一章『エピローグ~始まりの永遠~』
桜並木の中、俺郡山 俊は坂道を歩いていた。
今日は四月になり新入生の初めての授業皆そわそわしながら席に座っていた。
その日の授業の一限目は世界史だった、教師はちょっと怖い感じの坊主教師だった。自分はふと『あだ名つけられるんだろうな、、、』とかおもいながら話を聞いてた。そんな自分は廊下側の一番端の後ろという絶交のポイントであり、ここからだと他の生徒が全体的に見渡せるので人間観察が嫌いではない自分はこれで暇つぶしできるなと安堵していた。
そして、教師の紹介が始まった。
「俺の名前は篠山 光輝だ!これからこのA-1を教えるよろしくな!」
となんとも元気活発な紹介をされた。自分はこういう教師は嫌いではないが苦手だ。女子が「せんせーい!何歳ですか?」と聞いていたが、ノーコメントだった。『男の教師が年齢きにするのか?いや、プライドってやつか、、』などと考えていると、授業が始まった。
一斉に初授業とあってピリピリした空気でノートをとっていた。
そんな時教師から見て窓側の後ろから三番目あたりのいかにも真面目そうな男子生徒が立った。
俺はというと気づかずノートをとっていた。ま、気づいたところで何もしていないだろうがな、
そして、彼はポケットに手お入れてもぞもぞしながら教師の前にいった。
その目は、尋常じゃないことをものがったていたさすがに生徒も教師もそして俺も気づいた。
俺から見る彼は尋常じゃない汗に目はもう狂っていた。口でぼそぼそなにか自分に言い聞かせるように唱えていて右手から何かポケットからとりだそうとしていた。だが
「どうしたお前、授業中だぞ席座れ!」
だからこういう教師は苦手だ。どう考えても、そんなこと言っちゃ駄目だろ!周りもなんかそわそわしてる。にしても彼はなにを、、、
その時、目を疑った。彼の右手から鋭利な物が出てきたそれは『ナイフ』
彼は自分に言い聞かせながらナイフを教師に向けた
「俺は、どれだけ我慢したかそう、お前らどれだけ人を貶してきたか、俺お前らに復讐する!下の者がこんなこと味わうなんて、、、ゆるさに!」
そういって、腰が抜けた教師をほって教室、から見える庭に出て彼は泣きながらこういった
「この世は偽りなのか本物なのか、その真実は誰にも分らない、もし知った者がいたとしたら、この世にはいないのであるか消えるのであろう、、、」そういって首に手を震わせながら刃物をやった。
だが僕にはそれがおかしく思えた。
そして、彼は
「さあ!!始めよう!永遠のループの時よ!『輪環』へ!!」
首を切った、、、一章『エピローグ~始まりの永遠~』