?+5=4,マイナスという考え方
?+5=4
について考えてみましょう。
これは、
なにかに 5 をたしたら 4 と同じになりました。
なにか
は
いくつでしょう?
てことですね。
たしたら へる?
そんなことあるわけないじゃん
と
これを読むあなたは思うでしょう。
そのとおりです。
ではこういう場合はどうでしょう。
お皿に
5個
のせておいた
チョコレートケーキが
目をはなしたら
4個になってしまいました。
なにがおきたのでしょう?
そうです。
誰かが
「1個食べた」のです。
食べた、使った、引いた、消した
などの
出来事
をあらわす記号のことを、
-(まいなす)
といいます。
説明のために
1個食べた、使った、引いた、消した
というのを
黒丸であらわしたいと思います。
●+〇〇〇〇〇=〇〇〇〇
式でいうと
-1+5 =4
です。
ひとつひく ものに いつつ たすと よんに ひとしくなる
という意味ですね。
前回の復習ですが。
?+〇〇〇〇=〇〇〇〇〇
式でいうと
?+4=5
「〇〇〇〇]〇…結果
〔〇〇〇〇」 …もともとの状態
結果からもとの状態の分だけ消すと
〇 がのこります。
?=1 ですね。
1+4=5
です。
では今回
?+〇〇〇〇〇=〇〇〇〇
式でいうと
?+5=4
「〇〇〇〇〕 …結果
〔〇〇〇〇〇」…もともとの状態
結果からもとの状態の分だけ消すとそうとすると
[〇〇〇〇〕? …結果
↑↑↑↑ ↑
[〇〇〇〇 〇」…もともとの状態
1、「足りない」ですね。
たりないことも、
-(まいなす)
というので、
-1
と言います。
この、
-(まいなす)
という考えかたは
あまりみないように思うでしょう。
が、世界の人々(ひとびと)のくらしをささえる
とても大切な考えかたなのです。
特に活躍しているのは
お店ですね。
コンビニエンスストア、スーパー、オモチャ屋さん
の品物についている
値段
がそうです。
たとえば
ぬいぐるみに
ついている数字
これは、
「あなたが これをてにいれる には
これだけ
しはらってください。」
ということです。
しはらう
ということは
お金が
へる
ということです。
へる
ということは、
-(まいなす)
ですね。
あなたがぬいぐるみを買うということは
あなたに
ぬいぐるみ が
+1
ふえて、お金 が
-(まいなす)いくらか
値段の分だけ
へります。
ケーキやさんごっこ
とか
お店ごっこをすると、いいかもしれません。
お店とお客で
売ったり買ったりしながら
+
と
-
について、考えてみましょう。
では、今回の教訓
買う
ということは、
お金を払って
へらす
ということです。
あなたの家にあるものは
お父さんかお母さんが
買ってきてくれたり
誰かからもらってきてくれたものです。
買ってくれたということは、
お父さんかお母さんの財布のお金の
-(まいなす)
の結果です。
感謝して
大切につかいましょう。