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夜半の蛍は砕月也  作者: 白谷 衣介
一章 夜半の蛍
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六話 心の底から溢れるもの

「私の目の前で大月 真貴が消えた。恐らくは他者を瞬間移動させる類いの術具だ」


 他者を瞬間移動させるとは、これはまた面倒な能力だ。犯人が複数人の場合、下手に居場所を突き止めても、どこかに逃げられる可能性がある。


 何が狙いなのかは依然として不明。しかし、七年前に殺されている二人の当主のことがちらついて、どうしても「最悪」な方へ思考が偏ってしまう。

 時刻は午後五時。夏が近いといっても、もうそろそろ黒い幕が降りてくる。夜になってしまうと捜索は難航の体をみせることは必定。焦りからつい携帯を握る手に力が入ってしまい、画面に亀裂が走る。


「落ち着け遊歌。ヒキゲーマーの術具ならまだ可能性はある」


 遊歌が焦っていることを感じ取った匠は実に冷静に助言を与える。

 ヒキゲーマーとは、恐らくは征治郎のことだろう。二人の共通の知り合いにゲーマーは彼以外にいない。


「……ああ、分かった」

「無茶するなとは言わん。ただ、お前は冷静さを欠きやすいきらいがある。落ち着いて行動しろ。私も誠を連れ出して大月 真貴を捜索する。見つかればまた連絡するから、いつでも出られるようにしておけ」

「ありがとう、頼む」


 匠との通話を切った遊歌はすぐさま割れた画面を叩いて征治郎の携帯に連絡する。

 流石というべきか、ワンコールもしない間に征治郎は出た。


「なんだァ? 今日の今日でいきなり」

「今日言った大月家の子が攫われた。写真を送るから、爺ちゃんの術具で探してみてくれ」

「なるほどな。分かった。ンじゃァ、一分で見つけてやる」


 征治郎の術具は「覚えている場所に何があるか知覚する」というもの。何かを探すには、名前と姿形を知っていることが条件として挙げられるが、こういった場合では何よりも信頼できる術具だ。


 一旦電話を保留にした征治郎は、宣言通り一分もしない間に再度電話に出た。


百乃上(もものかみ)二丁目、一六―五にある空きビルだな」

「百乃上か……」


 百乃上はここから急いでも十分はかかる。一夜蛍を使えれば話は別だが、後々に起こるかもしれない戦闘に備えて温存しておくのが得策だろう。持続時間に制限こそないものの、遊歌の体力が尽きてしまっては意味がない。


 遊歌の雰囲気と電話の内容から今起こっている事態を察した桜下は立ち上がり、漫画を本棚に戻して、スカートの裾を何度か払う。


「ついでに、Lv2が数人、Lv3が一人いる。油断はすンな」

「ありがとう。今年のお中元は楽しみにしといてくれ」

「酒送るぐらいならVRに――」


 余計なことを言いそうだったので一方的に電話を切る。


 さあ、目的と目的地は決まった。後は成し遂げるだけだ。匠に言われたように、冷静さを失わないように、一度、深く深呼吸する。


 誰かに助けられた回数は指の数では足りない。だというのに、誰かを助けた回数は片手の指で足りてしまう。

 ずっと不甲斐なく思っていた。不謹慎だとは思いつつも、今は誰かのためになれることが、少しだけ嬉しい。


「母さん、ちょっと出かけてくる」

「日付が変わるまでには帰って来なさい」





 気が付くと、知らない場所にいた。

 何もない、というよりは何も見えない。恐る恐る手を伸ばして辺りを確認してみると、どうやら自分は一メートル四方ほどの立方体の中に閉じ込められているらしい。


「……あ、え……?」


 声は出なかった。どうしてこんな状況になってしまったのかがまったく理解できない。今日は学校から帰って、家に着いて、あの日買ってもらった可愛らしい服を着て、いつになく上機嫌になりながら晩御飯の食材を購入するためにスーパーに向かっていた途中。

