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3.最終話――嘘・後悔・正直・・・そしてハッピーエンド

□◆□◆



「王子、お願いです追ってこないでくださいっ!」


 エラは追ってくる王子へ叫びます。


「なぜだシンデレラ! そんなに俺が嫌いなのか!」


「ち、違います! そういうことではないんです!」


 五つ目の鐘が鳴っても、エラは王子を振りきる事ができません。

 そこでエラは二階へ上がることにしました。裏庭へ下りる階段の踊り場から飛び出し、下の茂みの中へ身を隠そうと考えたのです。


「見えた! あの階段の踊り場から飛び出せば――」


 城内の角を曲がって見えた階段に、エラは救われた気持ちになります。

 幸い王子はエラとの差を縮められていません。十番目の鐘が鳴りましたが、何とか王子にみすぼらしい姿を見せずにすみそうです。

 そんな気持ちが招いてしまったのか、集中が途切れてしまったことでエラは足をもつれさせました。


「これは!? し、しまった、身体が限界だったんだ……」


 完全に体得していない技を使ったことで限界を見誤っていたエラ。思っていたよりも長引いてしまった王子との戦いで、エラの身体はとうに限界を超えてしまっていたのです。


「なんとか……外までもって――」


 足をもつれさせながらもエラは階段へとやってきましたが、踊り場から飛び出すのではなく、落ちるように手すりから身を投げるのが精一杯です。

 しかも足がもつれた拍子に、片方のガラスを散りばめたようにきらめく靴が脱げてしまいました。


「あと少し――あの茂みまで――」


 芝生の上に落ちたエラは、自由が利かない身体を転がしてなんとか茂みの中へと隠れます。

 そこに王子の声が聞こえてきました。


「シンデレラ、どこへ行ってしまったんだいシンデレラ!」


 踊り場に立つ王子の哀しげな声が誰もいない裏庭に響きます。


「出てきておくれシンデレラ! 俺は――俺はキミを――。どうか俺の傍にいてほしいっ! シンデレラ、ずっと一緒にいてほしいんだ!」


 その言葉に、エラの目から涙がこぼれてきます。


(王子……。ごめんなさい、私は嘘をつきました。名前も、姿も……私は自分を嘘で塗り固めていたのです。こんな私が王子のお傍にいて良いはずがありません)


 エラは茂みを揺らさないように注意しながら、ゆっくりとその場を後にします。


(さよなら王子。どうか、もっと良い方とお幸せになってください――)


 王子から離れたエラは、裏門に立つ門番二人を一撃で気絶させてお城を後にしました。

 帰り道、エラは泣いていました。限界を超えてしまった身体はキシキシと痛ますが、心の痛みの方がずっと勝っていました。

 とうに深夜12時を告げる鐘は鳴り終わっています。エラはみすぼらしい使用人服に戻っていました。そのせいなのでしょうか、途中で娼婦ばかりを狙うというナイフを持った男に襲われましたが、今のエラに加減をする余裕も心もありません。エラは嘘をついてしまった自分への怒りをその男にぶつけました。身体が弱っていても男はエラの敵ではなかったのです。八つ当たりをくらった男は石畳に顔をめり込ませ、その後どうなったのか……それはエラも知りません。

