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多田くんは正しくなれず。  作者: ゆしゃら
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初恋オタク高校生の奮闘記

人が嫌いだ。仕事が嫌いだ。もう全て投げ出したい。

とは言っても自動的に世界は流れていく。まるでロボットのように。このような日常が嫌いだった。

…が俺にはアニメがある!!漫画がある!!推しのアイドルがいる!!ネトゲもある!!ネットでならいくらでも輝ける!!…などという事が生きるモチベとなっているのが多田忠司(15)である。気がついたらもう4月、高校1年生、オタク街道まっしぐらだった俺はついに高校生となった。もちろんコミュ障なので友達はいない。

話す奴はいないのでまずログインボーナスを貰うだろう。だが、「多田くん、おはよう」「なんだお前、推し出てきたから話しかけるn…」そこで俺は星4確定演出レベルの稲妻が体に走った。そう、それは一目惚れだった。

華奢な身体、絹のように艶やかなショートボブ、そしてなんでも見透かされそうなほど飲み込まれる瞳、俺はいつからここまで変態チックになってしまったんだろうか。しかし、これは間違いなく一目惚れだった。そう、あの頃のように。そして俺は決心した。「オタク、封印してこの子と仲良くなる…そんで薔薇色高校生になってやる…」しかし、この決心はオタクがアイデンティティである俺にとって至難すぎる出来事であった。

これは、生粋のオタクである多田忠司の青春に振り回された末路の話である。


あとがき

描きたくなったので描きました。こっからあらゆるジャンルのオタクぶん回していきます。好評でしたら続き書きます、何卒。

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