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鍛冶屋の息子、MMORPGにはまる  作者: リーフランス
サードシークレット、夏のイベントは不思議だらけ?
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クエスト報告と交換品の確認

クエスト報告をするために移動中…。


「リオアさん、改めて言うけどフェルを助けてくれてありがとうございます」


ウィンディーネとの戦いでは、それは後でと言われてたお礼を改めて言う。


「お礼なんて…あ、それなら3つお願いがあるんですがいいですか?」

「叶えられる範囲なら…」

「ならまず二人は、私を呼ぶ時は、さん付けをやめてください」

「分かったリオア、フェルもいいよね?」


そう聞くとフェルも頷く、リオアは嬉しげに2つめの願いを言う。


「フェルがそんな高露出の水着を着ることになった経緯を聞いても良い?」

「…リーダーさんが一万と格安で水着素材とレシピを売ってくれると引き換えに、カードを使ったギャンブルで、夏イベントのフィールドにいる間に着る水着をランダムで固定された感じだ…因みに意図的に約束を破ると、良く借りる工房を出禁にされます…」

「変な賭け事してるわね…フェルは嫌じゃなかったの?」


呆れたようにいうリオア…というかなんでそんな事聞いたし…。


「私は嫌じゃないです…レンナさんが作ってくれた水着ですし…この姿見て好き言ってくれましたし…」

「…そういう趣味があったの…レンナ、というか3つ目に行く予定だった聞きたい事が聞く前に答えわかっちゃった」


なんと言えばいいのか、知りたくなかった物を知ったような目つきで見てくるリオア…。


「リオア、フェルサイズの水着は、自分の手で作るしかなかったし、好きといったのも、魅了されてたからなんだ」

「あーまあ、レンナは妖精が好きだからね…それを自分の色に染めれたら、そりゃあ魅了されるよね…」


リオアに小声で耳打ちするようにいうが…。

あ、だめだなんか上手く伝わってない、状態異常と言うべきだったか…。


そんな会話をしつつ、ウィンディーネの霊薬を納品してクエストクリアした、依頼してきたNPCは泣きながら、感謝してくれた、そして報酬のイベントポイントを入手した。


「結構ポイント入るんだな、その分交換品の値段も高いのかな…?」

「そこそこ高いよ、だから水着着ないとやってられないよ」


イベントのポイントで交換できる景品ショップに行って、景品をみる。

欲しいと思った物を絞ってみる…候補が多くて絞るのが大変だ…。


『火の結晶(特大)

雷の結晶(特大)

水の結晶(特大)

火炎耐性のスキル書物

熱耐性のスキル書物

回復のスキル書物

各属性の攻撃魔法のスキル書物

高レアリティのインゴット』


……多いな、どれも高いポイントを要求される…全部取るのはまず不可能だろう。


なら一番欲しいのは火の結晶(特大)と高レアのインゴットだ…何故ならセカンドクエストで手に入れた、破損した妖精門の鍵を直す為に必要な素材だ…。


次に欲しいのは熱耐性のスキル書物だ、読むとこのスキルを習得出来るのだが、熱耐性は暑い場所での行動ペナルティ軽減だけではなく、鍛冶作業時のHP減少を軽減してくれるスキルだ…これがあれば鍛冶作業で死ににくくなるはずだ。


「リオアはなにか欲しいものがあるの?」

「うーん、欲しい物は殆ど持ってるからなー…終盤で、消耗品と交換する感じになりそうだよ」


リオアのレベルはわからないけど、確実に自分より高レベルだ、欲しい物は大抵持ってそうだな。


さて沢山イベントポイントが欲しいが、どうしようか…そう思っていると、眼の前にシステム画面が唐突に現れた。


『アッシュルさんからレイドの救援依頼が届いています!』


まさかのフレンドからの依頼!?

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― 新着の感想 ―
[一言] 微妙な勘違いが重なりますね。 そしてレイドのお誘い。行くしかない?
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