人生追放された吾輩、転生したら隠れた才能が爆誕!?異世界で軍を指揮してハーレム生活
「花粉症つれえええええ!!!ぐはぁ!!」
吾輩は死んだ。重度の花粉症だった吾輩は花粉により殺されたのだ。
そんなわけで、死体はトラックにひかれ無事に異世界転生をしてくれる女神のもとにたどり着いた。
「吾輩を異世界でチートさせろおらぁああ!ハーレムさせろおお!地位と!名誉!!そして金ぇええ!!」
その言動が女神を不快にさせた
「上等だああああああああ!!かかってこいや!!!」
小野妹子に酷似した女神はとても大きな声で叫びました
「ここが異世界かッ!」
なんかこう異世界らしい風景が広がっていた。
遠くに何か見えている。
「あ、あれってハクビシン!?」
狸かも
「いやアライグマか」
イタチですよ。
「なるほどなるほど、どうても山賊だ!!」
300人の山賊は一台の馬車を囲んでいた。
「どうしたものか」
山賊に襲われた馬車には御者と思われる男と、近づかなくとも分かるほどに極めて
容姿端麗、一顧傾城な美少女がいた。助けるにも山賊の人数に悩むと、後ろより
これまた美少女が大軍を率いて近づき声をかけてきた。
「あなたにこの大軍1万を捧げますから、これを指揮して山賊より馬車におられる
チネラスカ王国の姫様をお救いください」
その美少女からの頼みを引き受け、大軍を指揮することにした。
山賊はこちらの大軍を見ると、丘の上に陣取った
それに対してこちらは隊列の中央に歩兵を多く配置し、隊列の両端に騎兵を配置した
「包囲殲滅陣します!!」
まあ最初の突撃で包囲殲滅することなく普通に山賊全滅したよ。
美少女は顔を大きく崩し、大声で叫び、それまでの整ったきれいな顔を醜くい汚い顔にして
「すごいです!!まるで軍神だわ!!あなたにはこの先もチネラスカ大国の軍を指揮してもらいたいです
!!」
さきほどの容姿端麗な美少女は影も形もなくなり、そこにはただうるさい人がいた
「お静かにお願いします」
そうお願いしたところ、再び元の美しい顔に戻った美少女は、落ち着きを取り戻し、先ほどの
取り乱しようを詫びた。
「大声を出してしまいましたすみません。この国では人を称えるときは顔を歪ませ、醜い顔を
するのが慣例なのです。遅くなりましたが私はイレンタ=シウヨと申します」
「今度から顔を歪ませず、笑顔で人を褒めなさい」
「すごい!!そのほうがずっと人を褒めてる感じがする!!」
「さよう」
元居た世界から文明的な知識を授けたところに先ほど山賊に襲われところを吾輩に助けられた
姫が結婚を申し込みにきた
「わたくしと結婚すること、定めて国にとって利益があり、チネラスカ王国の偉大さが海
の向こうにまで知られること間違いない」
この熱烈で可愛らしいプロポーズに吾輩は同意した
「さようであるならば、結婚をし、子を成せば国は1000年先も変わらず偉大な国であろう」
ラブラブ新婚生活編に続く
「側室作る!!」
結婚後すぐに側室にする女を探すクズ爆誕!!
「王になったんだし側室つくるの普通だるぉおおう!!」
「というわけで海だ!!海でかわいい子ナンパするぞ!!ごろぉあ!!」
吾輩は王になったとたんイキっていた。
「おほぉおおおう!!海にかわい子ちゃんいねえ!!漁師の屈強な筋肉しかいねええ!!」
「王になったからには民を飢えさせず、国を強くしなければ。それが吾輩の義務であり天命である」
この経験で吾輩は王としての志を持ち、良き王として振る舞うことを決めた。
王宮に戻ろうとするが、遠い海の沖合に船団が見えた。
「あれはもしや、海の先にあるというモモタロウス王国の艦隊ではないだろうか。我が国に侵攻するつもりだな」
すぐにこちらも艦隊を出して指揮する。ここから始まる海戦が世界中の国、種族を巻き込む大戦になることは読者も周知のことだろうが、ここであえて書くのは読者が知らないからである。
モモタロウス王国の艦船400隻とチネラスカ王国の艦船110隻の戦いが始まった。
チネラスカ王国は津波によって船の数が激減したため、モモタロウス王国の船より少なかった。
両国の船は共に縦帆をもった16世紀のスクーナーである。
「数の有利が勝敗を決めるということはない!」
吾輩の勇ましい言葉が自軍の士気を高め、勇ましさのあまりイレンタ=シウヨは死んだ。
この死がさらに自軍の士気を高めた。戦いが続くにつれ数に劣る自軍は徐々に減り、壊滅は時間の問題であったその時、モモタロウス王国の背後に大船団が現れた。
現れたのは漁船だったのだ。屈強な筋肉を持つ漁師は、モモタロウス王国の艦船に背後から乗り込み筋肉の力でねじ伏せた。
「チネラスカ王国万歳!!」
この国をたたえる叫びは自軍にまで届くと、士気は高まり、押されていた形成を逆転した。
こうしてモモタロウス王国400隻、チネラスカ王国10隻の被害で、チネラスカ王国の勝利に終わった。
最初の宣言を見事に証明し、数の有利を覆した。
「吾輩は王である!!」
イレンタ=シウヨは勝利によって息を吹き返し、褒めたたえた
「やりましたね!さすがです!!えらいえらい!!よくできました!!これでモモタロウス王国はチネラスカ王国の物です!王国がさらに大きく偉大になりました!わが国に栄光がもたされる!!」
「よきにはからえ」
イレンタ=シウヨは散々褒めたたえた後再び死んだ。
「イレンタ=シウヨは国によく仕えてくれた、彼女を失ったことは大きな損失だが、彼女のためにも吾輩は国を豊かにしよう」
悲しみくれるなか姫が現れた
「なんと素晴らしき志!!あなたこそが偉大な王!!王よ偉大なれ!!」
かわいらしく褒める彼女はやはり容姿端麗
「せっかくの海だ。姫よ共に泳ごう」
姫はその場で水着に着替えた。
「砂遊びをするぞ姫!!」
その後、二人は幸せに暮らしました。
「人生追放された吾輩、転生したら隠れた才能が爆誕!?異世界で軍を指揮してハーレム生活」完