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Your story 〜最弱最強のプレイヤー〜  作者: ゆずあめ
第6章 姫を守る騎士
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刀術の稽古と恐怖の予兆

タイトルが意味深ですね(^・ェ・^)

 



「違う。真っ直ぐに振り下ろせ。腰から上の上半身の角度を固定しろ。もう1回見せるから、よく『見ろ』」


「「はい!!」」



 現在、2人に稽古を付けてからリアルで1週間が立った。

 ゲーム内だと7週間だな。2ヶ月近くだ。


 その間、ずっと素振りと刀の手入れの仕方を教えていた。


 あ、もちろんルヴィさんに刀は作った。渡された素材がワイバーン系の物だったから『竜刀:焔』という名前にしておいた。



 そして今の俺は悩んでいた。悩んでいる内容は、リルと王女の刀の振り方が、この7週間であまり変わらなかったという事だ。



「う〜ん......性別によって筋肉の付き方が違うから、多少は改変するか......リル、王女。少しいいか?」


「父様、どうしましたか?」


「リル。ツクヨミを振る時、どこに意識を集中している? 切っ先か? 中心か? 根元か?」


「私は切っ先ですね」


「ならもう少し手前に意識を置いて振ってみてくれ」


「分かりました」



 リルの刀の振り方は、どうしてもブレてしまうんだよな。

 それを直したいんだが......直し方が分からない。だから何パターンもの振り方を試してもらい、ベストだと思えるものを割り出していこう。



「ふっ!......あ、少し軽いですね」


「そうだな。次はもう少し手前に。ただ中心よりは奥に集中して振ってくれ」


「はい!............ふっ! あれ? 今のは!」



 リルが振った一太刀は、とても綺麗な線を描いた。



「うん。綺麗だった。次は中心に意識を置いてみろ」


「はい!......ふっ!......ダメですね。先程のが1番いいです」


「あぁ。リルは切っ先と中心の間くらいが丁度いいみたいだな。その状態を維持して素振りしてくれ」


「はい! ありがとうございます、父様」


「どういたしまして。じゃあ次、王女」



 リルのベストな振り方が分かったので次は王女の振り方を見る。



「よく......見てらっしゃいますね。私には違いが分かりませんでした」


「まぁ、言ってしまえば慣れだからな。弓術を極めた者が矢の軌道を捉えるように、俺は刀の振る軌道が分かる」


「素晴らしいです! 私もそのような技術を身につけたいです!」


「なら向上心を持て。自分の力を正しく理解し、それでも尚、上を目指す心を持て」


「はい! お願いします! ルナさん!」


「あぁ。じゃあ、リルと同じように切っ先から集中して振ってくれ」


「はい!」



 このゲームは向上心によってスキルレベルの上がり方が違う。

 興味を持ち、好きになり、より高みを目指して励んだ時のレベルの上がり方は異常とも言える。


 きっとキアラさん達は、『努力は報われる』という事を実現したかった......のかな?


 そしてこのシステム、NPCである現地人にも適用される。だから、王女とリルには向上心を持って励んで欲しいのだ。



「せいっ!......あら? 私は根元の方みたいですね」


「そうみたいだな。よし。2人とも! それで暫く素振りしててくれ! 俺は忘れ物を取って......いや、2人が行くか?」


「「どうされましたか?」」


「いやな、どうせだしモンスターと戦わせようと思ってな。王女、お前のレベルは幾つだ?」



 重要だ。これでレベル1だったら、ちょっとパワーレベリングが必要になる。



「私はレベル20ですね」


「20か......ならペリクロ草原に行こう。王女、外に連れて行くけどいいか?」


「......多分、ダメですね。セバスになんて言われるか分かりません。すみません」



 レベリング計画、頓挫!!!



「じゃあ2人とも、ここで素振りしてろ。ワイバーン持ってくる」


「またですか!? どうしてそんな危険な事を......」


「お前が刀術を教えて欲しいと言ったからだろう。いいか、今のお前に足りないのは経験だ。レベルと言う『経験値』に、スキルレベルと言う『経験値』さらに、実戦の『経験値』だ。

 王女、お前はここで練習すればモンスターにもその技が使えると思ってたのか?」


「ち、違うのですか? この国の兵達も、皆練習して本番に「違う」......」


「兵達はここで体を鍛え、モンスターとの実戦で『心』を鍛えてるはずだ。こんなとこで訓練しただけで本当の戦闘で活躍できる? はっ、笑わせんな。そんな奴、真っ先に死ぬわ」


