スケベ忍者さゆりの隠密スケベ
2020.2.17
どうにも閃きが弱いのでボツ
「すみません、愚息労願えませんか?」
夜中に家の近くを散歩していたら、いきなり見ず知らずの女忍者に話し掛けられ、俺は持っていたチョコ〇ールをコロコロと落としてしまった。
春はもうすぐだが、頭のおかしな人が出るにはまだ少し早かろう。
確かに昔、「裸コートのお姉さんに遭遇しねぇかなぁ?」って願った事はあったさ。
だけど忍び装束で口元まで隠して『愚息労願えませんか?』って何よ?
て言うか『愚息労』って……なに?
「御セ苦労の事です……」
「御セ苦労!?……ってなに?」
「…………」
怪しい女忍者は俯いたまま指をモジモジとさせ、何やら躊躇っている。コンビニで買った肉まんがそろそろ冷えそうなので、早く帰りたい。もしくはココで食べたい。
「……その……あの…………」
「ゴメン、帰るわ」
そそくさと女忍者の脇を通り抜け、俺は家へと歩き出す。女忍者は振り返り「待って下さい……!」と声を少し荒げた。
「……なに? 早く帰って肉まん食べたいんだけど?」
「わ、わた、わたしと、わたしとスケベ、スケベして下さい!!!!!!!!」
天にも届く大きな声は、目の前のアパートの先の先まで聞こえたのか、遠くで窓の開く音が二、三回程聞こえた。
女忍者は大声を出しすぎたのかゴホゴホと咳き込み、そして懐からいきなりR指定のえっちぃ本を取り出しやがった!
「ふぁっ!?」
「わたしは指南書に書かれている奥義を会得しないといけないのです! お願いします! スケベして下さい!!!!」
ガラッと窓の開く音が聞こえ、頭のハゲたオヤジと目が合った。
「分かったからとりあえず大きな声を出すのは止めてくれ。近所迷惑だ……」
「す、すみません……」
女忍者の取り出した指南書には、女忍者が罠にはまり屈強な男達にピ───されピ──をピ──でピ──────三昧になった後、痺れ毒で男達を動けなくして苦無で喉元を斬り殺す話が書いてあった……。
「……よくあるパターンだな」
「この女忍者は逆境にも負けず、機を狙い澄まして最後は勝った……。わたしもこうありたいのだ。さあ、分かったらスケベの練習を願おうか!?」
急にキリッとした表情で俺の肩を叩く女忍者。




