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夜半の蛍は砕月也  作者: 白谷 衣介
一章 夜半の蛍
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三話 二人と一人

 桜ヶ峰駅にいち早く到着したのは遊歌だった。思いの外用事が早く済んだため、桜下と別れた後に駅の周りで時間でも潰そうかと思い、一時間も早く駅に到着したのだった。


 辺りを見回して、ゲームセンターを見つけた遊歌は無邪気な笑みを浮かべる。

 遊歌がゲームセンターでやることはひとつ。パンチングマシンの記録更新だ。桜ヶ峰のゲームセンターは最近開店したばかりで、この近辺では規模が大きいことから、学生から人気を集めている。それはつまり、まだ遊歌が行ったことがないということ。であれば記録更新のし甲斐があるというものだ。


 遊歌は足取りも軽やかにゲームセンターへと向かった。





 時刻は午前十時三十分。既に集合時間から三十分も経過している。

 だというのに、集合場所に姿を見せない者が一人いた。


「何やってるんだ遊歌は」

「何かあったんでしょうか……」


 二人が揃ってからで考えると、四十分が経っている。その間、何度か遊歌の携帯電話に連絡しているのだが、音沙汰はない。真貴が事件に巻き込まれたのではと心配し始めたその時、ゲームセンターから出てくる見慣れた姿があった。


 遊歌は遅刻していることを知ってか知らずか、二人を見つけるなり駆け出した。


「悪い悪い。思ったよりも一位を獲るのに手間取ってさ」


 悪いと言いつつも、まったく悪びれた様子ではない。人を数十分も待たせておきながらこの態度である。流石の桜下のもこれには口出しせずにはいられなかった。


「遊歌、もうちょっと何かあるだろう」

「詫びになるかは分かんねえけど、今日の飯代とかは僕が出すからさ、それで勘弁してくれよ」

「そんなお金があるのかい?」

「昨日小遣いを母さんに貰ったからな。今の僕はブルジョアだぜ」


 今回は彼女と後輩がいる手前、格好つける意味合いも込めて遊歌はそう言った。


 ちなみに、遊歌の月の小遣いは月に一万であり、そこから前の月に上がった序列掛ける五千だ。四月は十勝しているので、遊歌の今月の小遣いは計六万ということになる。アルバイトをしていない高校生からすれば破格に違いなく、遊歌自身あまり金を使う人間でもないので、そのほとんどは貯金へと回っている。それ故だろう、こんな強気な台詞が言えるのは。


 後輩としては、ここは素直に奢られて後で礼を言うのが筋だが、真貴に奢られるような度胸はない。ここは断ろうとおずおずと手を挙げる。


「……あの、わたし、自分で出します……」

「遠慮とかいいから。貸しってわけでもないし、これはただの詫びだから」

「で、でも……先輩にわたしの分のお金を出していただくわけには……」

「真貴ちゃんたちを待たせた時間代だと思って、な? このままじゃ先輩としての立場がねえから、その為にも頼むよ」

「う、は、はい」


 遊歌のどうしてもという姿勢に気圧され、渋々了承する。

 すると遊歌はニッコリ笑って、「さあ行くぞ」と言わんばかりに先導した。





 最初の目的地である大型ショッピングモールにやって来た遊歌たち。レディーファーストだと言った遊歌の言葉に従った女子二人は服を見に来ていた。一人男である遊歌は周りからの奇異の視線を浴びつつも、呑気にあくびをしている。


「今日は真貴ちゃんにおしゃれさんになってもらおうと思う」

「わたしがおしゃれ……ですか?」

「そうそう。制服なんていう、味気ない服装じゃあ駄目だ。幸い、お金は気前の良い先輩が出してくれる。気に入ったものを好きなだけ選ぶといい」

「流石に無制限ってのは財布的に厳しいんですけど……」

「そこにATMがあるだろう?」


 ニッコリと笑う鬼畜。どうやら、遊歌が大幅に遅刻したことに対して怒っているようだ。それを察した遊歌は仕方がないと割り切って、後輩のファッションショーに付き合うことにした。


