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男と女と恋  作者: Libra
6/11

素直になれない

久しぶりに会える週末

貴方の好きな料理を作り

私は

貴方が来るのを待っている


ガチャ


ドアが開いた


貴方から

優しい花の香りがほのかに香った



わたしは

素知らぬ顔で

貴方に問いかける


「夕食は?」


心の中では


『その香りは?誰の香り?

 誰と会っていたの?』


でも

その一言は

私たちの終わりを意味している

ひとりになるのは怖いの


「きみは強いね

 ぼくがいなくても大丈夫だね」


髪の毛をふり乱し

貴方に問いかければいいの?

そんな事をしても意味は無い

貴方のこころは

もう戻らない


わたしは強くなんかない

貴方を失いたくないの

平気なふりをしているだけなのに


強がっているだけなの

ホントは

寂しくて 寂しくて

貴方の腕にすがりつきたいの








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― 新着の感想 ―
[一言]  失いたくない人を失うのは本当に辛いでしょうね。  でも、この主人公悟ってしまったから感情的にもなれなくて、切ないですね。  この男、ちょっとズルいです。  かっこつけた言葉で自分を正当化し…
[一言] 拝読いたしました。 あぁ…切ないです。 聞きたいけど聞けない。聞いてしまったら最後になってしまうから。わかります。言えないですよね。 というか、そもそも強い人なんていませんよね…みんな誰…
[良い点] リブ。 そんな奴は捨てて、俺のところに来い! 熱いキスと抱擁で、君を迎えよう。 なんちって〜(*≧∀≦*)
2021/09/29 00:02 退会済み
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