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6話 まどろみ
にじり寄る魔剣女たちを盾にした野党たち。
テオは引けば彼女たちが斬られるとわかっているから、退くに引けなかった。
「ひゃはははは! 魔剣女を道具として割り切れないのならテメェに未来はねえ!」
「魔剣女は道具じゃない!」
「あめぇんだよ!」
ヴァルターの振り下ろした魔剣がテオの胸を切った。
◇◆◇◆
「テオ!」
その瞬間をカーヤは見ていた。自分を救った魔剣士が切り伏せられそうになる瞬間。
「ありがとう」
突風が巻き起こり、同時に野党3人が倒れた。
◇◆◇◆
カーヤに気を盗られた野党たちの隙をテオは見逃さなかった。
針様剣。また針のように鋭い突きを放つ剣帝技によって、彼らの顎を砕いたのだ。
しかし、
(血を失った)
意識は暗転してしまう。
「テオ!」
(ありがとう)
心の中で再び感謝を述べて溶けていく。




