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歴史20 存在の肯定

朝日が昇り、純人族ヒューマンのアダン達にとっては初めてとなる鉱山内の作業が始まった。


「オラァどけどけぇぇぇいぃ!!」


「そうだぁ!どけどけぇ!!」


昨日の内に作業の流れを副リーダーのリィンから聞いていたアダンは、掘り起こした土や岩を生活の邪魔にならない場所へと運びだす運搬の仕事を行なっていた。


「ドラゴンに武器が通用したのは大きな前進だ」と言っていた、明るそうな性格の狼人族ワーウルフと一緒になって、別に邪魔になっている訳でもない他の運搬役の者達へ、特に意味の無いノリだけの掛け声を挙げながらアダンとワーウルフがドタドタと勢い任せに走る。


「どうしたエルフぅ!この調子だと俺達の圧勝だぜぇ!?」


「圧勝だぜぇ!」


台車に乗っていた岩土を放って、穴を掘り進む者達の所へ向かう途中でまずワーウルフが、続いてアダンが、近くを歩いていた長髪の耳長人族エルフへと悪ノリで絡む。


「なんだお前達うるさいな。大体、そんな調子で動いていたら前半良くても後半もたない」「ヒャッホーウ!!」


言い掛けるエルフを無視してワーウルフが勢い良く走って戻って行くとアダンもそれに続く。


「って聞いてないし……なんでアイツラあんなテンション高いんだ…なぁ」


漏れ出た疑問を、近くにいた片耳のワーウルフへとエルフが投げ掛ける。


「………………」


話しかけられたワーウルフは、エルフを一瞥してから、すぐにまた前を向き、台車を押しながら静かに答えた。


「……アイツはランセイの…先遣隊にいたワーウルフの弟だ。死んじまったとは言え、武器の有用性を証明した兄貴の活躍が嬉しいんだろう。後はまぁアレだ…ランセイの所は大家族だったんだ。当然、必要な食料も他より増える。昔から気落ちするような事が有ってもいちいち立ち止まる余裕なんかは無かったらしい。だからと言って馬鹿みたいに燥ぐ必要も無いとは思うがな」


「む…なるほど、そういう理由か………そう言えば、お前のところはどんな家族だったんだ?」


雑談の中で出たエルフの質問に、片耳のワーウルフが作業を止める。


「ん?」


「………オヤジが無能だった。食料の取れない日が続いた時期に、長年コンビを組んで狩りをしていた相手に食料を騙し取られて餓死しちまった。母と妹も巻き添えだ」


「そ、それは………すまない…軽率な質問だった」


聞かなくて良い事を聞いてしまったエルフが申し訳なさそうに謝ると、止まっていたワーウルフは、再び台車の把手を握って歩き始めながら相槌を返す。


「んなコーダルの実に触るような反応しなくても昔の話だよ……だが、あまり俺に関わるな。必要以上に他人と仲良くする気は無い」



重い足取りで作業する片耳のワーウルフとは打って変わり、アダン達は相変わらずの調子で走り回っていた。


「やるなぁお前!ヒューマンの割にけっこう動けるじゃねぇか!」「へへ!伊達に今日まで生き残っていねぇって!そういうアンタこそ!さすがはワーウルフってところだ!」「アンタじゃねぇ!シグだ!」「そうか!俺はアダンだ!」



アダンがノリを相手に寄せていた部分も有るが、そもそもの波長が合っていた為に2人はあっという間に仲良くなって自己紹介を交わす。


「なぁシグ。今後の参考のため聞いときたいんだが、ドラゴンはワーウルフよりどの程度の速さなんだ?」


台車に乗っていた土塊を、誰も使っていない空間の一角へと同時に下ろしたところでアダンが質問する。


「あん?なんで今そんなこと、せっかく楽しく仕事してるのにドラゴンの名前なんか出すなよな!」


「そうだな。楽しく働くのは良いことだな。でも、ドラゴンをブッ倒せばもっと嬉しいだろ?俺達ヒューマンはたしかに他の人種よりも弱い。だが、弱いからこそ作戦を重視する。良い作戦を考える為には情報が必要だ」


「弱いって…アダンは体力あるじゃん」


「俺はヒューマンの中では強い方だからな。とは言え、強かろうが弱かろうが、どっちにしろ良い作戦が有る方が勝てる確率が上がる」


「待て待て!ちょっと待て!サクセンだのイーサクセンだの!サクセンって要は連携の事だろ?仕事の手を止めてまで考えるような事か?連携なんかその場のノリでだいたい合うもんだろうがよ!」


