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闘拳  作者: フェルナンド
霊媒師編
5/7

【5話 受肉青年】

「お前今あの化け物が巣を喰ってるが大丈夫か?」


「は⁉︎」


「はぁ仕方ねぇ,力を使える様封印使役を

組んでやる, 死なない為の技術でもあるから

な感謝しろ印紋,天衣無縫!」


「うっ,,,ほ?」


「天真爛漫の掛け声でいつでも代われる様に

条件を付けた,気を付けろよそいつやばいから」


「はぁ? って!全身和彫じゃねえか!」


「良いだろ龍」


こうして鬼塚は新たな力を得た。


「次は常磐涅槃像をやって貰う」


「流石に次は情報下さい」


「あぁ,改竄の力を持つ化け物だぜ,はい」


「はい?改竄だけ?」


「その力は存在をこの世からもあの世からも

消去する,まぁ削ぎ落とすみたいな」


「ふむ」


「超特殊再生合金サテライティスト・ブライト

から構成されたゴーレム,その自己嫌悪と

憎悪に満ちた変わらない岩は,常に負の概念から

再生し続けて行く」


「身長600m以上、全長1km200m以上,体重500万t以上,その上改竄の磁気嵐は超粒子振動を常に引き起こし,あらゆる物理干渉を

無効化する」


「勝てる訳なくね?」


「そこをお前の封印を解く」


「はぁ?,,,あ」


「考え通り,お前が今宿してるそいつの使える

力は物理の理屈を超えて発動する,故に」


「破れる」


「正解」


こうして俺と先輩は砂漠に向かう。


「デッカだがなぁ,天真爛漫」


瞬間力が宿る。


「首を垂れて頼み込まんかい貴様!」


「うっせぇロリ!はよやれ!」


「力だけ贈与しちゃる,自分でやれ」


「はぁ⁉︎」


自身の頭から現実に戻る。


「やるか」


次元撃を素手格闘術に応用,鍛錬,特化して洗練,拡張した技術,その名を。


[次元論式斬撃手刀/ディメンションブレイカー]と言う。


「グガァァァ」


概念すら切る一撃にて一撃にて屠る。


「強いなぁ,天真爛漫」


「おい!」


こうして瞬殺に終わったのであった。

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