第三話
私は国王陛下に命じられ不老不死の研究をしている王立図書館の研究員
今日は不老不死の一歩手前のある研究を手伝う
薬に使う材料の採取をしにいく、少し行ったところの山に材料がある。
今回は食べてはいけない食材についてだその食材はナヨナヨシビレシイタケ
名前からわかるとおりきのこには種類があって色が特別にカラフルなシイタケは毒があるとされているがこのナヨナヨシビレシイタケはマツタケに似ていてまったく区別がつかない。
時間が解ければ麻痺はなくなるが、麻痺している間に熊に襲われることからもっとも危険な食材とされている。
よく新人の冒険家なんかはこのシイタケにやられると報告にあり、民歌になっているぐらい有名な話だ。その民歌がこういう風に歌われている
ナヨナヨシイタイケ食べるとしびれ
熊が現れかぶりと食らう
シイタケ見分けがつかず
食べるとしびれ
最後は熊に食われる
今回も新人冒険者がこのシイタイケを食べて熊に襲われ命を失うことになる
胞子を撒き散らすキノコは風に乗ってどこにでも生えるため隣の国から風に乗ってこの地方にはえることも珍しくないと聞く。
私はそのナヨナヨシビレシイタケを使った薬を作るため山に採取しに行く
主に風邪を引いたときの痛み止めとして使うのだがアトリエの在庫がなくなり、補充しなければならない。
兵を引き連れて採りにいくと色んな食材がありシイタケを判別するのはわかりにくい。特にナヨナヨシビレシイタケは普通のシイタケに似ているため見分けがつかない
探しているうちに10個手に入った。薬にするには量が少ないので、一晩泊まる事にした。
事件は起きた。兵が普通のシイタケだと思い食べたのがナヨナヨシビレシイタケだった。
帰りがあまりにも遅いので私は巡回の兵に探すよう頼む
熊はゆっくりとその兵に近づく、おそらく痺れが効いている間近づいて“かぶっ”と食いつくつもりだ。
兵が熊に食われそうになるところを発見するとたいまつを使って追っ払う
熊は怒り兵士に襲い掛かる。たいまつの火を投げつけると草木が燃え熊は炎に包まれるが、火を恐れた熊はすぐに立ち去る。
もう少しで食われそうになるところを助けしびれた兵を二人で担いでキャンプに帰った。
私は戻ってきた兵士の報告を聞いてすぐに解毒薬を作り彼を介抱した。
「もう大丈夫だこれを飲めばすぐに楽になるからな」と言い
兵は涙目で感謝するのであった。
私はその表情が忘れられなかった。薬を作っていてこれほど役に立つとは改めて実感した。