シグの反応でアダンは理解した。


ワーウルフ全体がそうなのかはまだ判断しかねるが、少なくともシグと自分とでは、作戦という言葉に対しての認識が違うようだ。


「違うぞシグ。連携ってのは大人数で相手とまともにぶつかる事だろ?作戦ってのは、自分が、または自分達が有利な状況を造りだす事だ」


アダンの説明に、シグが両腕を組んで顔をしかめる。


「うん?なんだよそりゃ…例えばどういう事なんだよ」


「そうだなぁ、たとえば……」


いちど言葉を区切ってから、アダンがわざとらしい声を挙げてシグの後ろを指差す。


「あぁ!なんだアレは!?」


「あっ!?」


アダンの言葉に、シグが慌てて振り向くが、後ろに視線を向けても特に変わった様子は無い。


「って感じで、相手が振り向いた隙に攻撃する。これもひとつの作戦と言えるだろう」


「な、なんだぁそりゃあ?早い話が騙し討ちか?」


「まぁ、騙し討ちだったり、相手に気付かれない内に大きな穴を掘って、そこを木の枝や葉っぱで隠して穴を見えないようにしてから、相手にそれを踏ませて落ちて動きづらくなった内に攻撃する事も作戦だな」


「だから、つまりは騙し討ちだろ?」


「それだけじゃない。正面からやる作戦も有る。ひとつ聞くが、ナトーエンペルトカゲって知ってるか?」


「あぁアレだろ?ちょっとだけドラゴンに似ている馬鹿デカイ白色のトカゲだろ」


「そうだ。アイツは地上でも動けるが、水中でも動ける。水中にいるアイツと戦えって言われたら、シグならどうする?」


「無理だろ!水の中じゃ動きづらい!まずはなんとかして地上に出てくるようにするだろ普通!」


「なんとかって、たとえば?」


「そりゃお前…たとえば石とか投げたり…え〜と…水の周りをウロチョロして意識をこっちに向けさせたり………って……」


そこまで言ったところで、なにかを思い浮かべたようにシグが言葉に詰まる。


「そうだ!自分が戦いやすくなる為になんとかする事を作戦って言うんだ!」


「おぉ……意外と…イヤ、よくよく考えてみればサクセンってめちゃくちゃ重要だな…」


今まで無意識の内にやっていた地味な行動ゆえに気付きもしなかったが、改めて作戦の重要性を知ったシグが感嘆の声をもらす。


「だろ!だからさ、ドラゴンと上手く戦う作戦を考える為に、ドラゴンがどんな感じで動くのかを知っておきたい。まずは速さからだ。ドラゴンはワーウルフよりどのぐらい素早いんだ?」


「どのぐらい……そうだなぁ…」


アダンが質問すると、シグが両腕を組んで目線を適当な下方に落とす。


さすがに、今すぐこの場でドラゴンを倒すような作戦が簡単に出てきたりはしないだろうが、それでも考える価値は十二分に有る。


シグはできる限り正確にドラゴンの動きを想い浮かべてから、それを自分なりに一番伝わりやすい言葉でアダンに返答した。


「俺らワーウルフがズバァン!だとすればドラゴンはズババァン!ってぐらいかな?」「あ、イヤ、そこは数字で頼む。ワーウルフの速さが10だとすればドラゴンはいくらぐらいだ?」「あん?数字で?うぅ〜ん…俺らワーウルフが10だとすればドラゴンはだいたい…」


「キサマら!なにをボケッと突っ立っている!」


話しに集中する中で、突如として後ろから飛んできた大きな怒声にシグとアダンの体が反射的に縮こまって小さく跳ね上がる。



2人が慌てて振り向くと、初対面の時にヒューマンを認めないと言い張っていた鬼人族オーガが自分達を睨み付けていた。


「どけ!」


オーガが手にする台車に乗った土塊を下ろすだけなら彼が2歩よこにズレればそれで済む話なのだが、いまだ動揺が収まらない2人は思わず、言われるがままに道を譲る。


「フンッ!」


力を込める際の掛け声とも、苛立ちまじりに喉を鳴らしたとも取れぬ声を出しつつ台車の土塊を下ろしてから、オーガは再び2人を睨む。


「初っ端からサボってお喋りとは良い度胸だ!俺達はドラゴンを倒す為に働いている!遊んでいるわけじゃないぞ!それでも自由にやると言うならまず最初に貴様の価値を示せ!」


まず謝って事情を説明しようとアダンが口を開きかけるが、シグがそれよりも早く声を荒げてオーガに言い返す。


「うるせー!こっちはドラゴンを倒す為のサクセンを考えてんだ!邪魔すんな!」


「うん?サクセン?なんだそれは?重要な事なんだろうな!?」


「ったりめーだ!向こう行ってろ!」


「…ぬぅ………」


聞き慣れない言葉が気になるオーガだったが、怒鳴った手前あまり深く質問する事もできず、シグの態度もあって渋々と引き下がる。


「…悪いななんか……助かったよ」


作戦と言う単語が気になっていた様子だし、ああも一方的に追い返さずともイイのではと思ったが、ここは素直に礼を言っておく事にした。


「なーに気にすんな!それよりえぇと……ドラゴンの速さについてだよな!ワーウルフの速さが10だとするとドラゴンは17ぐらい…イヤ18ぐらいか。切り返しの速度も半端じゃねぇ。溜め時間が人より半呼吸分くらい長いけど、ここは攻撃じゃなくて回避に集中すべきだな。悔しいが単純な速さ比べじゃあまず勝てない。でも小回りはそこまで効かねぇ。細かい動きをする速度は人と同じぐらいだ………とまぁ、大体こんなところかな?どうだ?良い作戦は思い付きそうか?」


