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ギャース!

 奥歯が砕けました。


 風が冷たい。寒空の下、ぼくは空を見上げた。夜空に輝く北斗七星。

 そして見つけた。見つけてしまった。その傍らで禍々しく輝く赤い星を…………。


 振り向くとそこには、なんかすごいオーラをまとったマッチョが立っていた。


 「貴様にも見えたか……天に輝く死兆星が」


 「ついにこの時が来たようだな……」

 

 「待ちわびたぞ。もはや言葉はいらぬ」


 「いかにも。これよりはただ、拳で語るのみよ……」


 ぼくとマッチョは互いに視線を交わし……同時に踏み込んだ。

 

 マッチョの右ストレートが顔面に突き刺さる。

 奥歯が砕け、視界がゆがむ。

 ヤツが勝ち誇った笑みを浮かべた。


 「まだだァッ!!」


 ぼくは最後の力を振り絞った。


 「なにッ……ぐあああああああああああああああ!!」


 奥義『ふとももに全力で膝蹴りをするアレ』が決まった。この技を受けて立ち上がったものはいない。


 「フッ……我が生涯に一片の悔いなし……ガクッ」


 「マッチョよ……お前もまさしく強敵ともだった……」


 

 ということがあったわけではないのであります。

 虫歯ほっといてフランスパン食ってたら奥歯がボロッと欠けちゃいました。


 1ミクロンでも歯の痛みを感じたら治療することをおすすめします。

 半年ほっといたらダメでした。砕けました。



 

 

 


 


 


 

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