「そ、そんなことは!」


「あるんだよ。何故なら『経験値が足りない』からな。1人や2人で得られる経験より、1万も10万もある、外の世界での経験を積まないとダメなんだよ」



 FPSゲームで例えるなら、エイム練習だけをして強くなる、なんて事はできないと言うことだ。

 1人で毎日6時間やろうと12時間やろうと、実戦での動き、環境、心の持ち方......それらの経験が無しに、練習した成果が出せないなんて当然のことだからな。


 だって、かつての自分がそうだったから。



「いいか、王女。お前に足りないのは『経験』だ。それも圧倒的に足りない。身を守り、大切な物や人を守る為の、相手を殺すのに必要な経験が足りない」


「......はい」


「このことをセバスさんに伝えてこい。あの人なら、理解してくれるだろう」


「はい!」



 そうして王女は城の方へ走って行った。



「父様〜」


「どうした? リル」



 リルがギューっと抱きついてきた。可愛い。



「何でもありませ〜ん」


「甘えん坊モードか。いいぞ、王女が戻ってくるまで、日向ぼっこでもして待ってよう」


「はい!」



 俺は芝生に胡座をかいて座り、その上にリルが乗って体重を俺に預けてきた。



「暖かいなぁ......というか、暑い?」


「そうですね〜、そろそろ夏ですからね〜」


「そう言えばもうそんな季節か。夏のイベントとかあるのかな?」


「夏のイベント? それはどんな物なのです?」



 ほほう。よかろう、語ろうではないか! ゲーマーの思う夏イベントをッ!!!



「そうだな。こういう時にあるのは、海のイベントだな。水着を着て、海で遊ぶんだ。時に水中戦をしたり、時に釣りをしたり、な」



 ごめんなさい日和りました。

 だって、ここで俺の思うイベントを口にすれば、リルはソルに相談し、ソルに俺の妄想が筒抜けになるんだもん。



「水着......それは一体、どんな衣装なんですか?」


「主に水に入るときに着る服だな。女性も男性も、下着のような見た目だが」


「へぇ、そうなんですね。それは楽しいのですか? 水着を着て海で遊ぶのは」


「俺としちゃあ、ソルやリルと居るだけで楽しいからな。確実に楽しいだろう」


「私もです。父様と母様と、後はフーさんとシリカさんと居る時が楽しいです」



 ちゃんとフーとシリカを入れるあたり、この子は本当に優しいな。俺も見習おう。



「そうだ。ちょっと遊ぼう。『サーチ』」


「何してるんですか?」


「サーチを全力で使ってみようかと思ったんだ。どれくらいの距離を索敵できるのか気になった」



 単純な興味だ。頭にぽっと浮かんだだけだ。

 注ぐMPをガンガン増やし、索敵範囲を半径300メートルから30キロにまで広げた。



「ふむ......これが今維持できる限界か」



 凄いぞ、100倍にまで広げられることが分かったのはかなりデカい。これでもし、モンスター大量発生イベントとか来ても戦える。



「よし、解除して......発動! 遊び心!!」



 一旦サーチを解除してMPを回復させてから、遊び心と称し、サーチを全力で使った。



 距離的には......分からんな。ただ、ニクス山の先のディクトの街までは見えたのは確かだ。



「おわぁ!......う、うん? 何だこの敵の数」



 あと10秒ほどで切れるが、凄まじい数のモンスターの反応があった。



「方角は北東......移動時間的にあと......分かんねぇわ」



 移動時間とか分からないので、サーチを切ってMPを回復させる。あの数秒で移動時間が分かったら、それは天才のそれだ。



「父様、敵ですか?」


「あぁ。ちょっと行ってくるから、王女に伝えておいて貰っていいか?」


「はい。でも、お一人で大丈夫ですか?」


「大丈夫大丈夫......ってフラグは建てないぞ。それにフーもいるし、危なくなればシリカも呼ぶ」


『ずっと喋らせて貰えませんでした』


「お前、王女を見ると壊れるからな......ってことでリル、頼んだ」


「はい。最後に......」



 翼を広げ、飛ぼうと思ったらリルが抱きついてきた。



「気を付けてください。嫌な予感がします」


「それは俺も同じだ......大丈夫、行ってくるよ」



 最後に力強く抱きしめ、俺は北西へ飛んだ。



『ルナさん、私も嫌な予感がします』


「具体的に言えるか? 俺としては、敵を沢山倒せるフィーバータイムだと思ってるが」


『どうでしょう。私としては魔神の気配を感じます』


「魔神?」



 なんかイベント事が起きそうな気配がしてきた。



『はい。魔神は所謂、『悪い神』ですね。悪神とも言います。分かりやすく例えるなら、神界の犯罪者です』


「わお、分かりやすい。つまりは犯罪者がやって来たぞ〜! ってことか?」


『まぁそうですね。ただ、人間の基準では測れない程の悪質加減です。人を生贄にし、自らの生命力を回復させたり、自己強化したりと、厄介な相手です』


「レイドボスかよ......」


『大勢で戦った方がいいって意味じゃあ、その通りですね』


「レイドボスを理解してるのかよ......」


『ソルさんに教えてもらいました!』


「ソルは皆の知恵袋になってたのか」



 そう言えば、リルも何か吹き込まれたり吹き込んだりしてたし、コミュニケーションが取りやすいのは助かる。


 ありがとう、ソル。



 ピコン!