 お屋敷に帰っても、エラはずっと、朝まで泣き続けていました――。




 一方、王子は踊り場で片方しかない靴を見つけました。それはエラが履いていたガラスを散りばめたようにきらめく靴です。

 もうシンデレラに会えないのではないかと不安に駆られていた王子に名案が浮かびます。


「そうか、シンデレラがどこの家の者なのかはわからないが、この靴がピッタリと合う娘を探せばいいんだ!」


 王子の目に希望の光が灯りました。


「シンデレラ、俺はあきらめないよ。必ずキミを見つけ出す。その時に、もう一度俺の気持ちを伝えさせておくれ――」


 王子はガラスのような靴に語り掛けます。

 どんなにきれいでもそれはただの靴です。当然、返答などあるはずもありませんでした――。





 明くる日の朝。朝食を終え、片づけを済ませたエラは暖炉のなかを掃除していました。

 継母や姉たちに言いつけられたのです。


「シンデレラ、それが終わったら裏へ行ってまきわりをするのよ」


「昨夜はのんびりしていたはずですもの。今日からまたしっかり働きなさい」


「煤や灰で汚れてもそのままの格好で裏へ行くのよ。なんたって、あなたはシンデレラなんだから」


 昨夜、帰宅した時に出迎えてこなかったエラに腹を立てている継母や姉たちは言いたい放題です。

 そこに、お屋敷に来客を告げるベルが鳴りました。


「こんな朝から誰かしら?」


 継母が出迎えると、そこにはお城からの使いだという老執事が数人の兵士を連れて立っていました。


「この家に娘がおるな? 今いるならばこの靴を履いてみせよ。これは王子からの御命令である」


「お、王子様からの御命令ですか。わたしの娘が二人おりますので、さっそく履かせます。どうぞ、なかへお入りください」


 継母が老執事を屋敷のなかへと招きます。


「その方たち、昨夜行われた武闘会へ行ったそうだな。ならば、この靴を履いてみせよ」


 老執事は姉二人にそう言うと、用意された台座にガラスを散りばめたようなきらめく靴を乗せました。


「こ、これは何かのお取り調べですか?」


「た、確かに昨夜の武闘会へは行きましたが、私たちは罪人ではありません」


 理由も告げられず靴を履けと言われ、姉たちは不安気に身を寄せ合っています。


「何を言う、罪人がこのような目立つ靴を履くわけがあるまい。この靴は落とし物である。そして、王子がこの靴の落とし主を花嫁に迎えたいと申されてな。その娘の意思は尊重されるが、王子はどうしてもその娘にもう一度会いたいと言っておられるのだ」


