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102.お返事ありがとうございますのじゃ
母上、寒くなってきたが暖かくしておるかの?
久々のお返事、ありがとうございますのじゃ。
母上、成長のことじゃが、『わしと同じじゃなにも心配いらん』との話安心したわ。いやしていいのかの?
おけけはいつ生えたか教えてほしいのう。
正月には帰るから、そんときじっくり聞かせてほしいのじゃ。
このままではわしも百歳超えるまで独身じゃということかのう?
行き遅れすぎではないのかの?
「わしがおぬしの歳にはもうツェルトを消し炭にしておったぞ」という話、絶対言ったらダメだからの。
武神ツェルト様はこっちでは、「じじ様と正々堂々、相打ち」ということになっておるのだからの。その話墓に持っていってほしいのう。
この手紙は父上に見せたらダメじゃぞ。
1030年11月15日 ナーリンより。
次回「クリスマスの炊き出し実習じゃ」




