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好きになっちゃうじゃない!2

あたしは、倒れた。貧血だ・・・後悩み・・・。

それは・・・ご主人様のこと・・・。


あれ・・・なんか・・体が温かい・・・あれぇ?ご主人様が・・・

あたしを、お姫様抱っこしてる~、なんでだろぉ~?

あたしは、また寝た。



み「ん・・・ココ・・・ど・・こ・・?」

ナ「大丈夫か?ココは、俺の部屋だよ」

み「っ・・・ごめん・・なさい・・・。」

ナ「平気か?」

み「あ・・・はい、ありがとうございます・・・。」

ナ「今日は、もう、休め。」

み「あ・・・でも」

ナ「メイドはお前一人だから困るんだよ」

み「はい・・・。」

ナ「ごめんな・・・。」


ご主人様が、抱きしめてきた。


み「ご主人様ッ・・・」

ナ「ごめんごめん・・・。」

み「うっ・・・苦しいよ・・・ご主人様・・・。」

ナ「あ・・・ごめん。」

み「じゃあ・・・失礼しました・・。」


・・・・ご主人様・・・好きになっちゃう・・・だめ・・・だめ・・だめ・・・

うっ・・・頭イタイ・・・


龍「こんなところで、うずくまって・・・どうしたの?・・」

み「っ・・・なんでもないっ!」

龍「まって!」

み「いたっ!」

龍「さっきは・・・ごめん!許して!!」

み「・・っ・・・痛いよ・・・離してっ・・・」

ナ「何してる?離せ、お前は、執事だろ?執事は、恋愛禁止命令でてるだろ?」

龍「・・・・はい・・・すいません・・」

ナ「早く、次の、仕事をすませ。」

龍「はい・・・。」

ナ「大丈夫か?」

み「ありがとうございますッ・・・じゃあ・・」

ナ「まって・・・」

み「何ですか・・?」

ナ「今日は、俺の部屋で、休めよ?」

み「でも!」

ナ「いいから!命令だ!」

み「は・・い・・・。」


あたしは、ご主人様と、ご主人様の部屋へ、むかった。


ナ「ほら、入れ、俺は、ソファーで寝るからお前は、ベットで寝ろ」

み「あたしは、ソファーで、いいですよ?」

ナ「お前は、病人だろ?」

み「は・・・はい。」

ナ「・・・ほら、寝ろ?」

み「ご主人様・・」

ナ「ん?なんだ?」

み「ううん・・・何でもないです、おやすみなさい。」

ナ「おう」


あたしは、掛け布団をかぶった。ご主人様の匂いがする。

ご主人様の匂いに包まれて眠った。


~4時~


あたしは、目を覚ました。


み「ん~・・・っ!!」


ご主人様が、目の前に・・・なんで・・ソファーに寝るって・・・言ってたのに・・・


み「・・・ふふっ・・・可愛い寝顔~♪いいこいいこ~♪」

ナ「ん~・・・・み・・・・なみ・・・・・す・・・き・・・」

み「!!!!!!!!!ご主人様・・・ホント・・・なの・・?」

ナ「・・・ん~?み・・なみ・・早いなぁ~・・・ふぁぁぁ・・・」

み「あ・・・・寝言・・・か・・・おやすみなさい」

ナ「ん・・・」


あたしは、ご主人様に背中を向けた、そして、すぐに眠りについた。


ナ「本当だよ・・・みなみ・・・好きだよ・・・。」



~6時30分~


み「ご主人様~!朝ですよぉ~!おきてください~!」

ナ「もう・・ちょっと・・・ん~・・・み・・な・・・・み・・」

み「きゃああッ!」


またかよ・・・ベットに引きずりこむの好きだね~。

もう・・・からかわないでよっ!好きになっちゃうじゃないッ!!


み「ご主人様は、あたしのコト好きでもないんですから、こういうコトは、やめてください。」

ナ「あれれぇ~?今日は・・冷たいなぁ~・・・。」

み「好きじゃないのに、やられても、困ります、軽い気持ちでこういこことは、しないでください!」

ナ「?みな・・み?怒ってる?ごめんなぁ~?」

み「早く起きてください」

ナ「ん~」

み「イヤッ!」


ご主人様、もう抱きついたりしないでよ!すきでもないのに!困るよ、軽い気持ちでやられたら・・・こっちは、本気なんだよ?気づいてよ・・・。


ナ「ぁ~!いかないで~、起こして~!」

み「ぷっw子供みたいですよ~?甘えんぼサンですね~♪」

ナ「よいしょっ・・・ありがとう~」

み「早く行きますよ?」

ナ「はいはいはい・・・手ぇつないで~」

み「なんでですかぁ!?」

ナ「命令だぜ?」

み「うぅ~・・・ご主人様・・」

ナ「ん?」

み「あたしのこと・・・」

ナ「すきだよぉ~」

み「ぇ?」

ナ「俺は、み~んな大好きだぜ~?」

み「そうですか・・・。」

ナ「がっかりしてる~?」

み「べっ・・・べつにしてませんッ!」

ナ「可愛いなぁ~みなみは、可愛い~。」

み「寝ぼけすぎですよ~!顔洗ってきてください。」

ナ「は~い」


寝ぼけたご主人様は、フラフラしながら、洗面所にむかった。


み「はぁ~・・・ご主人様の大好きは・・・違う・・・あたしの、大好きと・・違う・・。」


そう・・・違う、あたしは、ただの、メイド・・・そう・・・そういう関係・・。

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