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タネの外

作者:ジョン=キクチ=パウエル
この世界、人間は“観察されるため”に生まれた。
怒る、泣く、恋する、転ぶ、鼻血出す——ぜんぶ誰かの娯楽。
その“誰か”は空の向こうにいる、超ヒマな神っぽい存在「ソトミ」。
彼らは人間の人生を見て「いいね」したり、「恋愛パートまだ?」とメモを残したりする。
つまり、人生はリアリティ番組。しかも台本付き。

主人公は、そんな世界で“ちょっとだけズレた”男。
朝からマヨネーズを頭にかけ、駅前で「私はカブトムシです」と叫び、
コンビニではレジ袋だけを持ち帰る。
目的はただひとつ——ソトミの“いいね”をもらうこと。

でも、だんだん気づいてしまう。
「俺の人生、ソトミのエンタメになってない?」
そして始まる、観察者への反抗。
泣きながら笑い、怒りながら寝て、恋愛パートを拒否する。
ソトミは困惑。空は紫に光る。鳩は寄ってくる。

これは、観察される人生から“自分で演出する人生”へと踏み出す、
一人のマヨネーズ男の物語である。
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