺のやつですね」



俺はミニマップにポイントを付け、ラキハピさんに渡した。


ポイントの位置は現在地から350メートル程先で、そのポイント周辺の草に隠れていたスライムを、俺は撃ち抜いたのだ。



「と......遠すぎ......」


「いや〜これで最弱からは抜け出せた。ステータス爆上がりだわ〜」


「幾つ上がったの?」


「11レベ。こっから移動しながら弓でパスパス射撃してたら、レベル30はいくんじゃないか?」


「いけるね!頑張って!」


「あぁ。勿論だ」



ダンジョンがどんな所かは知らんが、きっと奥の方は強いモンスターがいるのだろう。


その時のために、さっさとレベルを上げておきたい。



「ちょ!ちょっと!今のでレベルが11も上がったんですか!?」


「えぇ。レベル1でしたし、そんなもんですよ」


「いやいやいや!!!スライム一体で11レベって、頭おかしいでしょう!?何でそんな......」


「称号の1つが原因だ。チートを疑う気か?」


「い、いえ......すみません」



今の俺は向上心に溢れている。

この向上心を1本の針とするなら、俺の心は剣山の如く、大量の針が立っているぞ。



「さ!ダンジョンに行きましょうか。位置は捕捉したので、先頭を歩きましょうか?」


「は、はい!お願いします!」



ステータスの増加量5倍......コイツはヤバいぞ。だって既に俺のMP、550も増えたんだから。


お陰でサーチの範囲が10倍以上広がった。

これでダンジョンに、楽に行ける。




そしてダンジョンに着いた頃には、俺のレベルが38となっていた。




やはり雑魚は雑魚。途中から全然上がらなくなったのだ。




「「ド〜はド〜ラゴン〜の〜ド〜、レ〜はレベルのレ〜♪」」




現在、リルとメルが先行し、ダンジョンを爆速で進んでいる。




インフィル草原のダンジョンは洞窟型のダンジョンで、奥に進めば進むほど強力なモンスターが出るようだ。




「なんか......物騒な歌を歌いながら敵をなぎ倒してますね」


「まぁ、レベル200まではリルでも相手できるでしょうし、レベル300を超えたあたりから2人じゃキツくなるでしょうね」


「だね。それまではルナ君への質問コーナーも出来るね!」


「......もう答えるネタが無いけどな」



俺達は前方にリルとメルが。その後ろに俺とソル、ラキハピさん。そして最後尾にフーとシリカの配置で進んでいる。



「あ、父様!ボス部屋ですよ!」


「そうか。なら行くぞ〜」


「「は〜い!」」



どうやらもうボス部屋に着いたようだ。早かったなぁ。



「う、嘘ですよね......?私達、ただ歩いてるだけでしたよ?」


「ラキハピちゃん。このメンバーって、ルナ君がいつでも出せる最高戦力なんだよ?私達がどんなに頑張ろうと、寄生になっちゃうんだよ?」


「......痛感しました。これがトップの力なんですね......」


「まだトップでもないですけどね。リル!メル!ボスは倒さずに周りの雑魚を消してくれ!」


「「はい!」」



ボス部屋に入ると、巨大なオークが一体と、その取り巻きのオークが30体ほど待ち構えていた。



「ツクヨミさん!『魔力刃』です!」


「ん〜......『グレイシア』......よし」



リルがツクヨミの魔力刃を2回飛ばし、メルが足止め用のグレイシアでそのまま凍死させると、取り巻きのオークは全滅した。



「じゃあボス貰うぞ〜」


「「は〜い!」」


「ありがとな、2人とも。『クロノスクラビス』『イグニスアロー』『アウラ』『戦神』......よし、ワンパンだ」



いつもの魔法達を使うと、ボスオークの上半身が消し飛んだ。



━━━━━━━━━━━━━━━━

『イビルオークLv50』を討伐しました。

『毒肉』×5入手しました。

『魔毒肉』×1入手しました。


レベルが22上がりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━



「あ......もう終わっちゃった......」


「早かったね〜!10秒くらいだった?」


「そんな所だな。ダンジョンTA(タイムアタック)勢がいるなら、申し訳ないことをしたな」



まぁ、TAって基本ソロだし大丈夫だろ。



「お、宝箱と魔法陣が出てきてる!めっちゃダンジョンっぽいな!リル、メル!見てみろよ!」


「確かに宝箱と魔法陣ですね!」


「そんなにはしゃぐもの?」


「そりゃそうだろ!だってボスを倒したら宝箱とか、マジでダンジョンらしいじゃん!それにこの魔法陣、多分帰還用だろ?これもダンジョンらしいじゃん!!!」



めちゃくちゃテンション上がってきた。



「なんか......子供っぽいですね。楽しそうです」


「でしょ!ルナ君の時々見せる子供っぽさ......もう、最高なの!!」


「あ〜、分かります。武術大会の時とか、私、『あ〜この人子供だな〜』って思いましたもん」


「うんうん!なんて言ったら良いんだろう......ピュア?」


「そうですね。ルナさんはピュアなところがあります。......でも、戦闘に関してはピュアとは程遠く、えげつない手を考えますけどね」


「「......確かに」」



ちょっと?全部聞こえてんですけど?



