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社会問題シリーズ架空の用語解説

 最終更新日2017年8月8日。

 作品の略称について

 『自転車』=自転車だって認めてくれよ~できないなら権力で変えてみせてやる!

 『市長』=最悪な市長を落選させてみせる!

 『大臣の椅子』=大臣の椅子

 『将軍を倒せ!』=将軍

 『中小政党の憂鬱』=中小政党

 『お前らはいつ俺達を解放してくれるのか?』=俺解


 ◇政党

 ・平和党

 登場作品『自転車』、『大臣の椅子』、『中小政党』

 保守政党。政権を長い間務めるも上坂内閣の時代に失政のため国民化からの支持を失い、当時野党第1党であった民友党に政権の座を一時期奪われ野党となる。野党転落後は社会党にすら議席で負けるほど衰退していた。しかし、その後再び民友党に勝ち与党へと返り咲く。外交政策においてはタカ派が党内において多い。また、国内政策においては大きな政府路線で進んでいたが、野党である民友党の台頭により小さな政府路線に若干のかじ取りをしている。

 派閥は確認されている中では中野井派、佐々木派、中村派、向井派。なお、中野井派と佐々木派は『大臣の椅子』の時点では、派閥の領軸は変わっている。

 歴代総裁は、登場順に、上坂……春日優治……中野井─佐々木圭吾─久保……川崎俊介……佐藤俊彦……安斎真一

 モデルは自由民主党。


 ・民友党

 登場作品『自転車』、『中小政党』

 中道政党。一時期与党として政権を握るも現在は野党第1党となっている。政策は、主に福祉重視の政策であり国民の生活を大切にがキャッチコピーである。外交政策は友愛。国内政策は公共事業縮小かつ小さな政府路線である。

 玉城代表時代に反対のための反対政策をやめ対案重視の実力主義政党と変わる。そのため党内はまるで受験戦争のように実力主義で人を蹴落とすために党の議員が真面目に活動をするようになる。しかし、玉城代表暗殺後は、再び反対のための反対政策をする政党へと戻ってしまい体たらくな状況が続いている。

 歴代代表は、登場順に、前原源治……神崎─宇佐美─大串─山田有房……玉城勇四郎

 モデルは民主党。


 ・社会党

 登場作品『自転車』、『中小政党』

 革新政党。一時期は野党第1党であったが現在は野党第2党。福祉政策重視という点では民友党と似ているが政策は旧社会主義圏のような社会主義国家を目指すという当初の目的を若干変更した民主社会主義路線を目指している。1980年代には最盛期として衆議院定数512のうち136、参議院定数252のうち54と衆参合わせて190議席と野党第一党だった。

 『中小政党』においてメイン政党。この時点では衆議院定数475のうち12議席、参議院定数242のうち8議席と計20議席と落ちぶれてしまっている。

 社会党の執行部はいわゆる7人衆と言われており7つの役職があり党執行委員長、書記局長、国会対策局長、選挙対策局長、政策局長、広報局長、参議院議員代表の7つから構成されている。

 モデルは日本社会党、社会民主党。(主に55年体制下の日本社会党)