「王子様の――は、花嫁ですか!」


 驚く継母に老執事は頷きました。


「では、そちらから履いてみせよ」


 老執事が上の姉を手招きします。


「は、はい……」


 上の姉は緊張の面持ちで近づき、靴へ足を入れます。しかし、靴が小さすぎて入りません。


「だ、ダメです。入りませんわ」


「うむ、そのようだ。それでは、次はそちらの娘――」


 上の姉に同意し、老執事が下の姉を呼ぼうとしたところで継母が待ったをかけました。


「お、お待ちください! もう一度、もう一度だけ履かせてみてくださいませ」


「む。しかし、この娘には小さすぎるように見えるが?」


「それはその……ちょ、調子です、きっと少し調子が悪いのです」


 継母の言葉に老執事は目を丸くします。


「調子だと? 靴を履くのに調子の良し悪しが関係しているというのか?」


「もちろんでございます。昨夜は武闘会で大いに動き回りましたので、きっと足がむくんでいるのでございます」


 そう言った継母は一度上の姉を下がらせ、下の姉をまじえて円陣を組みました。そして小声でなにやら話を始めます。


「いいかい、お前たち二人のどちらかで、必ずあの靴を履くんだ」


「おかあさま、どういうおつもりですか? あのような小さな靴、私の足では入りませんわ」


「それに、武闘会へ行ったといっても、私たちは圧倒されて隅で震えていただけではありませんか」


「だまらっしゃいっ!」


 姉たちに、継母は小さな声で一喝します。


「あの靴さえ履けば、王子様の花嫁になれるんだ。そうすれば、今よりももっと良い暮らしが出来るようになる。この母様のため、必ずあの靴を履いておいで!」


 継母の鬼の形相に、姉たちは黙って頷くしかありません。


 そんな話をしているとは知らない老執事が継母たちへ話しかけます。


「これ、いつまで話をしておる。私は忙しいのだ、早く靴を履いてみせんか」


「ホホホ、これは失礼いたしました。それではさっそく……」


 継母がもう一度上の姉の腕を引きました。

 上の姉は台座に置かれた靴に足を入れてみますが、やはり足の先が狭すぎて入りません。


「おかあさま、無理ですわ。これ以上は……」


 小声であきらめの言葉を吐いた上の姉が足を抜こうとすると、継母がその足を止めました。


「なに言ってるの? もう少しじゃない……もう少し奥へと押し込めば――」


 鬼の形相をした継母が、物凄い力で上の姉の足を靴の奥へと押し込みます。


「い、痛い……おかあさま、無理です、わ、わたしには無理で……」


 その言葉が終わらないうちに、足からバキボキベキ……という嫌な音が響きました。


「あ――――」


 誰もが驚く音が響くと同時に、上の姉が泡を吹いて倒れてしまいました。


「ケッ、軟弱者が。足の指が全部折れたくらいで気絶なんかしおって……」


「お、おかあさま……?」


 継母の豹変ぶりに、実の娘である下の姉さえも恐怖を抱きます。


「ほら次、はやく履きなさい……」


「おかあさま……?」


「あなたの方が足先が細いから入るはずよ。少しくらいきつくても、いい暮らしのためには……痛くても我慢しなくちゃねぇ」


「な、なにを言っていますの……?」


 下の姉はやりたくはないのですが、目が血走っている継母に抵抗など出来るわけがありません。


 そっと靴へ足を入れる下の姉。以外にも横幅がピッタリで、足はするすると入っていきます。


「これはいけるっ!」


 継母は拳を握りますが、その目の前で足が止まります。


「――なに? どうしたの?」


 首を傾げる継母に、下の姉は引きつった顔で微笑みます。


「ど、どうやら、私の足には長さが足りないようです……」


 見れば、ちょうど踵一つ分靴の長さが足りません。


「踵か……この踵が邪魔なのか……」


 継母は懐からペーパーナイフを取り出すと、下の姉へと襲いかかりました。


「おかあさま、なにをなさいますの!?」


「踵よ、踵が邪魔なの! こんないらないもの、母様が切り落としてあげますからね!」


 足を押さえた継母が下の姉の踵へペーパーナイフを振り下ろします。その途端、とてつもない絶叫が響き渡りました。


「な、なにをしておるのだ! 皆の者、この狂乱した女を取り押さえろ!」


 まさか本当に実の娘を傷つけるとは思っていなかった老執事が慌てて兵士たちに命令します。


「離しなさいッ! 娘がこの靴を履けば、わたしは王子の義理の母となるのです! 大きな権力を手に入れるのですよ! お前たちを全員死刑にしてやりますわ!」


 兵士に取り押さえられても、継母はまだ暴れようとしています。


「黙らんか! 例えお前の娘がこの靴の持ち主であったとしても、お前のような者に権力を与えるほど王子の目は節穴ではないわッ! 頭が冷えるまで牢屋に入っておれッ!」


