レイドリザルトとお別れ?
『レイドバトルリザルト
参加者58人
MVP:カナタ
貴方の達成ボーナス
救援者、守護者、取り巻きキラー5位、ラッキーライブ☆
獲得ポイントが300%になります』
レイドバトルのリザルトが表示される、救援者はアッシュルさんの救助依頼を受けた事、守護者は男性神官騎士やリオアを攻撃する敵を倒した事、取り巻きキラーはレイドボスのだした魚人を倒した数が上位……ラッキーライブはリオアのライブ効果だろう? 1番ポイントの獲得量を増やしてるボーナスだ。
それにしてもイベントポイントが大盤振る舞いだ……。
「どう? 私のゲリラライブの力、凄かったでしょ? 1日1回しか使えない、私のレイド報酬が半分以下になる代わりに強力なバフを全体に付与する大技よ」
「具体的な性能はわからなかったけど、体感凄く強力なのは理解した……でも良かったのか? 報酬が減るということはイベントポイントも半分以下になるんだろ?」
「そうだけど強力な力は使いたくなるものよ」
胸をはり、ドヤ顔するリオア。
「でも可能ならレイドバトル中じゃなくてじっくりと聴きたかったです、敵の歌声が酷かったのです……」
「まあ、戦いながらだと、のんびり聞けないからな」
それでもファンからしたら特別なライブだったのだろう、あの神官騎士は凄く楽しげだったからな。
「まあ、次のライブはまたいつかね」
「次のライブ! 見てみたいです!」
フェルが目をキラキラと輝く……すっかりフェルはリオアのファンになったみたいだ。
「まあ、リオアとの冒険はここまでだな……そろそろ昼ご飯の時間だし、ログアウトしないといけないからな」
朝から冒険していたが、お腹が空いてきた……。
「そうね、楽しかったけど、私もご飯食べなきゃ、それじゃあまたね!」
そう言って笑顔でログアウトするリオア……それと同時に自動的にパーティーは解散になり、視界端のHPバーは自分の一つだけとなる
なんというか不思議な人だった……。
結局リオアが自分達を誘った理由もイマイチわからなかったが……まあ、いいか、色々と助けて貰ったし。
「またね……て、フレンドにもなってないのにまた会えるとは思えないけどね……」
「え、会えますよ?」
フェル? なんで確信というか断言に近い事を……?
「会えるの?」
「え、あ! あの! すみません、リオアに秘密にしてと言われたので言えません……」
え!? いつそんな秘密を交わしたの!? まさか自分がウィンディーネにやられた時か!?
まあ、秘密と言うなら無理に暴くのは良くないか……リーダーさんからリオアの秘密はあんまり深く探らないでと言われてるしな……。
「まあ、分かった深く考えないようにするよ」
「リオアに関してはそれでいいと思います、必ずいつか全部教えてくれますよ」
フェルとそんな言葉を交わしながらユリのマイホームに戻って、ログアウトするのだった……。
ログアウト後、今日は両親が夫婦水入らずで出掛けているので、妹の友奈と二人でご飯を食べる事になった、自然と食事中の会話がファンタジーフリーダムになる。
「お兄ちゃん夏イベントどっぷり楽しんでる?」
「まあ、楽しんでるな……1番楽しかったのは泳いでる時だったな、水中呼吸で呼吸管理がほぼ不要で楽に泳げて楽しかったよ、リアルでも泳ぎたくなったよ……今なら泳げるかも……。
あとフェルが頑張って泳ごうとしてたけど、泳ぐ適正なくて全然前に進んでなかったのは可愛らしかったな」
思い返すと、フェルには悪いと思うが、微笑ましくなってくる。
「じゃあずっとフェルと二人で行動してたの?」
「いや、ユリが所属しているチーム、ゼロオーダーのメンバーの一人と会って、一緒に行動したんだけど変……? 不思議……? な人だったよ、いい人なのは確かなんだけど……何を考えて接触してきたのかわからなかったよ」
「へ、変……」
苦笑いを浮かべる友奈……。
「もしかして、リオアと知り合い?」
「…………知ってるよ、VRゲームでの配信活動を主にしたアイドルのリオアでしょ」
「へー配信してるんだ、もしかして仲悪い?」
「そういうのはないんだけどね……」
なんかただならぬ関係なのかな? そう言えばユリも何故かアイドルのスキル持ってたな……。
多分それ関連でなんかあったぽいな……一緒にアイドル活動をしてたとか?うーん、気になるが友奈の表情が聞かないでという表情だし、これ以上は聞かないようにした……。
下手に踏み込んで妹との関係を悪くしたら目も当てられないからな。
「あ、そうだ今日の午後はプールいかない……? 最近ファンタジーフリーダムのし過ぎで、お母さんから運動しろと言われたから」
「そうだな、最近ファンタジーフリーダムのやり過ぎで、体動かしてないから行くか、リアルでも泳げるか試してみたいからな」
「よかった、思い立っての行動だから、友達は誘えないし、一人だとプールに行きづらいから……」
友奈のお誘いを受けながら、お昼ご飯をすませたのであった。
あ、プール行くなら一応フェルに一言言っておくか……。