 現在の真貴の服装は制服。遊歌と同じ理由で着て来たのではないだろうが、女子としては大変まずいと考えた桜下が真貴に合いそうな服をいくつか選ぶ。


「真貴ちゃんは僕と違って女の子女の子してるから、可愛らしいのが似合うと思うんだけどっと」


 そう言う桜下が持ってきたのは若干フリルが多めの、ゴスロリを薄めたような服だった。


「えっ、わっ、わたしが……これを……?」

「当たり前じゃないか。ほらほら早く着替えて」

「わっ」


 真貴が無理矢理試着室に押し込められてから待つこと数分、着替えたであろう真貴がカーテンの隙間から顔を覗かせる。


「あの、着替え、終わりまし――」

「そーれっ」


 真貴が言い終わる間もなく、桜下が試着室のカーテンを大げさに開ける。

 予想外の出来事に驚いた真貴は思わず、出口に背を向けてしゃがみ込んだ。


「ほーら、ちゃんと前向いて立って。じゃなきゃ可愛い真貴ちゃんがよく見えないよ」

「……あ、うう……」


 ゆっくりと前を向いて立ち上がった真貴の顔は長時間サウナに入っていたかのようだ。遊歌は湯気を幻視した。

 スカートの端を思い切り握って顔を俯ける真貴を見て、遊歌が一言。


「桜下、着てくれ」


 純粋な願いだった。


「こういうのは、可愛らしい女の子が着るから似合うのであって、僕みたいなボーイッシュ系が着たところで……」

「お願いだ。頼む」


 遊歌の表情は真剣そのものだった。心の底から、本心からの願いだということが真貴にも感じ取れた。と同時に少し引いた。


「……もう」


 観念した桜下は自分に合ったサイズのものを持って来て、真貴の隣の更衣室に入っていった。

 桜下がいなくなったことによる沈黙に耐えかねた真貴は勇気をふりしぼって、遊歌に服の感想を聞いてみることにした。


「えと、坂上先輩、わたしは、どう……ですか?」

「似合ってると思うぜ。服に関心のない僕が言っても説得力がないかもしれないけど」

「い、いえ! ありがとうございます!」


 思い切り顔を横に振って否定の意を示す。初々しいというか、庇護欲をそそるというか、兎に角、遊歌にとって真貴はとても微笑ましい。

 遊歌が顔を赤くして目線を泳がせている真貴を眺めるながら呆けていると、桜下が入った試着室のカーテンが勢いよく開いた。


「ど、どう? かな?」


 さっきまでの桜下のカジュアルな服装とはうって変わって、非常に「らしい」服装に、桜下自身も耳まで赤くしている。


「控えめに言って、抱きたい」


 女子二人の顔がもう一段階赤くなった。


 公共の場で平然とそう言い放った本人は何も気にしていない様子だ。より一層強くなった視線を肌に感じているだろうに、けろっとしている。


「あ、あ……うぅ」


 桜下は柄にもなく、顔を両手で覆って声にならない声を漏らす。隣にいる真貴は顔を赤くしたまま思考停止してしまったようで、口を小さく開けたまま突っ立っている。

 このままでは流石に時間を浪費するばかりだと危惧した遊歌は立ち上がり、二人の頬を優しく数回叩いた。


「ほら、一着でこれだけ時間食ってたら日が暮れるぜ?」

「あ、ああ! うん! そうだね!」


 遊歌の一言で我に返った二人は、元々着ていた服に着替えると、今度は遊歌に意見を求めることなく試着をするようになった。

 そして暇になる遊歌。女子二人があれやこれやと言いながら着替えるところを見ていても面白くないので、一旦店を後にして、何か面白そうな場所はないかと辺りをうろつく。


 辺りを見回しても、これといって遊歌の気を引くような店はない。

 女子の買い物は長いという話を信じて、遊歌は一階にある食品売り場へと足を運ぶことにした。


 エスカレーターを下り、食品売り場に到着した遊歌はとある二人を見つけて手を振った。


「匠と誠じゃん。何してんだよこんなところで」


 遊歌が見つけたのは遊歌の師二人だ。匠はいつもと同じ、長いコートにスリットを入れた服、誠は爽やかな雰囲気でまとめた私服だった。匠の薄い表情とは違い、誠から生気が抜けていることから、せっかくの休日に無理矢理連れ出されたとうかがえる。そんな誠を見て、哀れみはするも助けようとは思わない。匠から逃げ切れる可能性が塵芥すら存在しないからだ。


「食材の調達だ。こいつは荷物持ちとして連れて来た」

「遊歌……助けてくれ……」

「籠を見るに、今日の晩飯はすき焼きか?」

「ああ。この前は藤原家に世話になったからな。今日はうちで両家が集まる。あまり遅くなるなよ?」


 誠の懇願がまるで聞こえていないかのように話が進む。眼鏡から覗く目は死んでいた。


 籠を眺めて晩御飯の内容を当てた遊歌は籠にあるものが入っていないことに気付く。


「あれ、金平糖は?」

「手前で買え」


 たった六音で切り捨てられた遊歌はわざと聞こえるように舌打ちをする。この女は自分の好物が金平糖だと知ってこう言っている。まこと性格の捻じ曲がった女だ。

 仕方がないので、二人とはここで分かれて自分で金平糖を買うことに決めた。


「けっ。分かったよ。じゃあ、また後で」

「うむ。面倒事に巻き込まれないようにな」


 二人と分かれた遊歌は早足で金平糖が売っているエリアへと急いだ。売り切れるようなことはまずないだろうが、それでも遊歌は一刻も早く金平糖を手にしたかった。最近はこういった事前に集まると決めて食事会をしていなかったので、必然的に金平糖を口にする機会が少なかったからだ。


