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鍛冶屋の息子、MMORPGにはまる  作者: リーフランス
冬休みの年末年始は試練がいっぱい?
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大修理開始!武器前編

『バトルリペア

戦場でも破損した装備を修理出来るようになるスキル、1度でも直した事のある装備に限られるがMPと素材を消費して、装備を修理することが出来るようになるしかし設備を使わない修理は応急手当のようなものなので過信は厳禁』


『修理強化

修理やメンテナンスした装備を一定時間強化するスキル、修理の具合や手間かけた時間によって強化の時間や効果が変わる、しっかりメンテナンスすれば武器は何時だって100%以上の力を出してくれるだろう』


戦いでも破損した装備を修理できるバトルリペアか修理やメンテナンスした装備を一定時間強化する修理強化、それが修理と強化の結合進化先だ。


バトルリペアは戦いの最中の装備が壊れても立て直しやすくなるのが強い、そして修理強化は修理やメンテナンスした装備を強化するスキルか…どっちも有用そうだ。


「なに悩んでいるんだ?」

「あ、いや、修理と強化の結合進化が発生してどうするか悩んでいて」


ナナサカさんに聞かれたので修理と強化の結合進化の事を話すとナナサカさんはアドバイスしてくれた。


「レンナ殿はたしか力のステータスが低かったよな、だから修理素材を持ち歩くと考えると…所持可能重量的に回復アイテム持てる量が減るから修理強化をおすすめする、それにバトルリペアはなんか面倒そう」


所持可能重量、そう言えば1回アイテム一覧に物を入れすぎた結果、重量過多で満足に動けなくなったな。


うーん、それに基本的にあんまり団体で動かないから装備が壊れて修理する間の無防備はどうするんだと考えたら…修理強化でいいかな…ポチリと選択する。


『修理強化に結合進化しました』


「そうだ、修理強化するならこれを持っていきな、研げばメンテナンス判定になるから」

「あ、ありがとう…でもこれって工房に置いてあった物じゃ」


ナナサカさんから砥石を貰う…ナナサカさんが取り出すた物なら素直に受け取れたが、明らかに工房にあった物を渡されたんだが。


「気にするな、後で代わりのやつを置いておくから」

「そっちをプレゼントすれば良いんじゃないんですか…?」


ナナサカさんの言葉に理由がわからないという顔をするフェル、こっちも良くわからないが…うん、砥石は返品しよう。


「流石に親しき中にも礼儀が必要だから返品します」

「気にしなくていいのにー」


ひとまず頭の中に今度砥石を買うという事を頭の片隅に置いといて、壊れた武器達の修理に入る。


と言っても修理素材があり、既に何度も強化、深化を行ってきたのだ、未知の武器ならともかく、使い慣れた武器の修理を今の自分達が苦戦する事はないと思う…。


その考えの通り、火光、アースキーの修理に関しては特にトラブルが起きたり、失敗すること無く、修理を終えることが出来た。

そんな中、再びフェルが躊躇いを感じる声で提案してくる。


「あの、レンナさん…ネージュフラワーの修理は私主体でやらせてもらっていいでしょうか…?」


どうしよう、フェルは火と相性悪いからフェルが鍛冶するのは良くないのでは…?と思ってくるとナナサカさんが話しかけてくる。


「レンナ殿、やらせてみたらどうだ?」

「でもフェルは火と相性悪いから危ないんだよ…」

「それならヒートガードを使いな、これを破れば使えるから」


そう言ってナナサカさんは工房にあった棚から巻物を渡してくれた…これは使っていいの…?まあ鑑定眼で見た感じそんな高価そうではないから後で代金置いておけばいいや、そう思い受け取る。


これがあるからフェルに頼んでも大丈夫かな、最悪こっちがサポートすればいいし。


「わかった、フェル頼んだ!……でもこの回復薬飲んでからね?」

「わかりました!」


フェルにMP回復薬を飲ませて魔力を回復させる、その後ネージュフラワーを鍛冶設備にセットして修理素材をセッティング、スタートボタンを押して、フェルの鍛冶が始まるのだった。


あ、でもネージュフラワーて何時も冷たい作業が多かったからヒートガードいらないか?

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― 新着の感想 ―
[一言] 落ち着いて直す方が性に合ってますよね。
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