4という数字(すうじ)。4=3+1
前回は
〇から〇を消すと、何もない
になる、というお話をしました。
式で言うと、
1-1=0
(いち まいなす いち いこーる ぜろ)
ですね。
別の言い方をすると、
いち から いち を ひく と いこーる になるのは ぜろ
です。
ご飯の時、おやつの時
お人形さんをおもちゃの家から「出す」時
ぜろ の式を言葉に出してみましょう。
さて。
今回から新しい数字が登場します。
〇+〇〇〇=〇〇〇〇
1+3=?
〇〇+〇〇=〇〇〇〇
2+2=?
〇〇〇+〇=〇〇〇〇
3+1=?
〇〇〇〇
の事を、
4(よん)
と言います。
何もないに4を足しても、4です。
0に何を足しても、そのままその数になります。
式で言うと
0+4=4
ですね。
この、4は、
3より1多い数。
だったり、
2より2多い数だったり
1より3多い数だったりします。
式で言うと
〇〇〇〇=〇〇〇+〇
4=3+1
〇〇〇〇=〇〇+〇〇
4=2+2
〇〇〇〇=〇+〇〇〇
4=1+3
他にも、
〇〇〇〇=何もない+〇〇〇〇
4=0+4
ですね。
この
ある数字、状態は、どういう出来事の結果なのか?
という事を考えると、ちょっと楽しいかもしれません。
例えば。
あなたの友達の家族が4人だとします。
お父さん、お母さん、友達、赤ちゃんな妹。
人
を
〇
として
お父さん、お母さん、友達、赤ちゃんな妹
〇、〇、〇、〇
〇+〇+〇+〇=〇〇〇〇
式で言うと、
1+1+1+1=4
ですね。
でも
去年は
お父さん、お母さん、友達
〇、〇、〇
〇+〇+〇=〇〇〇
1+1+1=3
でした。
違いは?
そうです。
赤ちゃんが生まれたからです。
赤ちゃん
〇
が「1人増え」ました。
数字でいうと
+1
ですね。
友達の家族は「4人です」。
去年は「3人()にんでした」が、赤ちゃんが生まれて「1人増えました」。
〇〇〇〇=〇〇〇+〇
式で言うと、
4=3+1
ですね。
こんな感じで、
今のこれは、もともとどうだったのが、何がおきてこうなってるのか?
と考えると、色々楽しいかもしれませんね。
例えば。
お父さんとお母さんは「2人」で夫婦です。
「1人」だったお父さんが「1人」だったお母さん結婚してくださいといって結婚しました。
〇〇=〇+〇
式で言うと
2=1+1
ですね。
人ではなくても、
シューマイや他のものでもできます。
皿の上には「3個」シューマイがあります。
「4個あった」シューマイを私が「1個食べました」。
〇〇〇=〇〇〇〇-〇
式で言うと
3=4-1
ですね。
こんな風に、色々考えてみましょう。
では、今回の教訓。
どういう事も、誰かが何かをしてくれた結果です。
あなたが「1人」この世界にいるのは、あなたが「いない」世界に、
お母さんがあなたを「1人生んでくれた」、からです。
(
式で言うと
1=0+1)
晩御飯でお皿にじゃがいもが「3個」出てくるのは
「何もない皿」に、お母さんがじゃがいもを「3個料理してくれて、
お皿にのせてくれた」からです。
(式で言うと
3=0+3)
服も、靴も、何から何まで
誰かが買ったり作ってくれたものです。
そういうことに、感謝する気持ちがあると
物を大切にできるかもしれませんね。