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  作者: kohei
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プロローグ

「ファーやっと終わった、レアアイテムゲットーー!!」

「ここのクエスト難しいくせにドロップ率3%って、訪れた場所に無限にワープできるっていうだけでキツくないか??」

「っていうかもうこのゲームも終わりなのにこんなものいるかね??」


このゲー厶、memoriesは、十年に渡り続けられてきたが今日でサービス終了する


本日 2025年 4月1日 午前12時 ゲーム終了する 

今日は日曜日ということもあり、プレイヤーのうち6割がinしている

最後のイベント、last game the world

自分の腕時計をチラッと見る、それは11時59分になっている


「終わりか」

と寂しいような気がするがハマっていたゲームともあり、達成感が半端ない、

「なんか急に眠くなってきたー、」







目を擦り

「今は何時だ?」

と自分が身につけている腕時計を、確認しようとする

「ここはどこだ?」

自分が見たものはずっとやってきたゲームにとても似ている、っていうより、同じ、、、

「まさか、異世界転生?」

「って流石にないな笑笑」  


独り言をつぶやく 


周りを確認すると、さっきまでしていたパーティメンバーと野良の人たちがいる、誰にでもわかるような反応をしており

わかりやすく言うと「なんだこれは!!!」って感じになっている



パーティメンバーの一人、シロキが喋りかけてきた

「何かわかります?と聞こいてみるか思もっていたけど、同じだな!」

「そうなんだなー、なんだろうこれ?」


「せっかく記念でピザ頼んじゃったのにー、戻れるか?」 

「何頼んでんだよって言いたいけど、寿司頼んだわ笑笑」

「仲間だな!」

「いつも通りのシロキだね~なんか落ち着く〜」

「勝手に落ち着くな!! こっちは不安でたまらんぞ!!」 

「あー寿司食べたい」


いつも通りの会話をしているだけでなんか落ち着くかなり不安で仕方ないが何もしてないよりは百倍マシである、


フレンド歴8年ともなると幼馴染と言っても過言じゃない、まぁ会ったことはないけども、、ネットでは一番長い付き合いをしている


「なぁ、ヒロ、こっちに来る前に何が起こったか覚えているか?」

何かを考える探偵のような感じで顎に手を持っていく


その流れに乗って、

「探偵さん、覚えている限りでは急に眠くなってきて、それ以外は寿司を頼んだくらいですかね?」

「そうか、なるほどー、少しわかってきた、俺も眠くなった事から急に眠くなった後この世界に転生したと言うことだ!!!そして、絶対に出前を頼んでいるということ!!」


シロキがすごい発見をしたように大声で言っている

その光景を見て笑う、

「シノにも連絡しててさ、こっちに来るまでのこと聞いたら、眠くなったということと、出前は、頼んでないとの事」


「なんで出前頼んだかを回答してんだ?!アイツいないだろ」

手を広げ なんで?っていう顔をしている


「えーと、どうせシロキのことならなんで知っているんだ!!