「ほら、宝箱はラキハピさんが開けな」


「え?どうしてですか?ルナさんが開ければ......」


「そりゃあ、この企画の提案者はラキハピさんなんだし、俺は正直、レベルさえ上げられたら他は要らんからな。......まぁ、ソルが欲しいならジャンケンでもしてくれ」


「私も要らないよ。ラキハピちゃんが開けてね」


「わ、分かりました!有難く受け取ります!」


「あ、ミミックの可能性は0だから安心してくれ」



ちゃんとサーチで魔力反応をチェックした。

中には多分、ポーション的なのが入ってるんだよな。


なんだろうか......回復ポーションを綺麗にしたような反応だった。



「オープン!......って、えぇぇぇ!!!!」


「「「「「「?」」」」」」



急に叫び出したラキハピさんに、俺達は首を傾げた。



「こ、こここ、きょれ!超レアアイテムでしゅよ!」


「どれどれミファソラシドレ?」



ラキハピさんから渡されたポーションを見てみた。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『純天の霊薬』Rare:30


これを飲むと、1度の死を無効化し、

24時間、魔力が毎秒30回復する。

そしてこの霊薬を晴天の下で30分置くと

真なる力が発揮される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「「ん〜......うん。綺麗」」



効果は置いといて、この霊薬の見た目がとても綺麗なのだ。

綺麗な丸い瓶に入った、透き通るような水色の液体。


振っても泡立つことのなく、澄み切った綺麗な青だ。


正に純天だな。美しい青空のようだ。



「まぁ、ラキハピさんにあげるよ」


「私も要らないかな」


「えぇ!?嘘ですよね!?この効果で要らないんですか!?」


「「......まぁ」」



俺は不死鳥化とブリーシンガメンがあるし、要らないかな。



「じゃ、帰ろうか。次は森林にする?ペリクロ草原にする?それとも......ニクス山?あるいはドゥルム鉱山?」




「......ニクス山で」




「じゃあ次の目的地はニクス山で!」




何やら疲れた様子のラキハピさんと共に、俺達は魔法陣に乗り、ダンジョンの入口まで転移した。





━━━━━━━━━━━━━━━

名前:ルナ

レベル:1→51

所持金:80,845,590L

種族:人間

職業:『ヴェルテクスギルドマスター』

称号:『スライムキラー』

所属ギルド:魔法士・Cランク冒険者(94/200)

Pギルド:『ヴェルテクス』

所持因子:『稲荷』他6柱


HP:10→2,510

MP:10→2,510

STR:10→2,510

INT:10→2,510

VIT:10→2,510

DEX:10→2,510

AGI:10→2,510

LUC:5→1,250

CRT:5→100(上限値)


SP:1,540



『取得スキル』


戦闘系


『剣王』Lv100

『魔剣術』Lv100

『王弓』Lv100

『魔弓術』Lv100

『武闘術』Lv100

『魔闘術』Lv100

『刀王』Lv100

『魔刀術』Lv100

『操王』Lv100

『魔糸術』Lv100

『走法』Lv0

『手加減』Lv0

『戦神』Lv100



魔法



『火属性魔法』Lv100

『海魔法』Lv30

『風属性魔法』Lv100

『土属性魔法』Lv100

『雷属性魔法』Lv100

『氷属性魔法』Lv100

『聖属性魔法』Lv28

『闇属性魔法』Lv19

『自然魔法』Lv100

『龍魔法』Lv100

『古代魔法』Lv1

『音魔法』Lv1

『妖術』Lv1



生産系



『神匠:鍛冶』Lv100

『神匠:金細工』Lv100

『裁縫』Lv99

『調薬』Lv82

『神匠:付与』Lv100

『木工』Lv1

『料理』Lv83

『神匠:錬金術』Lv61



その他



『テイム』Lv3

『不死鳥化』Lv100

『マナ効率化』Lv0

『植物鑑定』Lv0

『毒物鑑定』Lv0

『動物鑑定』Lv0


<>内アクセサリーの固定増加値

━━━━━━━━━━━━━━━

ステータス251倍、おめでとうルナ君!!


同レベル帯最弱どころか、2桁レベル最強になったのではないでしょうか!!!


.....あ、ちなみにですけど、これがルナ君やソルちゃんじゃなければ、ステータスの変動差が激しすぎて、まともに歩けませんからね!


いったい2人はどんな訓練を受けたんですかね.....(番外編の匂わせ)



では次回も、楽しんくださいね!

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