 金平糖が詰められた瓶をひとつ手に取って、一転、ゆったりとした足取りでレジへ向かう。


 金平糖を購入した遊歌は、どこか満足気だった。





 遊歌が戻って来るのと、女子組の服の選定が終わったのはほぼ同時だった。


「お待たせ。これだけあるけど、大丈夫かな?」

「ま、まあ、何とかなる……と思いてえなあ……」


 桜下から二人分の服を受け取る。ざっと値段を計算して、十万は下らないだろう。しかし遊歌、こうなることを見越して金平糖を買った時に、ついでにいくらか貯金を下していた。おかげで、遊歌の財布は今までにない膨らみを見せている。

 ひたすら頭を下げる真貴と、どこか申し訳なさそうな桜下に背を向けて、遊歌は本日二度目の会計を済ますためレジへ向かった。


「一一二六八〇円になります」





「すみません! 必ず何かお返しします!」

「いいよいいよ。それより、そろそろ昼飯食いに行こうぜ?」

「僕が言うのも何だけど、本当にファストフードでいいからね?」


 二人の優しさが身に沁みる。だが、ここまで来てしまった以上、ファストフード店で適当に昼食を済ますという選択肢は遊歌の中にはなかった。貯金はまだある。ならばまだ戦える。今日という日はどういうわけか、遊歌の中で決闘に近しい存在になっていた。


「適当なファミレスにでも行くか?」

「お願いだからファストフードにしてくれ。痛々しくて見ていられないよ」

「本当にすみません……」


 何故二人が泣きそうになっているのかがてんで理解できなかったが、女を泣かせては男の名折れ。遊歌は仕方なく折れることにした。

 フードコートで腰を下ろした三人は落ち着いてから、女子は席の確保のために遊歌に注文を任せた。


「なんていうか……調子に乗りすぎたね……」

「……はい。坂上先輩、なんだかやけになってそうでしたし……」


 遊歌が席を外した瞬間から反省会が始まった。

 桜下は遊歌に褒められると期待して、真貴はこういった場が初めてで、歯止めが利かなかった。そして気付けばあのざまだ。本当に申し訳ない。特に桜下は彼女という立場に甘えすぎたと猛省している。


「遊歌に嫌われる、ようなことは……ない……と思う…………けど……」

「大丈夫ですよ! 坂上先輩は優しいですから、これぐらいで嫌ったりは……」


 言っていて、自分たちが何をしたかを改めて理解する。理解してしまった故に、自分が如何に無責任な言葉投げかけようとしているかに気付き、口ごもってしまう。


 二人が座っているテーブルの辺りに鬱屈とした空気が満ちる。それを感じ取った客は二人の周りに座ろうとせず、結果として、二人だけが異様な空気に取り残されたように見えた。


 そんな葬式にも似た雰囲気の中、今日一番の被害者が戻って来た。


「なんだこの空気。誰か死んだのか?」

「……遊歌」

「なんだよ。そんな震えて」


 桜下の今にも泣きだしそうな声に困惑する。一体自分がいない間に何があったのか、気になって仕方がない。もし原因が素知らぬ誰かであるのなら、一度シメてやろうと思いもする。


 遊歌が着席するのを待って、桜下は口を開いた。


「……僕のこと……好き?」


 突如投げかけられた質問に、周りの客の視線が桜下に注がれる。それを感じた遊歌は苦い表情をするも、これを桜下に見られると事態がさらにややこしくなるので、即座に表情を柔和なものに整える。


