表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
425/626

納品完了、天界にいく方法は?

「エアデ、ご注文の修理品納品にきたよー」


そう言って、エアデに地板鍵を渡す。


「性能が上がっている…ともかくありがとうございます、これで家に帰れます!」

「良かったなエアデ、僕の鍵も直して欲しいけど…」


「すまん、ヴォルゲ…レシピがないと修理出来ないんだ、というかエアデはなんでレシピ持っていたんだ?鍛冶は出来ないんだろ?」


ふと気になった事を聞く、エアデは少し恥ずかしそうに答えた。


「実は家の宝物庫から勝手に鍵を持ち出した際に鍵と一緒にレシピが箱に入っていただけなの…」


まって宝物庫から勝手に鍵を持ち出したて明らかに大丈夫じゃなさそうな情報が出てきた。

それ帰った後怒られないか?


「レシピか…俺が天界に行って、ヴォルゲが直したい鍵のレシピを買ってきたらなんとかならないか?」


「悪くない案だが無理だ、転移門の鍵を作るレシピは買えるような物じゃないからな、というか仮に売ってても、刀神の権能で天界と人間界に行き来できるお前がそんなレシピを買い漁ってたら不審に見えるからな…」

「そうかー…」


肩を落とすナナサカさん、ふと1つの考えが浮かんだので言葉にしてみる。


「じゃあヴォルゲの友達とかに迎えに来て貰うとかは出来ないのか?」

「すまないレンナ、天誘う万年鍵は高位の天使しか持てないし…持っている天使で友達は居ないんだ…」


「そうか…というかヴォルゲは高位の天使なのか…あ、すまん、これじゃあヴォルゲが高位の天使に見えないと行ってるようなものだな…」


しまった、サラッと酷いこと言ってしまった…謝るとヴォルゲの反応は気にする様子ではなかった。


「まあ、見た目で高位かどうかはわからないからな、仕方ない…」

「うーん、とりあえずレンナさんとフェル、エアデとヴォルゲはドワーフ達のいる地底に行ってみたら?天界の移動手段はナナサカと俺でなんとか探してみる」


リーダーさんが提案してくる、確かにこっちのナンバークエストはエアデを地底に、ヴォルゲを天界に連れて行くというクエストだ、先に地底の方を済ませた方が良いかもしれない。


「そうだな、天界に帰る手段がない以上、一旦エアデを家に帰らせる事が出来るならしたい、親も心配しているかもな」

「お父さんが心配しているだろうから早く帰りたいです」


ヴォルゲとエアデは好意的な反応を示す。


「リーダーさんはどう動くんですか?リーダーさんは天界に行けないですよね?」

「天界に行けないが、俺はナナサカのサポートだ、連絡しあってナナサカが嫌いな小難しい話は俺がなんとかする感じだな」


フェルの質問に答えるリーダーさん、それと同時に眼の前にシステム画面が現れてリーダーさんからのフレンドメッセージが出てくる。


『それになぜ天界の偉い天使が堕天する予定が全く見えないヴォルゲを堕天使候補にしたのか調べないといけないからな…あ、これはヴォルゲが心配するだろうから内密にな。』


おかしいな、リーダーさんの手はキーボード入力というか、メッセージとか入力するような動きはしてなかったのにどうやってメッセージを送ってきたんだ…?脳波で入力とかできたっけ?


というか今気づいたがリーダーさんとナナサカさんアイコンタクト取っているように見えるけどもしかしてメッセージのやり取りしている?キーボードとか使わず?どうやってるの?


まあ、わからなくても天界の方はリーダーさんとナナサカさんに任せたほうが良いだろう。


「あー情報戦は頼りなる、今度の確定申告も手伝ってー」

「ボケてないで通信機つけて天界に行く準備しろ…あ、そうだ地底に行く前に一旦人間界経由してもらっていいかな、自分のマイホームに居たほうがナナサカをサポート出来るし…ここに置いていかれたらちょっと困るし」

「わかった、それじゃあ早速行こうか」


こうして自分達は地底に向かうことになった。

地底には何があるのかな?絶景とかあったら良いなーとそんな事を考えながら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 陰謀ものですかね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