表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鍛冶屋の息子、MMORPGにはまる  作者: リーフランス
歌の神託とアイドル、乙女の戦い
612/626

レイドボス!幽霊船のサファイヤ

光り輝いたサファイヤから水の光線が発射される!


「うお!?」


ゴロンと転がるように回避する。

ウランさんはサイドステップで回避する。


「ウォーターカッターね、急所に当たればただでは済まないわよ!アシッドアロー!」


ウランさんがアドバイスしながらサファイヤに弓を放つ、矢はサファイヤに当たったが矢は弾かれた。


「やっぱり矢だと硬い敵には相性が悪いわね、ひとまず防御は下げたから攻撃していって!こっちも誤射しないように気をつけるから!」

「わかった、火の刃!」


回避時に崩れてた体制を立て直してから、サファイヤに向けて跳躍、火光を振るい、攻撃する!

ガキン!と火光はサファイヤに当たるが、殆ど傷つける事は出来ない!


「レンナ、火光は相性悪いからアースキーを使いなさい!後離れて!」


地面に着地して、ウランさんの言葉に従って、サファイヤと距離を取るとウランさんはサファイヤになにか薬瓶的な物を投げつけた!


「爆ぜろ!エクスボムグラス!」


ウランさんの言葉に反応してか、薬瓶が大爆発を起こしてサファイヤを爆発で攻撃する!


「おお…ふが!?」


爆発攻撃を見ていたら、そこから水の光線…というかウォーターカッターが飛んできて、体に直撃する!


HPゲージが8割消し飛んであっという間に瀕死状態、ウランさんの補助効果の中に自動回復の効果があったおかげで、急速にHPバーが回復しだすが、あんまり攻撃を食らってられない!


「ちょっと!?死ぬならせめて1時間いや30分後にやられてよね!?」

「なんでそんか具体的な数字なの??」


やばい、ウランさんの目的ががわからない。

でも味方なのは間違いないので、体制を立て直して身構える。


爆風が晴れて幽霊船のサファイヤが姿を現すが…ウランさんの攻撃を食らっても傷1つ付かないのはちょっと硬すぎやしないか…。


「ねえこれダメージ入っているの!?」

「入っているはずよ…レイドボスだから私とレンナさんの攻撃だけでは破壊しきれないだろうけどね!ポイズンアロー!」


こちらの質問に答えつつも、サファイヤから放たれる水の射撃攻撃を避けつつ、弓矢で攻撃し続けるウランさん…ポイズンて毒だよな?無機物に毒は意味ないんじゃ?


そう思っていたら、ジュワジュワとサファイヤからなにか異質な音が聞こえてくる。


「毒は毒でも溶解するタイプの毒よ!」


まるでこちらの考えに答えるように言葉を口にするウランさん…強い。


「こっちも負けてられない!地門!………アースキー投げ!」


アースキーを投げてサファイヤを攻撃する、最初は地門を使おうとしたが、船の上なせいか地門が発動しなかった為、投げて攻撃する。


ガキン!とサファイヤとアースキーが激突してダメージを与える、戻ってこいと念じると妖精の祝福の効果でアースキーが手元に戻ってくる。


「というかそろそろ他のプレイヤーは来ないのか!?」


状況的に赤い船、レッドレインはこの船に乗り込んでくるだろうし、TTもアスタリスクと合流したらここに来るはずだ…まだ移動用のビーコンも預かっているし、ワープしてくるはずだ。


レイドバトルである以上どんなプレイヤーが来ても共闘出来るはずだ。


「回避に集中しなさい!ペネトレイトアロー!」


ウランさんがそう言いながら水の弾を回避しながら矢を放つ、こっちも頑張って攻撃しなければ!


「もういっちょアースキー投げ!」


ガキン!ともう1度サファイヤにアースキーをぶつける!


「うお!?」


すると幽霊船のサファイヤは水の光線…ウォーターカッターを乱れ打ちしてきた!?


「うおお!?あだ!?」


何発かは回避するが、1つのウォーターカッターに当たり、持続回復で満タンまで回復したHPバーは再び危険領域まで削れる!


「レンナ!ヒールスロー!」


ウランさんがこちらに向かって、薬瓶を投げるが、薬瓶はサファイヤの放ったウォーターカッターに撃ち落とされる!


「あ、やば」


再び自分に向けてウォーターカッターが飛んでくる…回避は無理そうだ…受け止めも無理だな、アースキーが弾かれてそのまま水流の圧に切られそうだ。


ウランさんには悪いけど、死んだなそう思って諦めた瞬間…。


「ヒートナックル!」


目の前に魔法陣が現れたと思えば、炎の拳がウォーターカッターを迎撃した!


「TT!」


頼れる格闘家がやってきた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