 歴代代表は、登場順に森本一樹


 ・大衆党

 登場作品『市長』

 共産主義国家建設を党是とする社会主義政党。日本で最も左寄りの思想を持っている政党。近年は党勢を衰退させているが、地方議会では一定の地位を持っている。

 モデルは日本共産党。


 ・市民民主党

 登場作品『中小政党』

 政党。市民民主党代表が党首である。


 ・民主改革党

 登場作品『中小政党』

 政党。民主改革党党首が党首である。


 ・明示党

 登場作品『俺解』

 政党。平和党と連立を組む与党。


 ・共和民主党

 登場作品『俺解』

 政党。安斎内閣の時点では野党の政党。


 ◇内閣関係

 ・外交問題担当大臣

 登場作品『俺解』

 安斎内閣において安斎が韓国との少女像問題や領土問題などを念頭に対韓専門の外交問題を解決するためにおいた無初任大臣。大臣は今村。


 ◇地名

 ・中川市

 登場作品『市長』『将軍』

 群馬県にある人口8万人の地方都市。5年前に周辺の4市町村と合併し"新中川市"となった。村田市政の際に新しく総合病院や給食センター、学校の統廃合など休息する少子高齢化による地方の衰退による行政改革を進めていた。しかし、村田市長の死去後に就任した阿久川市政では地盤を重視し合併前は親入村と呼ばれていた地域だけを発展させていき、中心街の衰退を産んでしまうなど市民からは不満が高まった。

 市内の高校として中川高校がある。

 歴代市長は村田─阿久川─大川

 副市長は田中将太。

 モデルは群馬県の中央に位置する渋川市。


 ・田縄市

 登場作品『将軍』

 群馬県にある中川市の北部に位置している市。市内の高校として田縄高校がある。

 モデルは真田丸で注目されている群馬県沼田市。


 ◇法律

 ・自転車社会構築法

 登場作品『自転車』

 『自転車』の主人公佐藤俊彦が政治生命をかけて成立させようとした法律。自転車が日本において不憫な扱いを受けていたことを高校時代から不満もっていた俊彦が法律案を平和党自転車議員連盟の会議において集約した。

 条文は全5か条で成り立っている。

 

 第1条① 自転車は軽車両の一部であるという認識ではなく自転車という車別を行うとする。

    ② 全項目に則り基本的に自転車は自転車専用道路を通行すること。自転車専用道路は全国に整備することをこの法律によって定め、専用道路の設備されていない個所につきましては基本的に車道、歩道どちらを通行してもよいとする。


 第2条

 自転車専用の道路の整備を進めていく。自転車専用道は歩行者の通行も禁止であり、バイクなどの通行も禁止である。都市をはじめ地方にも建設の義務を与える。


 第3条

 ①自転車特区を設立し、自転車を自動車よりも優先順位の高いものとする。自転車特区内では自転車は全ての最優先車種となる。

 ②自転車特区の役割としては自転車にやさしい街として低地に平地に設立する。


 第4条

 自転車産業の発展を促すため補助金制度の創設を行う。


 第5条

 詳細は不明だが、この法律の施行の際に既存の法律の扱い(主に道路交通法を指す)をどうするかや、この法律の施行日のことが書かれている



 ◇議員連盟

 ・平和党自転車議員連盟→自転車議員連盟

 登場作品『自転車』

 当初は平和党の議員によって設立されたが、のちのちほかの政党からも議連に参加するようになったため名称を後者に変更。俊彦が最初の選挙で落選したのちに平和党内のベテラン議員によって立ち上げられたという経緯がある。

 テーマは放置自転車、自転車社会構築法の法律草案。

 所属メンバー(俊彦が衆議院議員3期目の時)

 佐藤俊彦(第2代自転車議員連盟会長・平和党)

 金井克彦(議事進行・平和党)

 岡田銃五郎(議連幹事長・民友党)

 森本一樹(社会党)

 

 ◇市民団体

 ・脱自転車協会

 登場作品『自転車』

 放置自転車問題が騒がしいために自転車の全面禁止を求める市民団体。俊彦と対立していた候補を主に応援しており区議会にも候補を擁立するなど政治的な動きが盛んである。


 ◇企業

 ・読書新聞よみかきしんぶん

 登場作品『市長』

 大手新聞会社。

 モデルは読売新聞。


 ・上馬新聞

 登場作品『市長』

 地域新聞会社。

 本社ビルの3階には社内カフェがある。

 モデルは群馬県の上毛新聞。


 ・ワンダーブック

 登場作品『将軍』

 本屋。全国展開している企業であるが北陸、四国、沖縄には出店していない。


 ・株式会社ギルド

 登場作品『将軍』

 株式会社ギルドは鉄道、出版社、遊園地、不動産など多種多様の異業種に取り組んでいる大企業であり、ライトノベル人気が近年目立っていることを見て業界に参入くるなど挑戦的企業である。