 ん? チャットが飛んできた。



『ルナ君! 今、ルナ君からの想いを受け取ったよ!』


「えぇ? 怖っ!」



 テレパシーか? しかもジャックしてきた!?



『ソルに感謝してただけだ。それとさ、北西からえげつない数のモンスターが来るんだけど、何かイベントとか発生してないか?』



 丁度いいし、聞いておこう。



『イベント通知とかは来てないね。っていうか、えげつない数ってどれくらい?』



「ふむ、『サーチ』......うわキモっ!」



 訓練所で使った時より近付いているので、MP消費量をかなり抑えてサーチを使えたが、モンスターの反応の数が気持ち悪いぐらい増えていた。



「なぁフー、なんか前の空、黒くね?」


『キモ! あれ全部モンスターですよ!』


「キモいキモいキモい!!!」



 もう、俺達はキモいとしか言えない。



『ソルさん。空が真っ黒になるくらいの量のモンスターです。俺、最前線で戦うからさ、今のうちに掲示板で流してくんね?』


『それはキモイね! 分かったよ! 直ぐに流すね!』


『頼む。あと、ピギー達にも伝えておいてくれ。アイツらなら直ぐに来るだろ?』


『多分ね! じゃあそっちに先に伝えてから、掲示板に流すね!』


『ありがとう。じゃあこれから戦うので、そっちに戻る時は殲滅した時か死んだ時だ。よろしこ』


『私も行くから大丈夫だよ!』



「ははっ......暖かいなぁ。あ、そうだ。リルにも」


『ルナさん、あと2時間くらいでぶつかりますよ』


「あいよ」



 早めに連絡しておこう。という事でリルに念話を送る。



『リル。さっき言ってたモンスターだが、空が埋め尽くされるレベルの量だった。だから王女がそこに居たら伝えてくれ』


『な、何をですか!?』


『稽古は終わり。お前はセバスとリルと一緒にいろ。そして敵はリルに倒してもらえ、ってな。リル、守ってやってくれ』


『嫌です! 私も戦います!』


『ダメだ。ソルもこっちに来る予定だから、リルがそこを離れると王女を守れない』


『でも!』


『頼む。賢く、強く、優しいフェンリルのお前なら出来る。イベリスを守ってやれ』


『......はい。帰ってきたらわがまま言いますからね。覚悟しておいてください』


『はいよ、我が家のお姫様』



「よし、シリカ、顕現」



 あと2時間とは言え、構えておこう。



『どしたのお兄さん?......うわキモっ!!』


「分かるな? 分からないとダメだぞ?」


『いや分かるよ? 言いたいことは分かるよ? 今からアレを斬るんだよね? でもあれは数が多すぎじゃ......』


『ルナさん。私は神度剣で戦った方がいいですか?』



 シリカの言葉を遮ってフーが聞いてきた。



「いや、このままだ。ってかさ、神度剣ってフーの専用装備だよな? なんでヴリトラ戦で使えたんだろ」



 フーに答えていたら、ちょっとした疑問が出てきた。

 俺、システムの壁越えちゃった?



『それは私がルナさんの物だからですよ。ルナさんの物に、と言うよりルナさんに宿ったので、私はルナさんでもあり、ルナさんは私でもあるんです』


「クソ面倒臭いこと言うなよ。でも分かった。神度剣は俺にも扱えるし、クトネシリカはフーにも扱えるって事だな?」


『その通りです!』


『お姉ちゃんに使われるのは気が引けるなぁ』


『何を!? 私、一応刀術はレベル99ですよ!?』


『いや、お兄さんの方が丁寧に扱ってくれるし......』


『シリカさん。いくら私達が神でも、化け物と比べてはいけませんよ?』


「おいフー。投げ捨てるぞ? 俺は人間だ」



『『いや、天使......』』



「おいシリカ。投げ捨てるぞ?」


『すんませんした』



 全くもう! 失礼しちゃうわね! うふふ!



「冗談はさておき、そろそろ戦闘だ。武術大会とは比にならんくらいのバチバチファイトだ」


『ですね! 今までで1番の戦闘になるのでは?』


『ぶっころせ〜!』



 こらシリカ。そういう事を言ってはいけません!



