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男と女と恋  作者: Libra
2/11

朝のくちづけ


小鳥のさえずりで目が覚めた


レースのカーテンが揺れている


微睡まどろむわたし


ほてったカラダをそよ風が優しく撫でる


昨夜の事を思い出し


少し頬が赤くなる


あなたが噛んだ小指が疼く


コーヒーの香りがする


朝食の用意をしているみたい


鼻歌まじりで


フライパンを揺らしている音がする


チン!


パンが焼けたみたい


彼の足音が近づいてくる


彼の残り香が残る枕に顔をうずめて


寝たふりをする


お寝坊さん。


彼が優しくくちづけを


わたしは



目が覚めたふりをして


私から彼にくちづけを


あー、


コーヒーが冷めてしまうね。


読んで頂き、ありがとうございます。^_^

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは! いつの間に連載を書いたのですか? 知らなかったです。 Libra 様の詩は大好きなので、連載が始まってとっても嬉しいのです。 今回のお話は大人の色気たっぷりですね。 朝食…
[良い点] あなたが噛んだ小指が疼く のフレーズが… 頭で伊東ゆかりさんの小指の想い出がリフレインしてしまいました このシリーズはいつものLibraさんの作風とは少し違うので面白いです
[良い点] ヒュウ♪(///∇///) 大人の詩は大好物ですわ(´ω`*) 素敵な作品をありがとうございました!
2021/08/07 18:29 退会済み
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