 紳士的な風貌の老執事が、顔を真っ赤にして声を荒げました。


「母親に従っただけとはいえ、王子を騙そうとしたその二人の娘らも同罪である。三人ともひったてろッ!」


 兵士たちに連れていかれる継母や姉たちを見送った老執事は深い息を吐きます。


「まったく、なんという母娘じゃ……ん? これ、そこの娘。こちらへ参れ」


 老執事は、暖炉の前にいるエラを呼びました。


「はい、ご用でしょうか……」


 エラは震えながら老執事に一礼します。


「そう怯えることはない。あんな母娘に仕えて、お前は大変であったであろう。これからどうするのだ? 他に働き口がないのであれば、わしがどこか紹介してやろうか?」


 老執事はエラに優しく微笑みます。

 どうやら、エラが震えているのは今の騒動のせいだと思ったようです。

 たしかにエラは震えているのですが、それは昨夜の試合の影響が響いているからなのです。それを知らない老執事は、エラが怖がっているように見えたようです。


「い、いえ、大丈夫でございます。その……私は使用人ではなく、この家の者ですので……」


「なんと、使用人ではなかったのか!? そんな服を着ておるから、わしはてっきり……。しかしこの家の者がその格好とは、いったい何があったのだ?」


 エラは恥ずかしそうにしながら、老執事に今までのことを話しました――。



「――おお、そうであったか。母を亡くした娘がさみしがっていたとはいえ、お前の父もとんでもない母娘を招いてしまったのぉ……」


 老執事はエラに同情します。


「一応聞いてみるのだが、昨夜お前は武闘会へと出かけたか?」


 そう訊ねられ、エラは返答に迷いました。

 本当の事を言えばエラがシンデレラだということが王子にバレてしまいます。しかし、行っていないと答えればまた嘘をついてしまうことになります。


「はい。継母や姉たちには内緒で、武闘会へと参りました」


 一瞬迷った後、エラは本当の事を言いました。

 昨夜ついた嘘を、エラはずっと後悔しています。本当の事を言うことで、王子は嘘をつかれていたと知り激怒するかもしれません。

 継母や姉たちのように厳しいが下るかもしれません。それでも、エラはもう王子に関することで嘘はつきたくなかったのです。


「ならば、この靴を履いてみなさい」


 そう言われ、エラはガラスを散りばめたようなきらめく靴に足を通します。


「おお……」


 ピッタリとはまったのを見て、老執事は驚きました。


 しかしそれは当然のことなのです。この靴は、昨夜エラが履いていた靴なのですから。


「む、娘……エラといったな。まさかお前が王子の探している――」


 老執事が唇を震わせた時、屋敷の外が騒がしくなりました。

 そして一人の兵士が老執事へと駆け寄ります。


「何事であるか?――なんと、王子が!?」


 兵士の耳打ちで老執事が目を見開いたと同時に、王子が屋敷へと入ってきたのです。

 王子は老執事を見つけると、微笑みながら近づきます。


「どうだ、シンデレラ探しは進んでいるか? 報告を待つつもりでいたのだがな、どうも待ちきれそうもない。俺も一緒に回らせてもらうぞ」


「お、王子、そ、それが……そ、その……」


 老執事は困惑しています。まさか王子自らやって来るとは思ってもいなかったのでしょう。


「どうした、何か言いたいのならはっきりと――ん?」


 王子がエラに気付きました。


「キミは……もしかして――」


 暖炉のなかを掃除していたのでエラの顔は真っ黒です。戸惑うエラは王子から視線をそらしますが、それでも王子はエラの顔をのぞき込みます。

 そして王子は、エラが靴を履いている事にも気付きました。


「シンデレラ! やっぱりシンデレラだ! よかった、昨夜からずっと探していたのだよ」


 王子がエラの手を取ります。


「いけません王子、お手が汚れてしまいます。それに――」


 エラは手を引きますが、王子はその手を離しません。


「何を言う。やっと再会できたのだ、もうこの手を離したくはない」


 王子の輝く瞳と温かい手。エラは胸が熱くなってくるのを感じますが、同時に心も痛みます。


「わ、私はシンデレラではないのです」


「シンデレラではない?」


 王子は目を丸くし、再びエラを見つめました。


「やはりシンデレラではないか。なぜだ、なぜそんな嘘を――」


「嘘ではないのです! 私の本当の名前はエラと申します。昨夜は、その……」


 エラは王子にすべてを正直に話しました。

 武闘会に出たのは腕試しであり、花嫁候補には興味がなかったこと。名前を偽ったのは、王子が頼りなさそうに見えたこと。それでも、王子と拳を合わせたことでその考えは間違っていたと思った事や戦ううちに王子への好意が募っていったことなど……。そして嘘をついてしまった自分に後悔し、どのような罰をも受ける覚悟でいることを……。


