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最後の夜

作者: 綿花音和

明日天気になあれ!

12年前、一人暮らしを始めた。

去年は、彼と餃子の王将に生まれて初めて行った!

Facebookに書いてあった。



一年後まさか生まれて初めての引っ越しが待っているなんて。

明日も、仕事はあるしきっといつも通りの普通の日だ。



でも、ダンボールに荷物を積み込みながら思うのはこの部屋で

過ごせる夜はもうこないんだということ。



私いい子じゃなかった。荒れた時もあった。泣いた夜は天井をじっと観て、いつか見返してやるって思ったものだった。



辛いことがあった日も、彼に抱きしめられた日も全部この部屋と私が覚えているよ。



あと2時間程で夜が開けてしまう。


さよなら私のほろ苦い日々。




最後まで私を守ってくれて感謝しています。


夜が開ければ、現実が待っているから今は余韻に浸らせて。






感傷に浸ってしまいました。

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― 新着の感想 ―
[一言] わぁ、幸せな未来が見えます。 お引越し、お疲れさまでした!
2019/05/05 21:49 退会済み
管理
[一言] 綿花さま。お引っ越しお疲れ様ですm(__)m 新しいお住まいになるお家にも新しいたくさんの思い出が作れますようにと、勝手ながらそのようにお願いしてしまいました(・・*)
2017/11/21 12:50 退会済み
管理
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