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第三十話・新しい言葉


 昔は使わなかった造語が続々生まれています。特に平成二ケタ生まれは、イコール、スマホ世代。彼らは生まれながらにしてパソコンやスマホがあるのが当たり前だと思っています。私の産んだ子供たちもそうです。彼らはスマホどころか、マクドナルドやガストなどのファミリーレストランや、昔は日本になかった食べ物、特にピザやキーウィは太古から存在していたと思っています。

 またケータイやメールがなくてどうやって待ち合わせをしていたか不思議だったようです。

 彼らの言葉遣いは私のような昭和生まれの旧世代にはわからないものもあります。文字の省略や隠語は当たり前にあるのです。

 私は昔の言葉に触れるのも好きなのですが、新しい言葉も好きです。子どもに教えてもらいます。ぐるちゃ、とかね。ぐるちゃ、とは「グループチャット」 の略称で、スマホなどを使って複数で話をするらしい。私はこれをつい最近まで知らなかった。しかも子供がはまっている。夜中までやっていた。それで朝が起きられないのだ。叱りつつも、私もやってみたいというと叱られた当の子供がふくれっ面で「ダメ」 と言います。ぐるちゃは、若い人だけもモノだといわんばかりです。スマホに関しては我が家ではトラブルも経験したので、最初の使い方が肝心だと親子して反省しています。小学生の子にはつい先日スマホは危ない、という危険性を認識させる校外から講師を読んでの特別授業がありました。保護者用のお知らせチラシを見ました。そしてこの時代は、スマホ非保持者の小さな世代からの教育が不可欠になっていると感じました。

 人間が使う言葉に興味がある私はそれでも勉強、(そういう言葉を使うと笑われますけど) してみると、ラインの言葉も使い方も昔の常識とはまったく違います。といっても私はラインができない。二次元バーコードも読み取りも最近やっと覚えたところです。ネット様を頼りにわからぬ言葉があると検索して調べています。特にネット用語が若者だけのわかるスラング……そんなものに好奇心持つなと言われるかもしれませんがでも知りたいのよ……今後、言葉の進化が今後どうなるのか本当に楽しみ。

 昔はなかった新しい言葉が毎日沸いてでてくる。ネットというものがあって世界中の話題がその気になれば接することができます。

 私のように世界旅行ができない立場でも瞬時に旅行がバーチャルであってもできるというのは稀有な時代です。

 ただ世界が広がっても心情的には閉じていると感じることもあります。ネットいじめがそうです。ターゲットがまだ世間知らずの学生であると神経がやられますね。大人の目の届かないところでいじめが進行するのは大変に恐ろしいことだと思います。旧世代にはわからぬ言葉を使う平成二ケタ生まれ世代は、いじめに発展すると、より閉鎖的になって旧世代にはもっとわからぬようになります。

 各世代に必要な「知識」 の違い、重要さの認識の違いが解決をより困難にしていると思います。





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