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19話 自慢
他方、カーヤはある魔剣女に絡まれていた。
「貴女、無手のテオと一緒に入学した魔剣女よね?」
「えぇ。一緒に旅をしてきたので」
「私は、ミュルテ! 私は、貴女を認めないわ!」
「は、はぁ。とりあえず仲良くして頂けるということですか?」
「なんでそうなるのよ!」
ブロンドの髪が舞った。
「私、学校って始めてで……。声をかけてもらえただけでも嬉しいなぁって、思っちゃったり」
「貴女、変わっているわ」
「テオにも言われました。そんなこと」
「私の能力は空間転移よ! 彼のような優れた魔剣士にぴったり! 貴女、契約を解除しなさいよ!」
「解除も何も、私彼とは契約してませんから。自由になさればいいかと……」




