たんぽぽ
笑みを浮かべ彼女は微笑む
誰へではなく彼女は微笑む
まるで全てを許す聖母の様に
まるで全てお見通しの母の様に
彼女は微笑む
暴言を言われても踏み付けられても
ただ微笑んでいるその表情
朝の木漏れ日の様であり
夜の月明かりの様である
そんな表情そんな存在
彼女はいつもそこにいた
彼女はいつもそこで見ていた
人々に踏まれ排気ガスを被り
それでも彼女はそこにいた
そして6月のある日
彼女はいなくなってしまった
怖さで逃げてしまったのか
辛さで逃げてしまったのか
分からない分からない
ただ一つ分かるのは
そこに綿毛がある事だけだ
こんばんは。黒胡麻です。
昨日携帯のプロファイルを
アンインストールしたところ
メモが全て消えてしまい、
詩や歌詞が全て消えました。
かなりショックです。
なのでもしかしたら1日投稿は
無理になるかもしれません。
すみません。
それではまた次回。