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TACT
ある時、その男の生命体が地に付した。
あわてるかのように、その傍にいた、女性二人が、その男に駆け寄った。
男はこういう。
「TACT、自分にはできない…TACT…。」
「いいのよ。あなたにはできなくて…。」
そう女性の一人が言うと、男はこう返した。
「じゃあ、誰がするの?」
二人の女性は答えに窮した。
おとこは肩を落としてうなだれた。
"Rule,...Rule...できもしないくせに…。」
二人の女性はなにもいわずにその言葉にうなずいた。
「大変なことになる。」
ことそばらすか。