現状の自分が伝えれる範囲でアダンにドラゴンの速さを説明したシグが、期待に満ちた明るい声色で質問する。


「今すぐは思いつかない。けど、良い参考になった。なにかあればまた質問させてもらうよ」


「思いつかないんなら仕方ないな!そんじゃま仕事に戻ろう!ガンガン運ぶぜぇ〜!」


シグは相変わらずの調子で走って行く。


その場に残ったアダンは、まだ立ち止まったまま、ドラゴンへの対抗方法を頭の中で簡単に整理する。


『あの巨体でワーウルフの倍近い速度、分かってはいたが正面突破は無理だな。しかし、小回りの速度は人と同程度………最初の接触時の衝撃をどうにか抑えて、囲んで叩けばそれだけでだいぶ有利になりそうだ。まず必要なのはエルフの扱う弓矢のような飛び道具か…いや……アラクネの巣みたいに何か罠を作るべきか…………』




「アダァァン!!早くしろ!!今そっちに別のオーガが行ったぁ!!またサボってるだなんだとドヤされっぞぉ!!」


通路の奥からシグの声が飛んできたすぐ後に、不要な土塊を集めている空間内に入ってきたオーガがアダンを睨む。


「ぬぉっ!?悪い悪いちょっとドラゴンについて考えてたんだ!すぐ戻るよ!」


アダンが慌てて台車を手にとり、オーガの横を走って抜ける。


「………フンッ!」


走り去っていくアダンを横目に、オーガが苛立ち混じりに鼻を鳴らす。


『やべぇやべぇ…………あのオーガに言われた通り、まずは他の皆に認めてもらわないと話しにならないな。しばらくは運搬作業の方に集中しよう』


もうすこしドラゴンに関する情報を集めたかったが、その後はひたすら運搬作業の方に励んだ。


アダン達ヒューマンは瞬間的な力では他種族に劣るものの、手先の器用さと持久力に優れ、ほとんどペースを落とす事なくそれなりに動き続けた。


マッサージ係として様々な種族の筋肉疲労を癒す作業を行うイヴリスは、初めの方こそ同族との体の違いに戸惑っていたものの、精吸魔人族サキュバスの的確な指導と、今まで同族に行ったマッサージ経験の応用とによって、すぐにコツを掴んでは上手く疲労を取り去ってやり、喉の怪我で喋れない不自由さなど物の数で無いかのように初日の時点で多くの者と打ち解ける。


穴を掘り進む位置にいたカインも、初めの方は全然だったが、小鬼人族ゴブリンに手早く確実に掘る動き方を教わってからは目に見えてスピードアップし、子供としては充分すぎる程の働きを見せた。


結局、1日が終わった時点で、比較的に無口な吸血人族ヴァンパイアや慎重な性質ゆえ他者との距離を詰める事に時間が掛かるエルフとゴブリンとを除き、ヒューマンを鉱山に受け入れる事に賛成派だった者の大半から一定以上の評価を得れた。


2日、3日と経つ度にアダン達を認める者は少しずつ増え、5日目の時点では、動ける程度に回復した先遣隊のヴァンパイアがドラゴンとの戦闘で起きた事を説明するときの、その後の状況を補足説明する場で、未だアダン達を一人前と認めていない者達にも『少なくともこの場でくだらない嘘とかを言ったりする奴では無い』と思わせる程度の信用は与える事ができていた。



ただ1人とはいえ生きて帰り、再び皆の前に立った先遣隊のヴァンパイアは、その日は仲間達からの礼賛らいさんの挨拶を受け続け、嬉しくも忙しい1日を過ごす事となる。



落ち着いた次の日に改めて礼を言うヴァンパイアと、変に恩着せがましい態度はとらず丁寧かつ友好的に返答するアダン達とが打ち解け合うのに大した時間は掛からず、それを機に他のヴァンパイア達も少しずつアダン達と話すようになっていった。




そこから更に3日経ち、慎重だったエルフやゴブリンがようやく気を許し始めたところで、アダンは再び、ドラゴンと戦う為の情報を皆から集めだす。




「正確に急所を射抜く事は難しい。とは言え、いくら速くても的がデカいからな、体のどこかに当てるだけなら不確定要素を考慮しても100発中99発は命中する。それでどの程度の傷を与えれるかはまた別の話だが」



