【キャラ紹介】
まずは軽く、人物紹介です。
・『沢渡一二三 主人公。現代の男子高校二年生。剣道部。異世界転生に憧れている。ある日部活の帰りに車に跳ねられるが、無傷で現代人のまま異世界転生できなかった。逆に、次々と現れる異世界からの転生者に振り回される日々が始まる。
・『ヤマダ・グラン・キュービック』大転生者。異世界のすべての理を知るもの。現れた途端に、寿命で死ぬ。無駄死にNPC扱い。
・『ベルモット・オルウェーズ』25歳の女性。1567年から転生してきた錬金術師。イングランドの生まれ。気が強い。背が低い。犬嫌い。錬金術を多用すると巨乳になる欠点(利点)あるが、『500円玉をふんだんに錬金できる』。
・『香月フォーミュラ』16歳の異世界から転生した女性未来人。戦場看護師で、ヒーリング能力『救急絆創膏』蘇生術『A,E.D,』等のスキルを持つ。博愛主義。モンスターを『患者さん』と呼ぶ。
・『手裏堅寿介』年齢不詳の若き忍者。自己紹介で噛んだため周囲からは以降『シュルケン』と呼ばれることになった。忍術に自信がなく、隠密活動以外のスキルはほぼない。男性。
・『巌流』27歳の男性剣士。いつも試合相手を求めて日常の町内を彷徨っている。実は巌流島の戦いで宮本武蔵に敗れて転生した佐々木小次郎。
・『ユルエ』90年代のギャル。18歳(とりあえず高校三年生)で、主に居酒屋でバイトをしていた。ガラケー世代のくせに、興味を持ったスマホをあっという間に使いこなし、主人公の友人『渡辺渡辺』とチャットに明け暮れる。犬の散歩は欠かさない。
・『ダックス』犬。大転生者が置き去りにしていったダックスフント。時々、気まぐれで人語を話す。特技は犬レベル。
以上が大きな使命もなく転生してきた現代でユルい日常を過ごすが、やはり、ある日を境にRPG的冒険へと向かうことになるになるのだった――。