兄妹のステータス、強さを知り求める
「そういえばお兄ちゃん、武器を完成させた時に経験値入ってレベルアップしたよね、それと同時には死んじゃったけどなにか特殊なスキルとか得てない?」
「うん?見るか?そうだ、お互い見せ合おうよ」
「うん、見せ合おう、でも親しくない人にステータスを細かく聞くのは良くないから、気をつけてねお兄ちゃん、ステータスてその人の手の内がわかっちゃうし…そういうがバレるのを嫌う人は多いの」
ユリの言葉にわかったと頷く、個人的にやり込んでる妹の強さが気になる、一体どれだけやり込んでるのか…。
レンナ レベル4 性別:男性
クラス:鍛冶屋
ステータス
HP40 MP70
力:5
防御:4
器用:10
敏捷:13
知力:22
運:25
スキルレベル
鍛冶:6、呪鍛冶:1、逃走術:1、投擲術:1、道具術:2、鑑定眼:1、即死耐性:1、共鳴:2、献身:1、不屈:1、採掘:1 、妖精加護
獲得称号:1つ
ユリ レベル38 性別:女性
クラス:偶像/スピードフェンサー
ステータス
HP509 MP353
力:181
防御:0
器用:243
敏捷:256
知力:130
運:67
スキルレベル
剣術:8、加速:8、回避:7、立体機動:7、弱点看破:5、風魔法:3、状態異常無効:1、補助魔法:4、隠蔽偽装:4、危機察知:3、回復魔術:3、アイドル:5
封印中のスキル:16
獲得称号:20
「なあ、もしかして俺の作った武器って……弱い?ユリのステータス三桁台だし…」
というか、ユリのステータスがかなりピーキーな性能している、防御0て完全に喰らわないことを前提にしている…それにアイドルレベル5?偶像?もしかして隠蔽偽装で隠されてたりする?いや、ここで友奈が隠蔽する理由ないよな……?
「い、いや強いよ、装備の数値は色々と独特だし、今見たステータスには反映されないのよ、この世界、いらないスキルレベルは封印して、レベルの経験値に変換とかできるし…因みにスキル封印解除したら、経験値が減って、レベルが下がって、ステータスが下がるけどね…」
「そうなの?所で偶像にアイドルて?」
「それは知り合いに唆されて…そこは気にしなくていいよ!こっち的に気になるのは、レベルが一気に3上がってるのと、クラスの見習い鍛冶屋が鍛冶屋になって鍛冶レベルが6になってるのと、即死耐性と妖精加護と呪鍛冶だよ!」
焦ったように話題をずらすユリ、気になる所が多いよ!?
「俺は始めたばかりのゲームの事を、事細かに説明なんて出来ないよ、妖精加護に関してはフェルが詳しいのでは?」
そう言いながら、システム画面をポチポチしながら、呪鍛冶と妖精加護に関して調べてユリと一緒に確認する。
『呪鍛冶
命を削り、武器に魂を込める技術、作業中のHP減少スピードと完成時のHP減少が増える代わりに完成品の性能を上げる、スキルレベルが上がるほど最大HPが下がる、スキル封印中は減った最大HPが戻る。
妖精加護
妖精の加護、効果は妖精に依存する。』
…まて、自分は称号で最大HP下がってるのに呪鍛冶で更に下がってるのか…結構やばいのでは?
妖精加護はやはりフェルに聞くしかないのか。
「フェル、妖精加護てどんな効果かわかる?」
「え!?私の加護は成長の力が上がる加護です」
ステータスやスキルの話についてこれず、ボーとしていたフェルは急に話しかけられてびっくりしながらも、答えてくれる…かわいい。
「成長の力が上がる?レベルアップ時の補正が上がるのかな?だとしたらとんでもなく壊れスキルだよ…お兄ちゃん、暫くはフェルの事を隠しながらレベリングすることをおすすめするよ…多分噂になったら…いや、確実に悪いやつに目をつけられる、フェルを守れるようにする為にも強くなる事を勧めるよ」
後半のフェルを隠すことに関しては自分だけ聞こえるように囁くユリ。
悪いやつに目をつけられる…それはゾッとするな…気をつけねば、そして当面の目標が決まった、戦ったり、強い装備を作って、フェルを守れる様に強くなろう…。
ステータスに関してはバランスが変わって随時調整が入る場合がございます予めご了承ください。