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天使長の魂石

眼の前に現れた禍々しく光り輝く紫色の石、咄嗟に自分は鑑定眼を使う。


『天使長の魂石

螟ゥ菴ソ髟キ縺ョ鬲ゅ′蜈・縺」縺溽浹縲∝スシ縺ッ荳也阜縺ョ逵溷ョ溘r遏・縺」縺ヲ縺励∪縺」縺溘?∝、悶↓縺ッ豐「螻ア縺ョ莠コ縺後>縺ヲ縲∝スシ繧峨?繝励Ξ繧、繝、繝シ縺ィ縺励※驕翫?諢溯ヲ壹〒荳也阜縺ォ蟷イ貂峨@縺ヲ縺?k縺薙→縺ォ窶ヲ螟ゥ菴ソ髟キ縺ィ縺励※縺ョ閾ェ蛻??莠コ逕溘′菴懊i繧後◆繧ゅ?縺?縺ィ縲』


ヤバイ!なんか文字化けしている!?というかさっきナンバークエストで手に入れたやつだよな!?


「危ないレンナさん!マジックリフレクト!」


フェルが天使長の魂石と自分の間に立って、魔法反射のバリアを展開する、だが天使長の魂石はフェルに向かって高速で突撃してきた!


パリンと魔法反射のバリアは物理は無理と言わんばかりに簡単に割れて、天使長の魂石はフェルに直撃する!


「フェル!?」


フェルが力なく落下したので、手で受け止める!くそ!いや、なんで!?なんで自分のHPが減ってないの!?アースキーの肩代わりの効果範囲なのに!?

というか天使長の魂石がフェルと激突した時に消滅した!?なんで!?


「フェル!無事かフェル!リーダーさん!回復魔法を!」


フェルに声を掛けるが返事がなく、すぐにリーダーさんに回復を頼む!


「フルヒール!…HPが最大まであるから回復対象に指定出来ないな…マルチキュア!これも駄目だ意味がない…アナライズ!」


リーダーさんが治療を試みるが空振りする、HPが減ってないとはいえ意識を失っている辺り良くない状況なのは嫌でもわかる。


ヴォルゲとエアデ、戦闘特化なので現状何も出来ないと思われる刀神のナナサカさんが不安そうに見ている。


「レンナさん!なんとかする方法わかったよ!」

「どうすればいいんだ!?」


「今はフェルの中には怨念が入っているその怨念が何かまではわからないけど、通常手段で干渉することは不可能だ、だがレンナさんの持つスキル、シンクロの効果ならばフェルの中に干渉出来るかもしれない!」


怨念てまさか天使長ワンストか!?フェルと衝突して消えた石の名前にも多分間違いない!


「シンクロのスキルで干渉てどうやって!?」

「わからん!俺シンクロスキル手に入れたこと無いし!取り敢えずその指輪に強く祈りを込めたらどうだ?」


リーダーさんに言われたとおりに手に装備した妖精と鍛冶屋の指輪に祈りを捧げる、すると指輪が熱を持つと同時に視界がグラリと揺れる。


「レンナさん!?オールブースト!あ、これ干渉できないやつか!?」

「成る程だいたい理解した、レンナ殿!頑張ってフェル殿と共に生きて帰ってこい!」


二人の声が聞こえる中視界は自分の手足が見えないレベルで真っ暗になる。




「ここは…」


視界が元に戻るが自分の体以外は黒で塗りつぶされて見えない、だが気持ちは酷く冷静だった。


「人化解除」


ポン!と妖精の姿になり、アースキーと火光を取り出す、アースキーも火光も何故か妖精の小さな体でも持てるような大きさになっていた。


妖精と鍛冶屋の指輪に力を込めてフェルの居場所を探る、示した方向を見たが、そこには闇が広がるだけだった。


「先が見えないなら!照らすだけだ!ヒートウィング!」


背中の妖精の羽に火が宿る、その影響か周囲が少し明るく照らされた、地面があるのは認識出来る位に辺りは照らされた。


「行くぞ!」


妖精と鍛冶屋の指輪の場所共有を頼りに自分はフェルがいる場所に向かって高速で飛翔した!

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― 新着の感想 ―
[一言] 往生際が悪いですね!
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