まずはエルフから弓の腕前を聞き



「ダメダメ足止めにもならないわよ。巣に引っかかる瞬間ほんの僅かに速度が落ちるだけで、すぐブチ破られてまた速度を上げだすわよアイツら」


「速度が落ちるって事はまったくの無意味では無いよな…例えばの話しだが、糸で全身をぐるぐるに固めたら動きを封じれたりしないかな?」


「全身をぐるぐるに………そりゃあ…かなり動きを鈍らせるとは思うけど、たぶん10秒も経たない内に千切って脱出するだろうし、そもそも全身をぐるぐるにするのがまず難しいわよ」


続いて半蜘蛛人族アラクネの糸でドラゴンを捕らえれるのかを



「編み物の技術か。いちおう修得しているが特別に力を入れてたりはしないな。それがどうかしたのか?」


「ああ、実は…………」


鉄工人族ドワーフのガジンとは編み物の技術について話し合う。




戦闘面については、オーガとワーウルフの強さは当たり前として、まずは蛇人族ラミア


「総合的な力じゃ敵わないけど、勢いを付けて振るう尾の威力はオーガの一撃にも負けないよ」


次はヴァンパイア


「特別に得意な攻撃方法は無いが、これと言って苦手な事も無い。いずれにせよ戦力になる事だけは保証しよう」


ゴブリン


「確かに俺達ゴブリンは弱いけど、俺みたいな小さい奴に懐に潜られたらドラゴンは嫌がるだろうぜ。アダンだって虫の大軍にたかられると堪らないだろ。虫みたいに小さな割には強い牙を持てるかって所はドワーフ任せだけどね」


サキュバス


「申し訳ないけど、大した戦力にはなれませんわ。あからさまな隙ができたドラゴンを少しでも削るってぐらいならできると思いますけど」


翼人族ハーピィ


「ヴァンパイアの話しを聞いて気付いたけど、地上のドラゴンは飛んでいる時ほど手強くは無いわね。他の皆がどうにか引き付けてくれてたら、空から強烈な一撃をお見舞いしてやるわよ」


猪人族オーク


「た、戦いは慣れてないけど、力は結構強い方だよ!」



皆にどの程度戦えるか、どうやって戦うかを一通り聞いてから、頭の中で少しずつ戦略を組み立てていく。


朝起きて作業が始まる前に、作業の途中に、休憩時間に、就寝前に、隙間時間を見つけては、戦略を組み立て、頭の中でドラゴンとの模擬戦を行なっては細かい修正を加えていく。




作戦を考え始めてから10日目の夜、就寝時間になり皆が眠りに落ちてから間も無い頃、頭の中で幾度となく繰り返したドラゴンとの模擬戦に決着が着いた時点で、全ての歯車がガッチリと噛み合った感覚を覚えると、寝転んでいたアダンは反射的に上半身を起き上がらせて座り込む。


自身等の戦力。ドラゴンの戦力。必要な道具。地形。


あらゆる要素を加味して作戦通りに戦った結果、今の模擬戦は最良の流れだった。


睡眠時間と引き換えに何度も作戦を確認してみると、想像の中ではあるが、やはりこれ以上の動きは無いだろう。


『勝てる…これならドラゴンに勝てるぞ!……後は皆が納得してくれるかだが………』


仲間として認めてもらってはいるが、命懸けの実戦で自分の指示通りに動けと言われたところで何人が納得してくれるかは分からない。


それ以前に、作戦を伝えるどころか話し合いすら難しい者が3人。

初日にアダン達ヒューマンを認めないと言い張っていたオーガと、シグと作戦について話し合っていた際に怒鳴ってきたオーガ、それと片耳のワーウルフ。


この3人だけは未だに排他的な態度を継続している。

だが、全員で結束すると言う意味でも、単純な戦力と言う意味でも、彼等の協力が必要だ。


どうにかして説得できないものかと、彼等に関する出来事を覚えている範囲で思い返してみる。


『…………………………………………………………』


ここ最近の出来事でこれといって解決の糸口になりそうな物は無かったが、もう少し記憶を遡ってみると、初日の方に聞いた言葉のいくつかが引っかかる。


『サクセン?重要な事なんだろうな!?』


『俺はヒューマンと言う種族をまったく認めてはいない!』


『彼等は実力主義者なんだ』




『…………なるほどね…』要は力を認めさせれば良いと気付いて、考えにひと段落ついた所でアダンが長く深いため息を吐く。


数十秒ほど休憩してから、お互いになるべく怪我をせず、それでいて手っ取り早く力を認めさせる方法を考える。


『3人か…ある意味では誂え向きだな。果実取カジツトリの延長戦規定でやり合うよう掛け合ってみるか』

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