アイツここにいないのに!!」


みたいなこと言っているでしょう

「こう言っといて、パーティのままだから丸聞こえだよバーカ、だそうだ」

「?!、そうだった笑笑」

「誰がバカだ!!」


シロキが右手を握り、ボクシングのマネをしている

「シロエだよバーカ」

といつの間にか後ろにいたシノに僕は少しびっくりした


「っていつの間にいた!びっくりするだろー」


「ごめんごめんヒロ、びっくりさせるつもりはなかったんだ」

軽く謝り、手を合わす、少しクスクスと笑っている


「シロエー、いつも通り罠にかかってバカだねー」

馬鹿にする

「今度こそ捕まえてやる」


「捕まえてみろ~」


とシロエが追いかけると、忍の潜伏スキルをウィンドウから発生させると

身を隠れている、


「どこいったー出てこい」

シロエが挑発すると

「出てきましたー、」

と煽り返す、その瞬間シノのスキル効果が消え、シロエの腹に膝でキック

シロエはKO

「すいませんでしたー」

と適当に謝る

「するしてやろう、特別にな、代わりに桃を買ってこい!」

将軍のように命令をしたあと、シロエはせっせと店に向かう


二人きりになると

「いつも通りだね、流れになれてきたよ笑」


「そろそろこれも飽きてきたな〜、次の茶番は考えておこうか」

シノは片手を腰におき、

「スキルは変更なしで、なんか前から使っていたように操作できるよ」


へー思い自分がいつも使う、アポートで近くにある花を、摘んでみる

「たしかに変わってないな、声でもできるんじゃ、」

そう思い、店で買っているシロエをアポートされる


「何してる!!、アポートしただろ、また行かないとだめじゃん!!代わりに行ってこい!!」

とシロエが怒っている


「何言ってるんだ??、私は、シロエに買ってこいと言ったんだぞー、」

シノが言うとハイハイと言いつつ静に戻っていった


「声でもできるな」


「そうなんだ、パソコンのときよりだいぶ操作しやすくなっているね」

シノはニコッとしている。

「何か企んでる?」


その笑顔に怪しさを覚える僕は聞いてみる、

「いやー、これからヒロと一緒に過ごせると思うと、ゾクゾクしちゃうな〜。」

笑いながら左手を口に当てる


「そう考えると嬉しいかも〜」

なんて適当な返事を返す


「え、。何言ってるの??」

真顔でこちらを見る

「あ、。うん、、」

しょんぼりした顔でシノの顔を見る


謎の空気が流れていると、シロエが桃を、買い終えた

「いやー、ここの桃は美味しーな〜」

その空気を変えるようなシロエが話に切り込む

シロエは6個買っていた

その桃をシロエが二人に渡すと、一人静に食べているシノと、自分のウィンドウをいじるシロエがいる


って身長とか変わってないんだな

そう思い、シノを立たせる

「ちょっと立ってみて」

不思議そうに見つめてくるシノは何気なく立ってくれた

「やっぱり身長とか髪型とか変わってないんだな」

納得するそうに首をふる

「なんか文句でもありますかね?!」

と不満げなシノは僕が持っている桃を知らぬ間にとっていた

「ちょっと僕のやつー」


「別にいいでしょー」

とった桃をニコニコしながら食べている

それを見るだけでなんか小学生5年生を見ているようだ、身長とかのせいもあるだろう


シノはだいたい150くらいで髪が少し長い、職業的にはアサシンをしている

フレンドとしては6年やっている、


シロエは結構大きい男性で筋力が凄そうに見える鎧を身に着けているがそこまで筋力はない

職業的にはガーディアンとしてやっており1体1だと結構勝ち続けている


僕 ヒロはそこまで筋力があるわけでもなくふつーの人的な感じですが、職業的にはマジシャンというのだが

マジシャンと言っても人それぞれ系統が違い僕はレアなサポートをしている


基本は何でもこのパーティーでクエストなんかをやっており、戦闘では負けがほとんどない


基本は6人で組むパーティーだが、3人で組むパーティーは少なくというより両手で数えれるくらいしかいない、なぜなら個々のスキルがうまく組合わないとフォローができない状況であるため、危険が大きいのときのとメリットがないことがある


合計レベルがクエストを受ける時の条件となるのだが、6人で行くのより2倍いるので、レベルがほぼカンストでないと受けることができないのである


レベルが3人で足りない時は初めての人を連れて行って、連携とかを教えている、初心者には先生!!なんてよく言われるが他の人からは情報屋と言われる、売っても買ってもないのに、、、


この世界にはギルドがあるのだが、全然入りたいと思わないので3人とも無所属である、レベルが99レベルの人では結構珍しいのだ


「なぁ、ヒロ、ここは東京エリアだけどさ、札幌エリアとか北九州エリアとかどうなっていると思う?」

ベンチに座るシロエが桃を食べ終えた後に首をかしげながら言う


「んー、行ってみないと分からないけど、ワープゲート壊れてるんだよね」

ワープゲートに指を指しながら言う


「何言ってんだよ、さっき手に入れた帰還の羽根があるじゃん」

その羽根をバックから出して見せる


「あーね、それがあったわ!」

なるほどー、というように左手をポンと右手におく

「じゃ行ってみるかね」


満足そうに食べていたシノが話しかける

「行くなら、桃を買っていくわ〜」

と言って、急いで店に行く


「じゃ行きますかね、シロエ準備しといてねー、」


「了解」

といい敬礼をしている



5分後



「準備はいいかな?」

二人に確認をとる

「いいよー」

と二人がハモりながら言う

「じゃ行きますかー」

といい、帰還の羽根を使う


すると、目を開けると札幌の街が広がってない??

「なんで??」

と思うと


空から飛竜が飛んできたのだ、

「おいおい、ワープって乗るのかい、そんなに楽できないと」

不満そうにシロエが言う

「まぁせっかく呼んでしまったし、行くしかないな」


飛竜が地面に降りると、ヒロはその飛竜の頭を撫でると、気持ち良さそうにしている


飛竜の背中に乗ると、

シノが

「ねぇ、飛竜とかにのるスキル持ってないのだがー」


「ええ?持ってないの!!、普通最初の方に覚えるはずなのに」 


「どうする?」

シノが頭を傾げる、

「じゃ乗せてよ、他に乗る方法ないしさ、」

手を合わせて言う

「シロエに乗れば?」

シロエの方に指を指し言う

「えーあんな人と一緒に乗りたくないわー」

とシロエの方を見ながら言う

「直で聞こえているんですけどー、聞こえていますー?」

とイライラしている態度をとっている、怒っている訳ではなさそうだけど

「はぁ、しょうがないな、次のスキルとるとき覚えといて、」

髪を掻きながらいう

「やったー!!」

とニコニコしながら言っていた

そして僕たちは飛び立った

札幌の街へと、

「そういえば白神山地を通るときにトンネルを渡らないとだめだったっけ、あそこ通る時、モンスターいるんだよな」

と独り言をいう

この転生を後の僕たちはいう、世界の変化、

last memories


といった

転移した僕らは強がっていた、誰一人不安をカキケセズ楽しく喋って苦い笑い声を広めていた

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