はっきりいうとこの作品のテーマはありふれたテーマ__「暇つぶし」です。
皆様、お初にお目にかかりまする。
それがし、せんとくんと申すもの、本日はこのような駄文をご閲覧いただき、誠に恐悦至極、感謝の極みでござる・・・・・・・・・・・
つかみはこんなところでいいだろうか。さて、察しのいい方はもうお気づきだとは思うが、ぼくは文を書くことがあまり得意ではない。「今日の講義の感想を書け」と言われて「今日のこうぎはとてもためになりました。これからやくだてていこうと思います」と小学生にも、指をさされて、ばかめばかめフハハハ、と笑われてしまうような文章を書いてしまうようなヤツである。小説を書く、など土台無理な話なのだ。
「タイトルに文学部所属って書いてあるじゃあないですか。それなのに文才ゼロとか何考えてるんですかエッ! そこらへんはどうお考えになっているんですかエェッ!!」と詰め寄られたならば謝るよりほかはない。本当にごめんなさい。
ただ、文学部だからといって、みんながみんな寝る間も惜しんで小説を読んだり、書いたり、「いや~やっぱり太宰の小説にはこう、社会への絶望というか、反骨精神というか、ネガティブな思考というか、そんなものが露骨に出ていて、なんというか、こう、現代の社会にビッグでダイレクトでスピリチュアルな警報を発信しているわけですな、うん」とかいう議論を熱心に繰り広げているわけではないということはご理解いただきたい。というかこんなことしてる人々は生まれてこの方、一度も見たことがない。(まあ、こんなことは他人の目の前でするようなことじゃないから、当然といえば当然だが)
結局のところ、ぼくのレベルでは「太宰って絶対に中二病だよなwww」などとのたまって、友人とともにバカ笑いをする程度が限界なのである。
そんなこんなで、ぼくは軽く危機感を覚えつつあるのだ。だってそうでしょう、文学部にいて文が書けないなんて無能と言うほかない。まるで足の遅いチーター、体脂肪率50パーセントのゴリラのようなものではないか。もっとも、ゴリラの体脂肪率がどれくらいかなんて知っているはずがないが。もしかしたらゴリラは、「肥満はステータスウホ! 希少価値ウホ!」なんて言っているかもしれないが、知ったこっちゃあない。
話がそれたが、まあ、一つぐらいは人並以上のモノがなければだめじゃない?と考えたわけで、せっかく文学部にいるんだからいっちょなんか書いてみるか、とこんなよくわからない文章をよくわからないノリで書き始めた次第である。
ここまで読んでくれた方々、本当にありがとう。この作品はこれからもダラダラ続けていこうと思っているので機会があれば見に来ていただきたい。