「まだ王女の稽古中だったのにな......こんなとこで1番の戦闘か。何が起きるか分かったもんじゃねぇな、この世界」



 誰かがランダムイベントでも引いたか? それとも運営がイベント起こしたか? なんなんだ?



「いや〜、普通の語り人ならこの機会に『モンスターキラー』の称号を取るんだろうが......俺からしたらただの経験値だけの存在だな」


『何一人語りしてるんですか? 語り人だからですか?』


『独り言の神、ルナお兄さん!』


「気にすんな。友達が居なかったら癖になってんだ」



『『あぁ......』』



「その反応が1番傷つくという事を知った方がいい。陽キャども」



 小学生の時、『友達になろうよ!』って言われても、『あはは......』って返してた生粋の陰キャだぞ、俺は。

 普通は『よろしくね!』とか『ありがとう!』とかなのに、『あはは......』だぞ!


 もう今は違うがな。だって俺、成長したもん。多分。



「よし、準備すっぞ!『サンダーチャージ』」


『あ、お兄さんの十八番(おはこ)だ』



 最初に一気に蹴散らす。あの気持ち悪い量のモンスターが、この後の一撃で何体死ぬか、楽しみだ。



「『サンダーチャージ』」


『ルナさん、本当に雷が好きですからねぇ』


「『サンダーチャージ』」


『確か魔刀術も雷属性しか使わないもんね。お兄さん、そんなに好きなんだね』



 うるせぇなコイツら。



「『サンダーチャージ』」



 大小様々な大きさの雷の魔法陣が俺の上に出てくる。




『でもシリカさん、この前の戦闘を見て思いましたけど、やっぱりルナさんは雷が1番ですよ』


『それは思った! タケミカヅチ君でもあそこまでの制御は出来ないよね? 空間ごと斬っちゃう速度なんて、中々出来ないよね?』


『あぁ......タケミカヅチさん、懐かしいですね。800年くらい前でしたっけ? 魔神を斬ったの。あの時よりルナさんの方が速かったですね』



 神の会話、よく分からん。っていうかそろそろ魔法に集中しないと、1個でもミスったら終わりだ。



「『サンダーチャージ』」



『うわぁ、魔法陣が城みたいになってますよ。見てくださいシリカさん』


『凄いね。しかもこれ、1個1個全部手作業で作られてるね......キモイ』


『間違いなく、語り人で最強の魔法使いはルナさんでしょうね。元魔法の女神が保証しましょう』



「『サンダーチャージ』」



 これが最後の雑念だ。ちゃんと言葉にしよう。



「フー、シリカ。後ろからソルや語り人が来たら教えてくれ。そのタイミングで撃つ」


『語り人が間に合わなかった時はどうします?』


「俺の判断で撃つ」


『分かりました。お伝えします』



「頼むぞ、相棒」



『はい!』



 よし、伝える事は伝えた。集中しろ。あと1時間だ。



「『サンダーチャージ』」



 12回目のチャージだ。そろそろ魔法陣の、バチバチと言う雷の音がうるさくなってきた。

 でもまだだ。あと3回はチャージする。最大チャージでぶっぱなす。



「『サンダーチャージ』」



 ゆっくり、呼吸を整えて集中だ。



「『サンダーチャージ』」



 次で最後のチャージだ。後はサンダー本体用の魔力を残し、このチャージでありったけのMPを注ぎこむ。



「『サンダーチャージ』ィ!!!!」



 プレイヤーはまだか? あと5分なら待つぞ。




 そしてバカでかい魔法陣を出して待つこと4分──




『ルナさん、来ました。ソルさんを先頭に、語り人の方が続々と』


「OKだ。フー、ありがとう」


『いえいえ。これから耳が壊れる人に対して、何も言えないのが悲しいところです』


「語り人はすぐ治る」




 それじゃあ、殺ろうか。



 ━━━━━━━━━━━━━━━

『レイドイベント:王国の危機』を開始します。


 本イベントとは不定期に発生するものです。

 ━━━━━━━━━━━━━━━






「『サンダー』」

『レイドイベント:王国の危機』

発生条件1:『イベント:王女の騎士』が開催されている間、2つのイベントクエストをクリアしたプレイヤーが1万人を超える事。

発生条件2:1を満たした状態で毎分0.0002%の確率の抽選に当たる事。



それらを纏めて『不定期に発生』と書かれていますね。


結構色んなプレイヤーが出る予定ですので、名前の方もら楽しんでいただけたらなと、思います。


次回も楽しんでください!(^・ェ・^)/彡

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