表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/92

理科室にて

2019.6

何故書いたのかは分からない

 その日、放課後の理科室で塩酸と苛性ソーダは激しく熱を帯びていた。


 二人はいつもの様に触れ合うなり混ざり合い、溶け合う様に熱を発しては激しい反応を見せている。メスシリンダーを手に取り激しく注いでは、濡れたその中に比重計をぶち込む。一度では飽き足らず何回も上下させ、落ち着き無く比重を計り取っている!


「ああっ! いくつだ!?」

「1.……354よ!」


 比重計を一度抜くと、今度は温度計を差し込んでは中を激しくかき回す。メスシリンダーの中を激しい渦が巻き上がる!


「ダメだろ! 比重は20℃で計らないと……」

「ああっ! ごめんなさいっ……!!」


 再度比重計をねじ込まれたメスシリンダーは液が口から溢れ出し、床へと滴った……。


「これでいいのかっ……!?」

「ダメっ! 奥まで入っちゃっ……た!」


 比重計の幅を大きく超えた比重計はメスシリンダーの中へと沈んでしまった。取り出そうとガラス棒を中へと入れ、奥まで搔き回す!


「そんなに乱暴にしたら……!!」


 比重計を取り出し、メスシリンダーの液をヌッチェに入れる。アスピレーターで激しく吸引すると、ジュボボボと水音と共に濾過された液が吸引瓶へと濾過される。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