 いきなり視界が暗転したかと思えば、これの中だ。


 何故? ここは? 誰が? 疑問が頭の中を埋め尽くして、どうしていいのか分からくなり、混乱し、膝を抱えて泣きだす。


 まだ齢十四になったばかりの少女には、この状況はあまりにも恐ろし過ぎた。


「……は……のか?」

「ええ……目的……坂上……です……」


 箱の外では、男と女が会話しているがパニック状態に陥った真貴に、そんなものは届かない。小さく嗚咽を漏らしながら震えて縮こまる以外に、出来ることはなかった。

 会話を終えたのか、足音がひとつ遠ざかっていく。


 ビルの二階に響く、真貴のすすり泣きがとても不気味だ。これを部外者が聞けば、霊の類が存在することを信じてしまいそうになる。


「……助けて……坂上、先輩……藤原先輩……」


 服の裾を握って大粒の涙を零しながら、自分に優しくしてくれた先輩たちの名を呼ぶ。


 するとまもなく、上の階から、男の怒号と幾人かが争うような声が聞こえてきた。その声は先程の男女の会話とは違い、階下にまで響くような大声だった。


 それを聞いた真貴は自分の中の恐怖心がますます膨れ上がっていくのを感じた。


「助けて……! 助けてぇ……っ! 先輩っせん、ぱいぃ……!」


 そして、居ても立っても居られなくなり、箱の側面を叩きながら助けを呼ぶ。

 

 それを誰が聞きつけたのかは分からない。しかし、確実に、こちらへ足音がひとつ向かって来ることは分かった。

 何者かは分からない。先程の男か、女か、それとも――


 足音が箱の目の前で止まると、その何者かは箱を数度ノックした。真貴は恐怖のあまり、声を出すことすら叶わず、箱の奥へと身を寄せるのみ。その所作だけでノックの主は中に何かが入っていることを感じ取ったのか、箱に向かって声をかける。


「真貴ちゃん?」


 知っている、声だった。





 百乃上二丁目、一六―五にある空きビル、「しのぶビル」の三階では、乱闘が巻き起こっていた。

 少年が一人、その他大人が大勢。傍目から見れば多勢に無勢であるが、少年は大勢を相手に大立ち回りを演じていた。


「一撃でも当ててみろやクソッタレ共!!」


 大人たちの術具はどれも武具顕現系であり、挑発しているにも面倒な能力を使ってこないことから、ここの階にいる者たちは征治郎の言っていた幾人かのLv2で間違いないだろう。


「クソガキが!」

「あらよっと」


 周囲を囲まれ、同時に術具を振り下ろされるも、跳び上がって天井に手を突っ込んでぶら下がるという突飛な方法で回避。すぐさま降りた遊歌は振り下ろした隙を突いて二人の腕の腱を斬る。

 腱を斬られて術具を手放した者たちには目もくれず、落ちた術具を左手で拾い上げて投擲する。投げられた術具を払い落した男は、肉薄した遊歌に鳩尾を蹴り抜かれて卒倒する。


「これで、三人」


 残るは四人。この程度なら一夜蛍を使うまでもないと余裕を感じていた時、遊歌のポケットに入っている携帯が震えだす。

 敵前にも関わらず着信に応じた遊歌のナメプに、男たちは青筋を立てる。


「もしもし?」

「真貴ちゃんが見つかった。二階にいたんだけど、降りて来られるかい?」

「今すぐ行く」


 突進してくる男たちをもう一度跳び上がって回避する。流石にこの男たちを振り切って二階に降りることは難しい。だから、ここから二階へ降りる。


「砕月・一夜蛍」


 蛍光灯の光の中に、文字通り蛍の光が混ざる。空中で半回転して、天井に着地した遊歌は両足で思い切り天井を蹴り抜く。天井に罅を入れ、弾丸と化した遊歌を男たちは回避する。

 障害物がなくなった床に、全力の一撃を与える。


 遊歌の渾身の蹴撃により、鉄筋コンクリート造りの床は崩落し、三階は二階となった。


 落ちてくる遊歌を目撃した桜下は遊歌の周りの瓦礫の落下速度を落とすことで、遊歌が安全に着地できるように援護する。


「よっと」


 遊歌が着地し、瓦礫の落下地点から離れたことを確認した桜下は瓦礫の落下速度を戻す。

 男たちも問答無用で崩落に巻き込まれ、瓦礫の下に沈んだ。


 遊歌は桜下のそばにある、上辺が削られた箱の中から顔を出す真貴の姿を見つけて、ほうと安心したかのように一息吐いた。


「……坂上先輩っ!」


 赤くなった目を潤ませながら箱から身を乗り出す。そのままおぼつかない足取りながらも、遊歌の元へ一直線に進んでいく。

 そんなボロボロな真貴を見かねた遊歌は自ら歩み寄って真貴を抱き留める。


「……わたし、わたし……このまま一人で……死んじゃうんじゃ……ないかって……」

「死なせねえさ。こんな理不尽に、真貴ちゃんの命が奪われる必要はない」


 まるで幼い妹をあやすように優しい声音で、優しい手つきで真貴の頭を撫でる。


 しかし、これで終わりであるはずがないと、真貴に悟られないように遊歌と桜下は気を張り詰めていた。果たしてその危惧は現実となる。遊歌の背後から、桜下の眼前から現れた男に、二人はこれまでにない殺気を向けた。