 王子は黙ってエラの話を聞いていましたが、決して握っているエラの手を放しませんでした。


「話はわかった。それではエラ――俺の花嫁になってくれ」


「――え?」


 思いもしなかった言葉に、エラは耳を疑います。

 しかし、真っすぐ見つめてくる王子の瞳に聞き間違いではなかったことを知りました。


「しかし、私は王子に嘘を――」


「そのような嘘が何だというのだ。エラが清らかな心を持っていることなどとうに知っている。武舞台上で拳を合わせたあの時間は、うわべだけの言葉を積み重ねる時間よりもずっと尊いものであった――。そのなかで俺は思ったのだ、花嫁にするならこの娘がいいと。名前が重要なのではない、シンデレラであってもエラであっても、俺はお前に心を奪われたのだ。」


 王子はもう片方の手でエラの肩に触れます。


「エラ、聞かせておくれ。俺の花嫁になってくれるかい?」


 王子は微笑んでいますが、その手は緊張で震えています。

 その様子に、エラは王子の人柄を感じ、この人とずっと一緒にいたい――そう思ったのです。


「――はい」


 煤や灰で汚れている顔を真っ赤にし、エラは消えりそうな声で頷きました。


「そうか……そうか! ありがとうエラ!」


 王子はエラを胸に抱きしめます。


「お、王子、お召し物が汚れてしまいます」


 汚れた使用人服のエラにそう言われましたが、王子はさらに強くエラを抱きしめました。


「――かまわん」


 たった一言の短い言葉。

 それでも、その言葉のなかには大きくて深い愛がこもっています。


 胸に抱かれるエラは、王子の温もりと早鐘を感じます。

 そして王子も、エラの温もりと清らかな鐘の音を感じていました――。




 数日後、お城で王子とエラの結婚式が盛大に執り行われました。

 民衆が祝福するなか、二人はとても幸せそうな笑顔で手を振ります。

 エラは歓声を上げる民衆のなかに、武闘会の夜出会ったおばあさんを見つけました。あの夜のエラの格好は汚れた使用人服でしたが、今は純白のウエディングドレスです。

 感謝を込めて目礼するエラに、おばあさんは微笑みながら魔法のこもったウインクを返しました。

 

≪魔法は何も変えられない。ただキッカケを与えるだけのものなんだよ。エラが幸せを感じているのなら、それはエラ自身が頑張った証しさね。幸せは『なる』ものだよ、するのでもしてもらうのでもなく、『なる』ものなんだ。それを忘れないようにね≫


 頭に聞こえたおばあさんの声に、エラは力強く頷きます。

 そして背中を見せたおばあさんの後ろに、エラは一瞬亡くなった母の面影をみます。それは生前と同じく、優しい微笑みをエラに送っていました。


(ありがとう――私、幸せになるからね!)


 エラは目もとが熱くなり、あふれそうな涙を拭います。



 快晴の空では小鳥たちも祝福の音色を奏でています。

 エラはここから幸せへの新しい一歩を踏み出したのでした――。



 幼い頃に母を亡くし、灰まみれという意味のシンデレラと呼ばれて継母や姉たちにいじめられていたエラ。

 しかし今のエラは幸せです。

 この日から、エラと王子は末永く幸せに暮らしましたとさ。



□◆□◆  おしまい。


 これにて『シンデレラvs王子様』は完結です。

 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!


 同じ読み方ですが、もし『舞踏会』が『武闘会』だったら……。

 ふとそんなことを思いこの作品が生まれました。読んでくださった皆様が知っている『シンデレラ』とは全然違いますよね(笑)

 短編として投稿するつもりだったのですが、私はアクションシーンが好きなので、書いているうちに文字数が多くなってしまったため連載という形にさせていただきました。読んでくださった方にも楽しんでいただけたのならうれしいです。


 これからもいろんなジャンルで執筆していきますので、見かけた時はよろしくお願いしますm(__)m

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