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男と女と恋  作者: Libra
3/11

ホテル

わたしは


ホテルの窓から下を眺めた


ハイウェイを走る車のヘッドライトが


雨に反射して川を流れているようだ


シャワーの音が聞こえている


みだれたシーツが目にはいる


ベッドの脇には


ルブタンのハイヒールが


無造作に 脱ぎ捨ててある


あなたの事を思うと


身体の芯が疼く


あなたに抱かれたばかりなのに


心は寂しい


あなたのぬくもりが欲しい


なぜ


しあわせなはずなのに


心は満たされない


シャワーの音が止まった


わたしは 顔に微笑みの仮面をつけた




「お腹すいたね、何か美味しいものご馳走して。」





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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読いたしました。 とても大人な雰囲気でドキッとしました。 でも、やはり切なくてキュンとするお話が素敵でした(^ ^) いくつになっても人を好きになるのは、切なくてツラくても抗えないんで…
[良い点] おはようございます! すごく大人を感じる作品ですね。 相手がどんな人なのか想像してしまいますね。 好きになってはいけない相手なのか、愛を表現する言葉を言わない相手なのか。 自分の気持ちを…
[一言]  うわあ、凄くセクシー❗  そうですよね。  愛って底無しに欲求しちゃいますよね。  でも、それって愛してるっていう裏返し。  愛してるから、身体じゃもの足りなくて求めちゃう。  うーん、男…
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