「まあ、そんな気はしていた。坂上 遊歌の関係者に手を出せば、テメエが出張って来るってな」


 黒いスーツに身を包んだ三十代前半ほどの男が階段を上って二階に現れる。この男の素性は分からない。もし、例の瞬間移動の能力を持つ魔術士であるなら、一瞬の油断も許されない。その油断の結果がこの顛末だ。


「だが生憎よ、用があんのはそこの大月なわけ。だからさ、そこをどけよ」


 およそ人の身に収まりそうにはない殺気が男の体から溢れ出す。遊歌が男の姿が見えないようにフォローしているものの、声を聞いただけで真貴は寒気と震えが止まらなくなる。


 真貴をこれ以上怖がらせないために、殺意ではなく、あくまでも敵意を以て男を睨む。


 この男も犠牲者だということは分かっている。大月家を恨む気持ちも、理解してやれないまでもない。だからといって、何も悪くはない真貴に殺意をぶつけるのは間違っている。

 復讐は爽快だろう。終えれば気が晴れるだろう。肩に圧しかかっていた重みから解放されるだろう。その気持ちもよく解る。


 それがどうした(・・・・・・・)


 お前の気持ちは理解しているさ。だがな、理解と和解は、残念ながら違うんだ。


「嫌だね」


 単純な意見の対立。殺したいものと守りたいものは決して相容れない故の拒否。


 そして、男の殺気は際限なく膨れ上がる。遊歌は戦闘に巻き込まれないように、制服を掴んで震える真貴を抱きかかえ、箱の近くに座らせる。


「……せん、ぱい……」


 涙が枯れるのではと錯覚するほど大泣きする、真貴の頭を撫でる。


「大丈夫さ」

「ああ、そうだ。大丈夫だ」


 遊歌はそう言って背を向け、桜下の隣に並び立つ。


「「大丈夫、真貴ちゃんは僕が守るから」」


 翠の軌跡が真貴の目に焼き付く。

 駆けた遊歌は一分の迷いもなく男の首筋を狙う。それを黙って見ている男でもない。遊歌が突貫してくることを予見していた男は冷静に、術具であろうナイフで砕月を受け止める。


「テメエも! 罪に穢れて生まれてきた!」

「血が穢れていようと、それを理由に罪のない人を殺していいはずがねえ!」


 遊歌の背後に突如として現れたナイフが肉薄するも、途中で速度を失い、床に張り付けられる。ちょうど、あの日のひったくり犯のように。


 桜下の術具とは相性の悪い男は舌打ちしつつ、右手のナイフを薙ぐ。それを左腕で受け止めた遊歌と男は互いに膠着状態に陥る。


「大月 賢人(けんと)は、大月 愛華(あいか)は罪人だった! それこそ、殺しても飽き足らないほどのな!」

「真貴ちゃんは、何も悪くはないだろうに!」

「かぐっ」


 膠着状態を解除するため、男の右脇腹に正拳突きを放つ。桜下のLv2、戦場の支配者(ボードルーラー)により上がった身体能力は伊達ではない。軽く一メートルは吹き飛んだ男は受け身を取って、ナイフを真貴に向けて速射する。


「無駄だって分からないのかい?」


 先程よりも速度の上がった五つのナイフはしかし、桜下によって叩き落される。

 桜下の気がナイフに逸れた隙に、遊歌にナイフを速射する。依然男から気を逸らしていなかった遊歌は幾本ものナイフの雨を掻い潜る。


「テメエが……! テメエらが! 悪だ!!」


 遊歌を取り囲むように現れたナイフは半円を模り、逃げ場はない。いくら桜下の術具が破格といえども、数百のナイフを捌き切れることはできない。


「ごめん遊歌! お願い!」

「応とも!」


 全力で以て砕月を振るう。何かが千切れるような嫌な音が右腕から聞こえる。右腕が犠牲になるも、正面のナイフすべてが砕月によって返り討ちに遭う。

 力の入らなくなった右腕から砕月が滑り落ちる。金属音が虚しく響く。


 それでも、遊歌は地を蹴り憎々しい男の顔面を殴り抜いてやろうと左拳を伸ばす。


「クソガキがぁ!」

「がふっ」


 遊歌の左の拳はあえなく躱され、代わりに男の右ストレートが遊歌の顔面を捉える。

 男はその場に尻餅をついた遊歌を無視して、眼前に転がる砕月に手を伸ばす。


「させるか!」

「くっ、そが……!」


 桜下が男を地面に貼りつける。人間に対して使用するのは魔力の消費が大きいために、命のやり取りをする場では温存しておくべきなのだが仕方がないと割り切る。


 男は自分を襲う強烈な圧に苦しみながらも、疲弊している遊歌にナイフを再び乱射する。最早狙いなど定めておらず、先よりは少ないがそれでもめちゃくちゃな数のナイフが遊歌に迫る。