 ある種この事態を引き起こした原因であり、この場から逃げ出したい一心である真貴は、桜下と遊歌の顔を交互に見ながら微かに震えている。


 遊歌は大きく息を吐いてから、


「好きだよ。大好きだ。誰よりも、何よりも」


 そんな台詞を恥ずかし気もなく言い切った。

 遊歌が握った桜下の手は、いつしか震えることをやめていた。


「……ごめんね、本当にごめんね」

「うっせえ。さっさと食って次どっか行くぞ」

「うん」


 言ってから恥ずかしくなったのか、顔を赤くしてハンバーガーに噛り付く。そんな遊歌を見て、真貴は安心してほうと息を吐いた。


 そんな微笑ましい空気を、一人の男がぶち壊した。


 短い悲鳴を聞きつけて、そちらを向いて見れば、尻餅をついた女性と鞄を抱えて走り去ろうとする男の姿が目に入った。


「桜下、任せていいか?」

「ああ」


 ひどく、冷えた声色だった。


 理解の追いつかない真貴を差し置いて、桜下は男に掌を向ける。


 瞬間、男が何かに押し潰されたかのように地にへばりついた。


「よいしょ」


 先程までの甘い雰囲気は消え、遊歌と桜下からは異様なものが感じられた。

 それはまるで、憎しみのような。


 立ち上がった桜下が、今なお床を抱いている男に歩み寄る。真貴の理解はまだ追いつかず、呆けていることしかできない。


「ねえ、泥棒さん」

「な、んだ……お前……っ」

「僕さ、泥棒さんのこと、殺せるんだけど、どうする?」


 普段の、温和な桜下からは想像できないような台詞と声色で、男に語りかける。

 どうしていいか分からない真貴は救いを求めるかのように遊歌に視線を移すも、遊歌は買って来た葡萄味の炭酸を呑気に飲んでいた。

 けふ、と小さくおくびを吐いて遊歌は言う。


「ほっとけ。あれがどうなるかはあれ次第だ」

「あ、あれって……」


 いくら犯罪者といえども、人を「あれ」扱いする遊歌に言い知れぬものを感じた。


 真貴が動揺している間にも、男は時間の経過とともに苦悶の表情をより濃くしていく。何らかの形で男を押さえつけている力が強くなっているのだろう。それを間近で見つめる桜下の表情は無そのもの。まるで、こうなっているのが当たり前だと言わんばかりの。


「ねえ、訊いているんだけど、答えないのかい?」

「……かった、分かった……から、助け……!」

「敵に助けを求めるのは間違っているだろう」


 そこで漸く男は圧から解放される。全身を襲う激しい苦痛に、男の中にあった悪意は恐怖へと塗り替えられていた。


 曲がりなりにもひったくりを捕らえたというのに、桜下に注がれる視線は称賛を送るものではなく、恐怖だった。その場にいた誰もが――もちろん真貴も――桜下のこの一面に恐怖を隠しきれない。


「ご馳走様」


 遊歌の声がいやに響く。


 結局、この場の沈黙を破ったのは駆けつけた警官だった。





「なんか、悪いな。せっかくのショッピングがこんな形になって」

「……は、はあ……」


 否定ができなかった。あの時の二人の雰囲気に飲まれてしまった自分では、否定する権利はないと、無意識に思ってしまった。

 何故二人があの男に憎しみに近しい感情を剥き出しにしたのか、何故男が突然床に引き寄せられたのか、何一つとして真貴の理解が及ばない。真貴のトラウマを拭うための今日のショッピングは、かえってトラウマを増やすという結果になってしまった。


「もうどこかに行くような感じじゃないし、今日はお開きにしようか」

「そうだな。厄日かっての」


 桜下の言う通りだった。真貴はすっかり怯えてしまい、遊歌と桜下も興が削がれたとばかりに気分が落ち込んでいた。


「僕は用事があるからもう少しここに残るわ。桜下は真貴ちゃんを送っていってあげてくれ」

「ん、分かった。ささ、真貴ちゃん、帰ろうか」

「えっえっ? なっ、ど、どうしてそんなに」


 そそくさと帰ろうとする桜下に戸惑うも、抵抗はできずに連れられて行く。


「面倒事に巻き込まれないようにな」


 匠と同じ台詞で二人を見送る。二人が見えなくなってから、遊歌は人気のない裏路地の奥へ奥へと進んでいく。

 そして、鍵のかかっていない廃屋を見つけるとそこに入って行く。


「で、何の用だ?」


 何を見るでもなく、まっすぐに正面を見つめる。

 匠は、桜下は、遊歌は気付いていた。自分たちを監視している者がいることに。だからこその匠と遊歌のあの台詞だ。結果として遊歌は巻き込まれてしまったが、女子二人を逃がすことができたのなら僥倖。


「君らは何が目的だ? 僕を攫うことか? 金が目当てか?」


 答えは返ってこない。


「なら、引きずり出してやる。砕月・月下蛍」


 砕月を顕現させた遊歌は転がっていた適当な小石を拾い上げる。それを気配のする方へ全力で投擲。すると、小石はまるで弾丸のように唸りを上げて直進する。相手がどう動くにしろ、行動を起こせば目視で正体を確認できる。

 そう考えて出方を伺った。


「……?」


 しかし、気配はその場で霧のように消え、小石は廃屋の壁を粉砕するのみだった。何らかの術具の能力だろうが、気味が悪い。


 監視の視線も同時に消えたこともあり、遊歌は疑問を抱えたまま帰路についた。

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