3という数字(すうじ)。0という「何(なに)もない」、数字。
遊びという形で
何回も繰り返すと
数という概念は覚えやすいです。
数学や算数でつまづいている場合も
ここから考え直すのが
実は近道です。
前回は、
1+1=2
について考えました。
もちろん世の中には
1+1=1
と書きたくなるような物事もありますが、
それはおいおいやっていく予定です。
で、今回の本題に入る前に。
まずはこちらを。
〇=〇
…・顔文字ではありませんよ。笑
1=1
です。
〇+〇=〇〇
前回書きましたね。
1+1=2
です。
〇+〇〇=〇〇〇
1+2=3
今回から登場ですね。
〇〇〇
を3と呼びます。
〇
が
1
〇〇
が
2
〇〇〇
が
3です。
ちなみに、
〇〇は、〇に〇をくわえたものに等しい、ですね。
=
とかいて
イコール
とよみます。
つまり、
〇〇=〇+〇
ということですね。
数字で書くと
2=1+1
です。
単位というものは便利なもので。
くっつけたり分けたりできます。
くっつける
というのは
〇+〇=〇〇
1+1=2
分ける
というのは
〇〇=〇+〇
2=1+1
ということです。
では、3は?
〇+〇+〇=〇〇〇
1+1+1=3
または
〇+〇〇=〇〇〇
1+2=3
または
〇〇+〇=〇〇〇
2+1=3
ですね。
ということは。
〇〇〇=〇+〇+〇
3=1+1+1
〇〇〇=〇+〇〇
3=1+2
〇〇〇=〇〇+〇
3=2+1
というお話です。
この〇は、
一円玉
五円玉
十円玉
レゴブロックの赤とか青とか黄色
でも
形や色が同()じものなら、何ででも
〇
の代わりにできます。
では、読むだけでは
あまり楽しくないというより
眠くなるので
実際にやってみましょう!
材料は何でもいいのですが、
例えば
レゴブロックの赤
を用意()するなら。
(レゴブロックがない場合、小石とかでもいいです。
■
がレゴブロック赤としましょう。
目の前の床に
■■■
と3つ、レゴブロックをならべて下さい。
ちなみに、
■
が1
■■
が2
です。)
■
を
右手に取ってみましょう。
右手の中には
■
だけがあります。
それが
■が1です。
目の前
には
■■
があります。
これは、
1が2つなので
■■
2
ですね。
■■■
3
から、レゴブロックを
■
1
取ると、残りは
■■
2
ですね。
もう1つ、
■を床から取って、右手の中の■に加えてみましょう。
床にあるレゴブロックは
1つ減って
■
だけになりました。
右手には
■■
の2つですね。
では、もう1つ。
床から
■をとってみましょう。
右手の中では
■が1つ増えて
■■■
3つ
になりました。
床には
何もありません。
「何もない」
という事を
数字で言うと
0(ぜろ)
となります。
この
0
という数字は、とても不思議な力があるのですが、その話はまたそのうち。
床には
レゴブロック赤は
何もない
です。
数字では、
0
と言います。
右手の中には何がありますか?
■■■
レゴブロックが
3
ありますね。
こんな感じで
床
と
右手のレゴブロックを
取ったり戻したりして
比べてみましょう。
お父さんやお母さん
叔母さんやおじさん
友達やお兄ちゃんお姉ちゃんと
やるといいですね。
※お父さんお母さんへ。
何回も何回も繰り返し繰り返し
してあげてください。
「床はいくつー?」
「ぜろ!」
「おかーさんの手にはいくつー?」
「さん!」
「おー!すごいですね!
(最大ほめてあげる)
「じゃあ、床にもどしまーす。
(お子さんの手から、床に2戻す。)
床はいくつー?」
「えーと、に!」
「せいかーい!
じゃあ、右手さんには何個ありますかー?」
「えーと、に!」
「おしい!
答えはいち!」
「いちなの?」
「うん、君の中にあるのが、いちなの。
ひとりぼっちなの。
ひとつだけ。
それが
いち
なのです。
たくさん見て。」
(よーく観察してもらいましょう)
…と、まあこんな感じで。
今回は
何もない。
数字だと0
■
1
■■
2
■■■
3
についてお話しました。
では、
3つ
の何かを探してみましょう。
できたら小さいものがいいです。
一円玉
五円玉
十円玉
レゴブロック
石ころ
ミニカー
他は何があるかな?
家の中で探してみましょう。
それから
お父さんやお母さん
叔母さんやおじさん
友達やお兄ちゃんお姉ちゃんと
例えば3つのお手玉で。
遊んでみましょう。
楽しくするのが一番です。
これを読むあなたが
3持って
お母さんが
0
から始まって。
お手玉をあげたり
もらったり
返したり
やり取りしてみて
あなたの右手と、お母さんの右手の中
(または他の誰かと)
に、いくつ
お手玉があるか、話しながらやってみましょう。
さっきは床でしたが。
床の代わりにお母さんですね。
教訓
何かを
あげたり
もらったり
というのが続いていくのが人生ですね。
いつも ありがとうのきもちや
あげれて うれしい
という きもちを忘れないと
幸せになれるかもしれません。