レンナの新たなクラスと可能性
『レンナ レベル23 性別:男性 鍛冶屋/未設定
転職クエスト開始可能中級クラスと派生クラス
妖精鍛冶屋
鍛冶職人
転職可能派生下級クラス(メインが中級クラス時、サブクラスに設定可能)
妖精門の見習い技師
共鳴技師
マルチクリエイター
呪詛鍛冶屋
サブクラス設定可能下級クラス(多数あるので選択する可能性が高い物をピックアップしています)
シスコン
ツール使い
シャベルファイター
他のなれるサブクラスを表示する。』
多量のシステム画面が現れる。
「一度鏡でスキャンしたら、後は選ぶだけなので、そちらの席に座ってごゆっくりお選びください」
「分かりました」
椅子に座って改めて、自分のクラスを見る…派生クラスと中級クラスが全部技術、生産クラスだ…出来れば戦闘クラスをもう一つのクラスにしたいんだが…。
「お兄ちゃん、全部生産とはいえ派生クラス多くない?いいなー」
ユリがジロジロと自分のクラス一覧を見ている、クラスの文字に触れてみたらクラスの詳細が浮かび上がった。
『妖精門の見習い技師
妖精門の鍵を取り扱うクラス、見習い時は修理はできても、1から作れる鍵は限られる、見習いが取れれば多彩な鍵を作り、大技を放てるようになる。
器用、知力、MPが伸びやすく、HP、防御力が伸びにくい。
共鳴技師
妖精と力を合わせて物を作る者を示すクラス、共に力を合わせる妖精が必須、運、敏捷、器用が伸びやすい、HPが育ちにくい。
マルチクリエイター
多くの生産スキルを使うものがなれるクラス、器用が伸びやすい。
呪詛鍛冶屋
命を削り、武器に血を注ぐ執念のクラス、力、器用、防御、敏捷が伸びやすく、HP、MP、運がかなり伸びにくい。』
そして中級クラスは、鍛冶屋の正統派の上位の鍛冶職人と、フェルとの共鳴の力が深く関わる妖精鍛冶屋があるみたいだ、だがなるには新しい専用のクエストをやる必要があるみたいだな。
「……妖精門の見習い技師…なんでレンナさんに…?」
あ、これフェルにも見えるのか、システム画面てNPCに見えてる時と見えてない時があるからそこがちょっと困る…。
だけどフェルからしたら、これで修理の手掛かりが見えたような物か…。
妖精門の見習い技師…称号の効果でなれるクラスぽいな。
「どうする、フェル?俺は妖精門の見習い技師でもいいけど…?」
「…レンナさん、中級クラスになりましょう、私の事よりも強くなりましょう?」
「わかった…」
まあ、中級クラスになれば、妖精門の見習い技師をサブクラスというやつに出来るし、先に中級クラスになるか…どちらを選ぶとしたら、妖精鍛冶屋の一択だな、妖精鍛冶屋の方が明らかに珍しそうで強そうだ。
妖精鍛冶屋の所をタッチすると転職クエストに挑戦しますか?と出てきたのでハイと押す。
『転職クエスト:妖精鍛冶屋
妖精と共に鍛冶をする5/5クリア
妖精との絆を深める????/500クリア
妖精と共に妖精の天敵を倒す1/1クリア
全ての条件をクリア済みです、転職クエストをクリアしました、クラスチェンジによって妖精鍛冶屋になりました。』
あれ?全部クリアしている?というか絆に関しては????になってるけど桁的に1000以上でオーバースコアになってる…?
「おーお兄ちゃん、既に条件充たしていたのね、流石!」
「妖精の天敵てあのオオムカデ…なのかな?」
褒めるユリと首を傾げるフェル…まあ、先んじての苦労のおかげで中級クラスなれたから良しとするか…後はもう一つのとれるサブクラスはフェルにとって重要そうな、妖精門の見習い技師にして…よし完成!
『レンナ レベル23 性別:男性
クラス:妖精鍛冶屋/妖精門の見習い技師
ステータス
HP129 MP300
力:99
防御:80
器用:183
敏捷:89
知力:156
運:72
スキルレベル
鍛冶:8、呪鍛冶:5、裁縫:3、細工:4、逃走術:3、投擲術:2、道具術:6、鑑定眼:4、即死耐性:1、共鳴:6、献身:3、不屈:3、採掘:3 、妖精加護
獲得称号:3つ』
な、なんかめっちゃステータス伸びた…?15レベルの時からHP以外凄い増えてる。
知力と器用なんかすごい伸びだし…下級クラスから中級クラスになるだけでこんなに違うの?それとも妖精加護の力か?フェルが言うには成長の力が上がると言っていたが…。