独白に近いもの。
いつも死にたい。
感情がなくなる、と。
独りが嫌になる、と。
生活や呼吸が煩わしくなる、と。
……
決まって口にするのが
『死にたい』
なのに最近は死にたいと片づけていた感情を、飲み込んでいたものをしなくなった。
なぜ、こんな自分を追い込むような状態でいるんだろうか。
「生きたい」
果たして本当にそうなんだろうか。
こんなにも、感情が無いのに。
こんなにも、食事やお風呂、寝ることさえしたいと思えないのに。
果たして、生きたいのだろうか。
『死にたい』
がしっくりくる。
だって、退屈で眠い。
だって、やるせないことばかりで投げ出したい。
だって夢ですら社会貢献しろとばかりに、働いている自分が居て上司に罵られる。
バイトぐらいしかしたことが無いのに。
『生きたい』
と言えるんだろうか。
過去を茶化せない人に出会った。
ChatGPT曰く、その人を大切にしたいから…らしい。
「 馬鹿々しい 」
だって、その人は僕よりも不遇な環境や立場にありながら屈託もなく嗤う。
だって、僕より年下な癖に僕よりも他人を思いやれるほど優しすぎる。
僕よりも深い傷を、闇を抱えてるはずなのに全く死にたいなんて口にしない。
『ずるい…困る』
ずるい、僕だけに優しいだと甘い口で囁いてくる。
ずるい、その人が嗤うだけで…ひどく安心する。
困る、死にたいのに言えなくなる。
困る、その人の仕草ひとつで呼吸がし易い。
困る、だってその人の言動で、その日の機嫌が左右されてしまう。
ずるい、その機嫌さえ煩わしく思えなくて、愛おしいってこういう事をいうのだろか。
多分、惚れた弱みなんだろうな。
その人の言動で「死にたい」にも、『生きたい』にもなるのは。