 ◇学校

 ・中川高校

 登場作品『将軍』

 中川市にある進学校。男子校。


 ・田縄高校

 登場作品『将軍』

 中川高校よりも偏差値が若干低くなっているが、評判は上々である県最北部の進学校。


 ・稲畑大学

 登場作品『俺解』

 私立大学。安斎総理の出身校。


 ・東京国立大学

 登場作品『俺解』

 国立大学。今村外務次官の出身校。


 ◇作中登場するラノベ

 ・カナミ文庫

  主な作品

 『ヒステリアス』

 登場作品『将軍』

 カードゲームの話であり、どんなカードゲームかというと歴史上の人物がモチーフであり、主人公天皇寺神武が歴史上の人物を実際にその場に召喚して戦うカードゲームの戦いに巻き込まれ、歴史上の人物を召還し、日本の秩序を不安定なものにしようとしている悪の組織の者とカードバトルするという話。

 現在、2巻まで登場しており、累計発行部数は5万部と好調である。3巻は来月出ることが決まっておりさらにはカードゲームも実際に発売する。


 ・ギルド文庫

 登場作品『将軍』

 株式会社ギルドが出版しているライトノベル系レーベルの1つ。ルド文庫が創刊したのは今から3年前。まだまだ新興のレーベルに過ぎず、大手企業が元と言っても小さなレーベルであるため毎月の刊行数は大体5冊前後。少ないときは3冊程度で多くても8冊。売り上げもそこそこのものであると川波は評している。書籍ランキングでも1万部行く作品は数点あればいいぐらいものだ。しかしながた、大手企業ということを活かしてどんなに売れなかった作品でも3巻までは出すというレーベルの方針を固く守っておりほとんどの作品が最低3巻へとたどり着くことができている。

 主な作品

 『二級魔術師のギン』

 登場作品『将軍』

 既刊5巻。二級魔術師のギンは、二級魔術師という魔術師の階級にある主人公ギンが任務の傍らで突如として自分の前から姿を消した父親を探すという物語である。旅の先々で新たにヒロインが仲間として加わっていくハーレム系でもある。

 1巻では、ピーチェ、2巻ではレイ、3巻ではアイリスというヒロインがどんどんと増えていく。4巻はツーサンという謎のキャラクターと科学文明についての話をやり、5巻のあらすじで新ヒロインが登場することが示唆されている。

 シリーズ累計35万部。詳しくは作者別著二級魔術師のギンへ。


 『祖竜事変黙示録』

 登場作品『将軍』

 既刊4巻。シリーズ累計30万部。


 『RPG』

 登場作品『将軍』

 シリーズ累計50万部突破のギルド文庫の看板作品。詳しくは作者別著祖竜事変記へ。


 『エンジェル・ウィング』

 登場作品『将軍』

 既刊2巻。第3回ギルド文庫大賞銀賞受賞作である。バトルもの。


 『インフル・パンデミックス』

 登場作品『将軍』

 既刊1巻。学校がインフルエンザでどんどんと閉鎖されていく様子をゾンビ物のように恐怖感溢れる感じに描かれたラノベ。


 『悲劇のプリンスロード』

 登場作品『将軍』

 既刊1巻。亡国の姫の話であった。国を失った王女がだれも信用できなくなり、1人さまよっていたところに主人公が駆けつけるというものである。女性向けの内容。

 

 ・FA文庫

 登場作品『将軍』


 ・進撃文庫

 登場作品『将軍』


 ・ネクストファンタジー文庫

 登場作品『将軍』


 ◇その他

 ・チャリンコ論争

 登場作品『自転車』

 俊彦と脱自転車協会の対立を週刊誌が面白おかしく書いた際に付けたタイトル。俊彦はネーミングに文句があると怒っていた。


 ・週刊木曜、サタデー毎日、週刊未来

 登場作品『中小政党』

 週刊誌。

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