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【第23話:家族旅行をします】

ごめんんさい‥‥ちょっと矛盾を見つけてしまって、ラストだけ改稿しました。ストーリー的な変化はありませんので、スルーしてくださいませ。

「はい注目!」

ユアが音頭を取り、ソファにそれぞれのカップをもつ6人が揃う。

ひまわりハウスでは食後にここに一度集まるのだ。

普段なにもなければ話し合って順番を決めお風呂タイムに移行する。

何か話し合いたいことは、ここで意見をだすのだ。

今日はユアから大事な話があると、きりだした。

「明後日出発で予定通りスリックデンに行きます‥‥えといいかな?」

「いいよぉ」

「依頼もお休みにしてもらってます」

ノアとラウマはオフィスでも人気のバディと成っていて、指名の依頼が結構入る。

旅行にいくからとマルタスにお願いしたのだ。

アミュアとユアももちろん人気のバディだが、Bクラスは少し依頼料も高くなる。

それでCクラスのラウマ・ノアに依頼が集まるのだ。

エイシスも特に用事はないと事前に話していて、今は頷いただけだ。

スリックデンに行く用事はアミュアとユアとカーニャのものなので、これで同意が得られたこととなる。

「ありがとう‥たのしみだな!家族旅行だね?」

「うんうん」

「私もたのしみだわ」

アミュアとカーニャもにこにこになる。

今のは確認だけで、議題は別にあった。

「それでね、依頼の戻りにラウマと話してて、家全体を土足禁止にしたらどうかって。馬車をそうしたらお掃除らくになったってラウマがいうのね。あたしこのソファのとこみたいに全部裸足であるいたらきもちいいなあって思うの。どうおもう?」

それぞれ考えてみている。

まずはカーニャが手をちょこっと上げた。

ユアが頷いて発言を促す。

「靴はどうするの?人数分を置けるようにしないと‥‥乾燥室に置くようにするかな?」

ひまわりハウスは基本的に全部土足だ。

ソファのまわりとロフトの上、あとは玄関左の上がりに少し禁止ゾーンがある。

結局靴をぬいでくつろぎたいので、みながソファにあつまるようになっているのだ。

ちょこっと手を上げるエイシスが頬を染めた。

「はい!エイシス」

ユアが指名する。

「‥‥えと‥‥お掃除はそんなに大変ではないです‥‥でも裸足でいるのはわたしも好きです」

普段ラウマが居ない時は家事全般がエイシスの担当になっている。

今日みたいにラウマは依頼で居ないときもあるので、エイシスが責任者のようになっているのだ。

もちろん依頼がないと全員で手伝いをする。

「皆んなもそれでいいかな?」

ノアがばんざいする。

「いいよーノアもはだしでいたい!」

「ノアはいまでも裸足でいるの多いじゃない」

ラウマは笑ってそういった。

「うん!あしの指が自由に動かせるのが好きなの」

そういって足をあげて器用にふにふに動かしてみせる。

スカートなのでパンツが見えてしまう。

「こらノア、はしたないですよパンツが見えます」

「ええ?みてもいいよ?」

アミュアの指導はノアには通じない。

「ノア、他の人が来たときにもやってしまうから、普段から気をつけようねってことよ」

カーニャの細やかな意味の説明にノアも納得。

「そっか‥‥ごめんね気をつける」

「いい子ね」

カーニャによしよしされて目を細めるノア。

カーニャは皆んなのお姉さんみたいな位置に収まっている。

アミュアの言うことを聞かないノアもカーニャの話しはちゃんと聞く。

そうしてアミュアはぷぅとほほをふくらませるのだった。

「わたしもそうゆう意味でいったのです」

「まぁまぁ、ノア以外はちゃんとわかってたよ」

ふくれるとユアがよしよしと慰める。

「うん」

それだけでにっこりに戻るアミュア。

「じゃあ他にないかな?なければお風呂だよ」

『はーい』

あたしいちばん!じゃ一緒にはいる!とざわざわ騒がしくなる。

たった6人でも、結構賑やかだなとエイシスは幸せを感じる。

ひまわりハウスは今日も日当たりがよく温かな一日だった。

天気は曇りだったが、エイシスにはそう感じられた。


 


ユアからアミュアとカーニャに相談して、地下は平等に使おうとなった。

今まではアミュアとユアの日、カーニャとユアの日と交代で使った。

これからはその後にラウマとノアとエイシスの日を入れて三交代で使おうとなった。

そして今夜はカーニャとユアの日なのだが、アミュアを連れてくるカーニャ。

「今日は三人で寝ます!」

カーニャの提案。

「うん!」「いいよ!」

二人も賛成。

「ふふふ、そうすると実は明日も三人で寝られます!」

「おおお‥‥」

アミュアは拍手したがユアはちょっと考えた。

「カーニャ天才‥‥あれ?それだと二人っきりの日がなくなるよ?」

にんまりするカーニャ。

「いいじゃない‥‥私はアミュアがいても平気よ?」

「えええ?!」「あうあうあう」

大混乱の二人。

「‥‥それはアミュアもカーニャに見られる事になるよぉ‥‥」

「いやなの?アミュア」

カーニャは容赦なくにまにまする。

「‥‥はずかしいよぉ」

「恥ずかしいことしてるの?」

「わあああ!!」

ユアの方が限界になる。

「‥‥じゃあ一人お風呂に行くっていうのは?」

「賛成!」

アミュアはすぐ賛成。

「いっかいくらいならいいかなぁぁぁ‥‥」

ユアはちょっとカーニャに賛成してしまうのだった。

「ユアのえっち!!」

アミュアはぷぅとふくれた。

二人が笑って、こうゆうのも楽しいねと、時々三人で寝ることとなるのだった。




そうして出発の日。

今日はすみれ館のセリナが見送りに来てくれて、鍵を預かってもらった。

なにかあったらよろしくねとユアはセリナに頼むのだった。

「留守をおねがいね‥‥時々でいいから様子をみてね」

「まかせておいて!ゆっくり楽しんでおいで」

そういってちょっと微笑むセリナ。

家族の事情はほとんど話してある。

それくらいの付き合いで、近しさだった。

にっこり笑うユアがセリナの手を取る。

「ありがとうセリナ‥‥お土産かってくるね」

「うん、甘いのがいいな!お茶をサービスしちゃうよ」

準備の整ったみなでセリナにあいさつ。

『いってきまーす!』

そうしてひまわりハウスの家族旅行がはじまるのだった。




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