星の国、転移する
異世界VS戦国そんな空想を考えてまして…………
**古代の記録――初代王の伝説**
王子アレストールは魔法陣の中心に立ちながら、祭壇に刻まれた古の文字を見つめていた。そこには、遠い昔に語られた伝説が記されている。
「初代王ヴァリエン……この国に転生したのか？」
長老アリューゼは静かに頷いた。
「疑うか、王子？」
「当然だ。彼は伝説の王だぞ。エルフの民を導き、時空の法則を操り、アカシックレコードの入口までたどり着いた人物だ。」
アレストールは拳を握る。
「そんな偉大な王が、転生した先が戦乱の地、日本の武将だというのか？」
王様エルフェルドが祭壇の奥から歩み寄る。 家臣一同平伏し頭を下げる。
「初代国王ヴァリエンは、かつてこの世界を創り上げた。そして……滅びた。」
「……滅びた？」
「アカシックレコードの力を求めすぎたのだ。初代様は世界の真理を解き明かし、それを王国、星の国に還元しようとした。しかし、それは神の領域だった。」
沈黙が…………。視線が集まる
「王は自らを犠牲にしてまで、時空の裂け目に身を投じた。そして……魂は流れ、異世界へと辿り着いた。」
アレストールは息を呑む。
「それが、織田信長なのか？」
「そうだ。」
エルフェルドは厳かな声で告げる。
「信長の力――第六天魔王の覇気こそが、ヴァリエンの魂の証だ。魔法ではなく、人の意志の力そのもの。それこそが、アカシックレコードを開く鍵となる。」
転移の決断
魔法陣の中心に光り輝く特大な水晶が光る
「時空魔法、発動準備完了！」
魔導士たちの声が響く。王が最後の言葉を告げた。
「迎えよ。彼こそが、再びこの世界を導く者だ。」
「……信じるしかない。」
アレストールは剣を抜いた。
「転移、開始！」
次の瞬間
空間が砕け、巨大な光の渦が都市を包み込む。
そして、星の国は戦国の地へと降り立つ。
運命が信長へと繋がる、これはエルフが戦国時代を
生き抜く物語の始まり………………
織田信長は好きな武将No.1です
エルフ始まりの国王…………戦国時代に転生したなんてね
