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詩 ジャージ姿

作者: WAIai
掲載日:2026/06/02

ほとんど制服姿なのだが、授業でジャージ姿になる必要がある。


私としては制服姿のほうが可愛いので、ジャージはできれば避けたいのだが、彼がじっと見つめてくる。


「何? どうしたの?」

「いや、何か新鮮だと思って」

「そう?」


私は深く考えず、答える。

彼の青いジャージ姿は素敵で、いかにもスポーツマンらしく、身体がしっかりしている。


制服姿とはまた違う見方ができ、少し顔を赤く染める。


ジャージはまるでオシャレアイテムみたいに、彼の身体の輪郭を映してくれる。


長い脚に、筋肉のついた胸板。


どこを見ているんだと言われそうなので、こそっと目で追う。

どうやら彼も私を見ているようなので、軽く手を振る。


すると「頑張れ」という掛け声とともに、手を大きく振られる。


もうかっこいいんだから。


誰にも見せないように、家に連れていこうかと危ない考えをして、やめる。

彼が嫌がることはしたくなかった。


「私、やばいかも」


頬を軽く叩くと、ピーと笛が鳴った。

どうやら試合が終わったらしい。


友達と笑うと、私は彼のところへ行って「あのね、あのね」と子どもみたいに無邪気に笑って話しかける。


彼の顔が嬉しそうに綻んだので、まるで気高いライオンが笑ったような感じだった。


「次はあなたの番ね」

「おう」


彼は張り切っているのか、伸びをすると、手を差し出してくる。私も手を差し出し、ハイタッチする。


「絶対に勝つから、ちゃんと見てろよ」

「うん!! ファイト!!」


私は声援を送ると、彼が座っていたところに立つ。

試合が始まって、彼が活躍していく。


「わあ、素敵!!」


私は見逃さないように、じっと視線を送り続ける。

もう、かっこよすぎだよ!!



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