 本来なら人間が気を失うほどの圧を受けながらのこの所業は、一重に男の恨みの強さだ。


 手元に砕月はなく、桜下も男に対する術具を解除することができない。せめて、桜下の術具適性がAであればと、望みの絶たれた顔を呈する桜下。


「砕月っ……!」


 咄嗟に砕月を呼び寄せるも、数瞬間に合いそうにない。

 万事休すか。


 遊歌が目を閉じる。桜下が手を伸ばす。真貴がそれを、ただ、何もせず見ている。


 怖い。術具が怖い。戦うことが怖い。

 目の前で両親が殺されたあの日から、一度たりとも忘れたことのない恐怖心。自分の術具は視界から外すことができるが、他人のそれはそうはいかない。

 六技能を見た大人が天才だと持て囃したけれど、それが生んだのは歓喜ではなく恐怖。西行学園に通うと決まった日は眠ることができなかった。友達も、知り合いもいない。なのに、怖いものが無数に存在する。


 でも、通ってみると楽しくて。

 坂上先輩は怖いけれど優しくて。藤原先輩はいつも笑っていて。ヴァ―ミリオン先輩はとても真面目で。赤い髪の先輩はお調子者で。

 服を買ってもらった時は申し訳なかったけれど嬉しかった。ちょっと優しくてちょっぴり怖い先輩たちと過ごした時間はとても楽しかった。


 楽しかったから、失いたくない。


 今救えるのは自分だけだ。足を動かせ腕を振れ。


 「術具よりも(・・・・・)戦うことよりも(・・・・・・・)失うことが怖い(・・・・・・・)」から。



「お願い! 白金剣(プラチナ)!!」



 目を閉じた遊歌に突風が吹きつけ、激しく髪が揺れる。

 何が起こったのかについて、目で情報を得ようと目を開けてみれば、迫っていたはずのナイフはひとつ残らず掃射されていた。一体誰が、という疑問が生まれるも、それはすぐに自答した。


「はあっ! はあっ!」


 真貴だ。手には先日の銀で統一された剣とは違い、白金の刀身に金で装飾が施された豪奢な刀剣へと姿を変えていた。

 Lv3だと、遊歌は直感的に感じた。


「さかっ、がみ……せんぱいっ……!」


 今の一撃に魔力のほとんどを消費してしまったのだろう、息も絶え絶えに遊歌を呼ぶ。


 後輩の急成長に目を剥く遊歌は返答も忘れて座りつくす。


「ご無事……ですか……?」

「あ、ああ、ありがとう」


 白金剣を杖代わりにしてようやく立っている真貴が自分を心配するのは不自然だと思いつつ礼を言う。驚きで忘れてしまっていたが、遊歌はたった今、真貴に命を救われたのだ。


「良かった……」


 男が圧に耐えきれず気を失ったことで、やっと気を緩めた桜下はへたり込む。遊歌もこれでこの事件は終わりだと、床に背を預けた。


「ああクソ。格好悪いなあ……」


 格好つけて守ると啖呵を切って、二対一で挑んだのに最後にはこのざまだ。遊歌は改めて自身の力不足を実感した。今はLv2でも何とかLv3の一部の面々とやりあえている。だが、今回のような殺意の塊が相手になる場合はどうしてもあと一押しが足りない。


 自分で自分が分からない。

 術具のLvが上がる条件は魔術士の心と体の一致だ。自分の心の奥底にある願い、あるいは欲望に素直に従うことがLvを上げる条件。

 勝ちたいと、負けたくないと心の底から思っているはずなのに、砕月は何も答えてくれない。遊歌がLv2になってから、十年が経とうとしているのに。


 あまり悩むのも性に合わないと、遊歌は静かに目を閉じた。



 この後、駆けつけた匠により、男は拘束され警察に突き出された。曰く、七年前の大月家夫妻殺人事件も同一犯だということで、警察が追っていた男だったらしい。

 結局、瞬間移動の魔術士については判明しなかったが、この事件は一件落着という形に相成った。

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