好きになっちゃうじゃない!4
ご主人様に引っ張られ、行ったところは、洋服屋さん。なぜか龍も来ることに・・・
ご主人様が、欲しいのを、買ってくれるっていうから・・・お言葉に甘えて~w
帰り際に、ご主人様の、独り言が・・・・
ご主人様は、強引。でも・・・優しいところもあるの・・・・。
ナ「コレ着ろよ?」
み「・・・女物・・・・なんで・・・」
ナ「コレは、妹の・・だよ」
み「?妹・・・いましたっけ?」
ナ「あ~?知らなかったっけ?違う、家に住んでるよ。」
み「一緒に住めばいいのに・・・」
ナ「無理だな。」
み「え?なんでですか?」
ナ「いいから、早くしろよ?」
み「あっ!はい~」
なんで・・・無理なの?・・・・謎ばかり~!!・・・でも、可愛い、美少女なんだろうな~・・・。
み「終わりました~」
ナ「歩くか」
み「え!!!!?」
ナ「なんだ?イヤか?」
み「いや・・・・意外だったもんで・・・・。」
ナ「そうか?まぁ、いいから行くぞ!」
み「はっはい!!」
あたしと、ご主人様は、洋服屋へむかった。
・・・・なぜか・・龍まで・・・・。何があったの?って?
実は・・・
み「お買い物~!♪」
龍「え?まぢ?いいな~!俺も行く~!」
ナ「お前は、仕事しろよ」
龍「なんでですか~?あっ!デートですか!?ごめんなさい、お邪魔ですね~!」
み・ナ「なッ!違うしッ!!!」
龍「じゃあ、俺行ってもいいですよね?変な噂、流しますよ?」
ナ「ちッ!わかったよ・・・。」
み「・・・・。」
龍「みなみちゃんッ!いこうッ!♪」
み「は・・い・・・。」
うわあああああんッ!デートがいい~~ッ!龍のばかッ!ばか~ッ!!意地悪・・・・。
み「わああッ!可愛い~♪」
ナ「早くしろよ?あと、好きなだけ買えよ。」
み「いいんですかッ!?」
ナ「ああ、みなみには、なんだかんだ言って、迷惑かけてるしな。」
み「!!ありがとうございますぅっ!!!」
龍「俺、コレ似合うと思うよッ!?」
み「・・・あたしは、ヤダ。」
龍「え~ッ!?」
うっせええええ!!!黙りやがれえええええええええ!!!!
あたしに、決めさせろおおおおおおおおッ!!
ナ「・・・・コレなんか、どう?」
み「わああッ!可愛い!!ご主人様、気が合いますね~♪♪」
ナ「ッ!・・そうかッ!?ははははははははッ!」
み「きゃああッ!コレも可愛い~!!」
わーきゃー、言いながら、5着買ってもらいました。
あたしは、ストレートの、長い髪の毛なの!
だから、カチューシャとかも、いろいろ、買ってもらいましたッ!
龍「なんでですかぁぁ!!!」
ナ「お前は、執事だろ?だったら普通だろ、荷物持ちなんて。」
み「ごめんね!あたし、自分でもつよ?」
ナ「だめだ!メイドは、力仕事は、似合わない!」
み「こんなの、重くないですよ?」
ナ「でも、だめだ!命令だ!」
み「・・・はいはい。」
龍「あ!やっば!俺、まだ仕事残ってた!これご主人様の、部屋に、おいときますね!」
ナ「部屋になかったら、首なくなるからな~!」
龍「りょーかい~!」
龍は、帰っていった。・・・・二人・・・・デート・・・・顔が、真っ赤になってきた。
気づかれないように・・・
み「あっ・・あたしっ・・・ジュース・・・かっ・・・買ってきますね!」
ナ「お!気が利くね~!俺、ミルクティ~!」
み「はっ・・はいッ!」
あたしは、走って自動販売機まで、行った。
み「はぁっはぁっ・・・っ・・・恥ずかしいよッ・・・でも・・・ちょっぴり、嬉しいかも・・・えっとミルクティーだっけ?・・・120円か・・・ピッ、とな・・・よしッ!」
あたしは、急いで、ご主人様の、ところへ戻った。
み「はぁっはぁっ!ご主人さっ!・・・?」
ナ「みなみ・・・・」
あたしは、ご主人様が、次の言葉を、言うと、同時に、人に、ぶつかった。
み「きゃッ!・・・あっ!ミルクティーが・・・・」
人「あら、ごめんなさいねぇ~」
み「いえ・・・こちらこそ!」
ナ「あ、みなみ~?」
み「あっ!すいませんッ!落としてしまいましたッ!」
ナ「そんなこと、いいよ。」
み「帰りましょうか?寒いですし・・・くしゅっ!」
ナ「平気か?・・・ほら、コレ」
ご主人様が、あたしに、コートを、かけてきた。
み「あったかい・・・。」
ナ「だろ?一緒に、着れば、寒さなんか、ふっとんじゃうんだぜ?すっげぇ魔法だろ?」
み「ふふッ・・・ホント・・・すごい魔法ですね・・・ぽっかぽかです・・・。」
あの後、一緒に帰った。・・・ホント・・・あったかくて、あついくらいだった・・・。
ご主人様、あなたに、すごい魔法を教わったよ・・・・心が、温かくなる、魔法・・・。